12月最後の北米映画興行成績エントリー。久しぶりに月曜夜のポストだ。映画のからみでトラックバックなどいただいてみたり(thanks)、なんかblogっぽくなってきたか、このサイトも(笑)。
2004年の北米映画興行収入は過去最高になるとのニュースも公開されています。"Shrek2"(「シュレック2」)、"Spider-Man 2"(「スパイダーマン2」)といった超ヒット作の続編、メル・ギブソン渾身の一作"The Passion of The Christ"(「パッション」)、現代ファンタジーの映画化シリーズ最新作"Harry Potter and the Prisoner of Azkaban"(「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」)、そして11月公開の"The Incredibles"(「Mr.インクレディブル」)と上位はどれも今年稼いだ映画がならび、過去最高というのも頷けるものですな。"Shrek2"はトータルでも"E.T. The Extra-Terrestrial"を超えて歴代3位まで浮上。スゲェ。
さて、12月最後の週末、クリスマス・シーズンまっただ中の興行成績首位は予想通りの作品がゲット。
・Weekend Box Office Estimates (U.S.)Dec 24 - 26 weekend(Yahoo! Movies - Box Office and Buzz)
首位の"Meet the Fockers"。前作以上の出演陣を揃え貫禄のトップ奪取ですな。ロバート・デ・ニーロは制作も兼ねるなどノリノリなんでしょうか、このシリーズ。アメリカ人好みなんだよなぁと思わせるこの作品はその共演陣の面白さか、各メディアの評判はそれほど良くないように見えますが、見事1位でした。
2位の"The Aviator"は先週の限定公開から拡大公開に切り替わり順位こそ14位から4位まで上げたものの、イマイチな感じ。拡大公開とはいえ同じミラマックスの"Darkness"(6位)と同じ公開劇場数ということもありノビは今ひとつ、ですな。マーティン・スコセッシの名前も、レオ様(って最近こういう呼び方って聞かねーな)の威力もトーンダウン、でしょうか。
7位の"The Polar Express"もクリスマスを終え、お疲れ様って感じでしょうか。粘り強く上位キープでビックリの1本でした。
先週5位の"Blade: Trinity"は一気にトップ12を滑り落ちましたな。もう続編はないでしょう(汗)。さよならー。
さて、今年の公開は29日あたりから数本を残すのみ。
個人的には「イル・ポスティーノ」で知られるマイケル・ラドフォード監督の"William Shakespeare's The Merchant of Venice"に注目。シェイクスピアの「ヴェニスの商人」の映画化で主演はアル・パチーノ、ジョセフ・ファインズら。ジョセフ・ファインズといえば「恋に落ちたシェイクスピア」が思いつきますが、「エリザベス」なんて作品にも出演しててやっぱこういうコスチュームもの映画は好きなのかしらん、とか思ってしまったり。
すでにご承知の通り、シェイクスピアの喜劇であるこの物語は、ユダヤ人の金貸しシャイロックの証文にまつわる裁判のお話しと、女性相続人の心を射止めようと奮闘する若者のお話が中心。シャイロックをアル・パチーノが、商人アントーニオをジェレミー・アイアンズが、遊民バサーニオをジェゼフ・ファインズが演じるという何とも渋~い配役。ヒットはしないでしょうが(っておまえがそこまで言うか)、作品的には面白そうな感じがします。Officialサイトも格調たかーい雰囲気たっぷりでッス。
"In Good Company"は監督が「アメリカン・パイ」のポール・ウェイツ、出演はデニス・クエイド、トファー・グレイス(二人は2000年の「トラフィック」で共演済み)、スカーレット・ヨハンソンら。コメディ作品とのことですが、ちとびみょーな感じがします。
その他、ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ共演の"The Assassination of Richard Nixon"、ジョン・トラボルタ、スカーレット・ヨハンソン(上記に続いてまたでてきたね、このねーちゃん。あ、彼女は「ロスト・イン・トランスレーション」のあのお姉さんだ。ゴールデン・グローブ賞の女優賞にもノミネートされてますね、この作品で)共演の"A Love Song for Bobby Long"などが公開予定。
