この週末。いよいよ第79回米アカデミー賞が発表になります。
今年の作品賞候補は以下の5作品。
・ 「バベル」
・「ディパーテッド」
・「硫黄島からの手紙」
・「リトル・ミス・サンシャイン」
・「クィーン」
この中では1本しか観ていないためなんとも評価のしようがないのですが、絶対的なものがなく、穴もありそうで、監督賞と作品賞が別れたりして無難なところになるのか、なんともこの混沌さが面白みの元でもあったり。主要なところは 「バベル」、「リトル・ミス・サンシャイン」、「クィーン」あたりが分け合うのではと予想しております。
Disneyがらみでいくと、実写では「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」が美術賞、音響賞、音響編集賞、視覚効果賞。長編アニメは「カーズ」が長編アニメ賞とオリジナル歌曲賞(“Our Town”)。「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」はどれかひとつくらいは、そして「カーズ」は長編アニメ賞を獲るでしょう、という感じでしょうか。
あと、"The Little Matchgirl"。ロジャー・アラーズとドン・ハーンによるこの短編がノミネートされてますが、5作品のなかから栄誉を勝ち取ることは果たしてできるのか。さらにGary Rydstromによる"Lifted"。王国は威信を示せるか?
今年は個人的にはイマイチ盛り上がっていなかったりするのですが(作品がというより個人的な余裕がない...)、たぶん受賞作のニュースをチェックするヒマもなく、時間が過ぎ去っていくことでしょう...
なお、画像は2005年訪問時のアカデミー賞授賞式会場、コダック・シアター。なんかすげぇ懐かしい。盛り上がる会場周辺の画像、チェックすることはできるのだろうか... って、なんか後ろ向きな発言ばかり...
・79th Annual Academy Awards (OSCAR.com)
映画賞としてはやはりアカデミー賞が一番の注目ですが、今はそのアカデミー賞の前哨戦が発表になってきています。圧倒的な作品がなく予想して楽しむにはいいのかもしれません。で、アカデミー賞にもアニメ賞があるため注目はそちらにいきがちですが、アニメの賞としては「アニー賞」というのがあり、その2006年の受賞作が発表になりました。
2006年、作品賞は以下の作品がノミネートされていました。
・"Cars"(Pixar Animation Studios)
・"Happy Feet"(Warner Bros. Pictures presents in association with Village Roadshow Pictures, a Kennedy Miller Production in association with Animal Logic Film)
・"Monster House"(Columbia Pictures Presents an ImageMovers/Amblin Production)
・"Open Season"(Sony Pictures Animation/Columbia Pictures)
・"Over The Hedge"(DreamWorks Animation)
まぁ、制作チームとしてはディズニー、ピクサー、ドリームワークスなんかが常連で毎年作品が候補にあがっています。さすがに90年代はディズニー作品が圧倒的な強さを誇っていました。そしてもちろんピクサー作品も。「美女と野獣」(1992)、「アラジン」(1993)、「ライオン・キング」(1994)、「ポカホンタス」(1995)、「トイ・ストーリー」(1996)、「ムーラン」(1998)、「トイ・ストーリー2」(2000)などなど。
ピクサー作品も前出のトイ・ストーリー以外に「ファインディング・ニモ」(2003)、「Mr.インクレディブル」(2004)などの作品賞受賞作があります。
1999年は「アイアン・ジャイアント」、2001年の「シュレック」、そして2002年には「千と千尋の神隠し」など、注目作も受賞しています。ここ2年は「Mr.インクレディブル」、「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」と共に10部門を独占する圧倒的な強さの作品が続きましたが、2006年は分散されたようです。
「カーズ」は作品賞、音楽賞(ランディー・ニューマン)のみだったでしょうか。監督賞のジョン・ラセター氏は惜しく落選となりました。ピクサー・ファンとしてはちと残念な結果ではありますが、作品賞はとれたことだし、まぁヨシとしますか。
なお、Winsor McCay Award にアンドレアス・デジャ氏が選出されていたことはDisney好きにはうれしいニュースです。
ドリームワークスは"Flushed Away"(邦題「「マウス・タウン/ロディとリタの大冒険」2007年日本公開予定)、"Over The Hedge"(邦題「森のリトル・ギャング」)と2作が候補となっていましたが、両作品もそれぞれ複数の賞を受賞するなどの活躍もありました。一時は第3の勢力?とも思われたBlue Sky Studiosは「アイス・エイジ2」を擁しながら、今回は縁がなかったようです。
それにしても、ここ数年を見てもやっぱ2002年の激戦がめだってますね。「千と千尋の神隠し」の他、「アイス・エイジ」、「リロ&スティッチ」、それに「モンスターズ・インク」が揃っていたわけですから。
これから公開予定の「マウス・タウン/ロディとリタの大冒険」はドリームワークスと「ウォレスとグルミット」で知られるアードマンによる作品。これまで「チキンラン」、「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」そして本作「マウス・タウン ~」と組んでいたわけですが、すでに5本契約の3本制作時点で提携解消のニュースもあります。なかなか難しいですな。
来年はディズニー本体が"Meet the Robinsons"(邦題「ルイスと未来泥棒」)、ピクサー・チームが"Ratatouille"(邦題「レミーのおいしいレストラン」)も控えておりますが、さぁどうなるのでしょうか。ブラッド・バード氏の連続受賞などの期待もありますが、果たして...
・Annie Awards 2006(Official)