なんとも地味~な感じがいっぱいですが、どんな順位になるんでしょうか。
・"William Shakespeare's The Merchant of Venice"(Official)
・"In Good Company"(Official)
・"The Assassination of Richard Nixon"(Official)
・"A Love Song for Bobby Long"(Official)
最近、以前それもかなり前の映画が劇場で公開されており映画ファンにはたまらない状況が。
毎年年末には「銀座テアトルシネマ」で名作の公開がされていて楽しみだったんですが、この年末年始は予定なし。でも。実は名作の劇場公開があるんですよね。東京で、1館だけで、なんですけど。
その作品は1960年制作の西部劇 "The Magnificent Seven" 「荒野の七人」 だ。公開劇場は新宿ジョイシネマ3。公開開始は12月25日、つまり明日から。
これまた当然のようにDVDを所有している筆者ですが、行くしかないでしょう。気持ちはいく気満々なんですけど、いつ行こうかな(汗)。果たして何回観ているのか、さっぱりわかりませんが、この作品にもいろんなエピソードがあって(ユル・ブリンナーの王様気取りとか、マックィーンの隠れた自己主張とか、書き切れんが)、それらの裏話もいっしょにひっくるめてこの作品のもつ面白さを堪能したいもの。
ガキんちょの頃はやっぱスティーブ・マックィーンが一番好きだったけど、チャールズ・ブロンソンもカッコいいし、ジェームズ・コバーンやホルスト・ブッフホルツ、ロバート・ボーン、ブラッド・デクスターそれぞれがベストな配役だし、イーライ・ウォラックもいい味だしてる。ガンさばきの見事さやエルマー・バーンスタインの素晴らしい音楽、そしてジョン・スタージェスの名人芸といえる演出ぶりで西部劇映画において燦々たる輝きを放つ本作。
なお、2004年12月22日にはDVD「荒野の七人 アルティメット・エディション」が発売になっていたりする。2枚組のこのアルティメット・エディションは特典映像は既発売品(「荒野の七人 〈特別編〉」)と一部重複しているかもですが、音声がdts仕様になっていたりでまたもや買わせるか、な状況。
この作品をもう何回も観てる方は当然DVDなんかは持っていることと思われますが、やはり劇場の大スクリーンでの鑑賞は必至。メイキング等の事前チェックで気分を高揚させてから劇場へ行きましょう!(笑)
楽しみだが、いつ行くか....ううむ... 悩む...(汗)
週1回の北米映画興行成績エントリー。結果は知っていながら昨日もポストする元気なく...
12月3週は実績ある俳優によるコメディ作品登場で差がハッキリするかと思いきや、そうでもなかったですね。
・Weekend Box Office Actuals (U.S.)Dec 17 - 19 weekend(Yahoo! Movies - Box Office and Buzz)
ジム・キャリーは日本ではそんなでもないですけどアメリカではけっこうな人気者。派手なアクションのコメディからシリアスなものまで幅広く演じるようになりましたが、この新作"Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events"は今までの状況からすると物足りない感じなんでしょうか。さすがに公開劇場数にモノを言わせて(?)興行成績こそトップをゲットしたものの、その数字は今までのと比べると勢い無い?個人的にはそれほど思い入れ強くないのであまり気になってませんが(汗)。
以前の勢いが無い、ということでいくと2位の"Ocean's Twelve"も同様かも。今回もスター勢揃いで制作されたこの続編、1週目トップは誰でも想像できたでしょうが、2週目の数字がガクッと落ちたのは予想できなかったのでは? 個人的には観に行くかもしれませんがそれほど期待していなかったり。前のソダーバーグ監督はけっこう好きだったけど。
そしてまだまだ頑張る"The Polar Express"。ものすごい粘りだ。時期的なものも多少考慮してもいいかもしれませんが、もうちょっと公開が後だったらもっと1週目から成績よかったかも?
前回エントリーでふれた"The Flight of the Phoenix"はやっぱここまでかなぁ。しっかりとしたオリジナルのリメイクは難しいですな。表現技術が進化したとしてもやはり脚本、演出、そして俳優が大事。今の時代ともマッチしないのか?
さて、今週末はクリスマスですが、公開作も何本かありますね。
"Fat Albert"はアメリカで超・有名なコメディ番組「ビル・コスビー・ショー」のビル・コスビーのキャラクターが主人公のコメディ。これまた日本では関係なさそうな感じですが、今の時代にどのような反応があるんでしょうか。
"Meet the Fockers"はベン・スティラー、ロバート・デ・ニーロの"Meet the Parents"続編。今回はFockers夫妻(ベン・スティラー演じるGregの親だな)に会いにデトロイトまで行って...ってハナシ。まぁ今回もハナシは'meet the parents'なワケだが、その会いに行く両親を演じるのがダスティン・ホフマン&バーブラ・ストライサンド! スゲェ。監督は前作や「オースティン・パワーズ」シリーズで有名なジェイ・ローチ。デ・ニーロはすごい好きな俳優だが前作は未見だった。が、今回はこの顔ぶれ。予習をしてから鑑賞が鉄則か?
それから、先週限定公開されていた"The Aviator"が拡大公開。マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演で描くハワード・ヒューズの物語。ハワード・ヒューズといえば映画「地獄の天使」の監督の他、プロデューサーや資産家としても有名。その彼の20代後半から40代にかけてを描いた作品。アカデミー賞の候補になりそうな作品ですし、第62回ゴールデングローブ賞でも6部門(作品、監督、主演男優、助演女優、脚本、作曲)でノミネート。ちなみに音楽は「ロード・オブ・ザ・リング」のハワード・ショア氏だ。今週の拡大公開でどのような動きが起きるか。監督・主演はあの「ギャング・オブ・ニューヨーク」のコンビ。はたしてどうでる?
さらに、ホラー作品も。"Darkness"は「ピアノ・レッスン」でアカデミー助演賞を獲得したアンナ・パキン主演。家族と共に田舎の家に来た際に起こる出来事を描く作品で、まぁR指定のホラーなんでこの時期上位は難しいでしょう。ま、大ヒットするような作品ではないことは皆承知かもしれませんが。
・"Fat Albert"(Official)
・"Meet the Fockers"(Official)
・"The Aviator"(Official) ・「アビエーター」(公式サイト・2005年3月公開予定)
・"Darkness"(Official)
週初めから徹夜状態のためすでにダウン気味。なんで簡単に。
12月2週週末の北米映画興行成績。これから公開作が続々とつづくこの時期、1位はやはり公開1週目の作品。スター大集合の第2弾。
・Weekend Box Office Actuals (U.S.)Dec 10 - 12 weekend(Yahoo! Movies - Box Office and Buzz)
40M$近くの成績でトップになったこの"Ocean's Twelve"。出演料だけでいったいどれくらいかかってんだよっ!といえる贅沢な作品で、ハナシや映像がどうのという前に続々登場のスターたちにまず注目が。監督のスティーブン・ソダーバーグはもともとこんな感じのいわゆるハリウッド・メジャーの大作を撮るような人ではない(ハズ)なんですが、まぁ、これはお遊び感覚でしょう。出演する俳優達もそのヘンはたぶんわかっててそれぞれが楽しんで演じているのかもしれません。複数の国を舞台に展開する泥棒モノでそれなり(失礼!)の面白さなのでは。
2位の"Blade: Trinity"も日本ではあまり印象無いと思われますが向こうではけっこうヒットしてるんですよね。3作目は以前の勢いからするとちょっと、って感じっぽいですが、強力作がいたからでしょうか。
しかし、それ以上に健闘してるのが3位と4位。"National Treasure"と"The Polar Express" はこの週も10M$弱の成績でともにトータル1億ドルも突破。
次週からも続々と公開作が。別途追記予定。
で、追記。
コメディ作品が複数公開予定になってますね、第3週週末は。
まずはジム・キャリー、メリル・ストリープ主演の"Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events"。ジム・キャリー主演でコメディ、ということで大袈裟な動きタップリの騒動劇をイメージさせるんですが(今までのイメージだとね)、監督がブラッド・シルバーリング。この監督はメグ・ライアン&ニコラス・ケイジ主演の「シティ・オブ・エンジェル」、2年前の「ムーンライト・マイル」といった作品を演出している方。とても優しいタッチの映画を撮る監督でその彼がコメディ?という感じですが、やはり個人的には興味はそのヘンに集中。どんな作品になってるんでしょうか。
そして数々の秀作を撮っているジェームズ・L・ブルックス監督の新作"Spanglish"。
ジェームズ・L・ブルックス監督といえばシャーリー・マクレーン&デブラ・ウィンガーの「愛と追憶の日々」、ウィリアム・ハート&アルバート・ブルックス&ホリー・ハンター共演の「ブロードキャスト・ニュース」、ジャック・ニコルソン&ヘレン・ハントの「恋愛小説家」などなどが有名。監督の他にも脚本や制作など多岐にわたって活躍していますが、こちらもコメディ作品。主演がアダム・サンドラーということで今までにない取り合わせですが、こちらもまた違った一面が観られるかもしれません。
その他、ジョン・ムーア監督(「エネミー・ライン」他)のアクション"Flight of the Phoenix"も待機。ゴビ砂漠で事故に遭遇した飛行機の乗員の脱出劇を描くもの。これは1966年制作の同名の映画(邦題:「飛べ!フェニックス」)のリメイク。
オリジナルはサハラ砂漠が舞台となっており事故に遭遇した飛行機に乗り合わせた様々な人物の思惑をからめた作品で、本業において筆者のお隣とかに陣取っておられるおっちゃん大先輩がその印象を語ってくれた作品。
「特攻大作戦」や「ロンゲスト・ヤード」など男臭い作品を数多く発表しているロバート・アルドリッチ監督作品で、主演もジェームズ・スチュアート、リチャード・アッテンボロー(「ガンジー」や「コーラスライン」監督としても有名、最近では「ジュラシック・パーク」などに出演)、アーネスト・ボーグナインなんかが名を連ねてますな。
最近トーンダウン気味のデニス・クエイド主演のこのリメイク版、はたしてオリジナルを超えることはでるんでしょうか。いやぁ、難しい気がしますが....
次週はどんなランキングになってるでしょうか。来週こそは月曜日夜のエントリーで書けることを祈りつつ....
・"Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events"(Official)
・"Spanglish"(Official)
・"Flight of the Phoenix"(Official)
この週末、テレビでは第2作が放映されてましたが、東京国際フォーラム・ホールAで「ロード・オブ・ザ・リング シンフォニー」が開催(計3回)されます。
休日の予定が全くたてられず行けるかどうかアヤシイ状態だったんですが、夜の回にはいけそうということで急遽確保したチケット。数日前確保のチケットをもち、11日夜、行ってみた。実はけっこう余ってるみたいだったけど...チケット。
アメリカでテレビの有名コメディ番組「サタデーナイト・ライブ」の音楽を担当していたという、たぶん最近の関連作品からは想像もつかない経歴をもつハワード・ショア氏が指揮を担当するこのコンサート。会場の客層をみるとやはり女性が多い気が... 映画のヒットもやはり女性客を多く獲得できたからだと思うのですが、でもそれは楽曲がよかったからとかでは無い、別の理由のハズだと思うんですがねぇ。
まぁ、それはいいとして、このコンサート。
三部作「ロード・オブ・ザ・リング」の楽曲を作曲担当ハワード・ショア氏自身が2時間程度の交響曲にし直したもの。もともと3部作となることが決定していての制作だったためやはり統一感はもともとあったんですが、映画の順番の通りに全6楽章にまとめられたこの交響曲はファンには満足の内容ではないでしょうか。
印象的なフレーズを取り入れながらの組み立てになってるんですが、個人的にはやはり第3作「王の帰還」が強く印象に残ってるんで、最後の第6楽章はかなりポイント高し、でした。"The End of All Things"(全ての終わり)、"The Return of the King"(王の帰還)、"The Grey Havens"(灰色港)、"Into the West"(イントゥ・ザ・ウエスト)で構成される第6楽章はオリジナル・サウンドトラックと同じ順番。やはりこの部分、この流れは外せないわけで、グッときましたですな。
ハワード・ショア自ら指揮を担当した今回はまさにこれが正真正銘本家本元。中には「指揮者が変わっても曲は同じなんでしょ」という意見もあるかと思いますが、やはり独特の”間”であったり抑揚が微妙に異なるわけで、実は非常に重要なんですよね。ま、それはクラシックの名曲のCDがいろんな指揮者で複数登場してることからも明らかですが。他人の解釈(たぶん”作曲家”としてはそれを聴くのも楽しみのひとつなのかもしれないけど)ではなく作曲者自らの手による演奏は貴重な体験でした。
演奏中もステージ後方にはイメージ・イラストが映し出されていましたが、それが無くてもメロディーだけでその映像が甦ってきてましたから、やはり印象に残ってるんでしょうね(笑)。もちろん好きな作品ということはあるでしょうが、自分の記憶のなかでキッチリと映像と音楽がリンクした状態になってることの証でしょう。
さて。演奏はソリスト、コーラスもまじえたものでスケールのあるものでした。が、コーラスの一部に気になる部分があったもののまぁこのメンバで十分なリハーサルはキビシイものがあったかもしれないのでしょうがないかな。
あと、座っていた場所の関係からかもしれませんが、同会場で鑑賞した他のコンサートとはちょっと音の響きが悪かったような... 予想がレベル高すぎだったのかもしれませんが...(?)
とりあえずは貴重な体験で満足。あとは”スペシャル・エクステンデッド・エディションDVD”が待ち遠しい。日本では劇場公開もある(左画像が劇場公開チラシ)などお楽しみが残ってますが、既にR1版手配済み。たぶんR2も買う。R1はコレクターズ・ギフト・セット目当てなので。
既にR1は発送しましたメールが来てるので年内には到着か。いやぁ、この年末もDVD観てる時間があるかどうかはかなりアヤシイんですがね。まぁ、並べときますよ。いつか観るときがくるでしょう。観るときは本編ではなく3枚目から、とかでしょうけど、いつものように(笑)。
関連エントリー
・Year of "LotR"をこれで締めくくる!?(December 07, 2004)
またも月曜夜にポストできなかった北米映画興行成績エントリー。
・Weekend Box Office Actuals (U.S.)Dec 3 - 5 weekend(Yahoo! Movies)
なんと、予想に反して(あくまで筆者の予想ね)3週連続の首位となった"National Treasure"。面白いのか!? マジで面白いのか!?この映画!? って感じなんですが、ちと期待させるものが。個人的には監督がジョン・タートルトーブということで観に行く対象にすでになっているんですが、面白いのかもしれませんね。評論家の評判が悪くてもヒットはするってのがこの作品のプロデューサーの特長のひとつですが、3週で1億ドルを突破するとは。いやオドロキました。
公開1週目の"Closer"はさすがに限定公開のため成績自体は5位どまりですが、この劇場数でこの成績ならまぁまぁでは。軒並み3,000を超える劇場数の上位にあってこれは500にも満たないですからね。
日本でも公開が始まった"The Incredibles"はトータルでも$225,858,787で歴代44今で浮上。これは"Aladdin"(47位)を超える数字で、Disneyがらみでいけば次は"Toy Story 2"(33位)の$245,852,179。まだまだ上はありますが、妥当なところかな。
7位の"Alexander"はもうこのまま下落でしょうなぁ。初登場作が少なかったため大きな変動のない週でした。
さて、12月2週週末は大作が待機。
まずは"Ocean's Twelve"。
スティーブン・ソダーバーグ監督、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、ブラッド・ピット、マット・デイモンらが出演するのは前作と同様。ローマ、パリ、アムステルダムを舞台に繰り広げられる泥棒劇は豪華出演陣がウリ。ブルース・ウィリス、ピーター・フォンダ、アルバート・フィニーらも出演し前作からさらにパワーアップ。
ソダーバーグ監督本来の姿はこのような娯楽作ではないと思っているのですが、前作も俳優陣が楽しんで演じていたことが感じられ、渋い楽曲もあり映画鑑賞してるときはけっこう楽しめましたね。まぁ、見終わった後は何か特別な何かが残ったってわけではないんですが(笑)。単純に楽しんだという印象を持っています。
公式サイトも赤、黒、白の3色を基調にしたシックなつくり。豪華な俳優によるキャラクターの持ち味としゃれたストーリー展開がキモ。どんな作品に仕上がっているんでしょうか。
そして、"Blade: Trinity"。監督はDavid S. Goyerでこの「ブレイド」シリーズを引き続き担当し、最近は"Freddy vs. Jason"、そして"Batman Begins"を演出する監督。映画界デビューは"Dark City"の脚本からですが、似たジャンルの作品が多く得意の分野かもしれませんね。ウェズリー・スナイプスの代表作になってますが彼は今作でプロデュースも担当する入れ込みようで気合いはいってますな。
・"Ocean's Twelve"(Official) ・「オーシャンズ12」(公式サイト・2005年1月公開予定)
・"Blade: Trinity"(Official)
もうすっかり、え?今更?な状況ですが、行くことにしました、「ロード・オブ・ザ・リング シンフォニー」。
もちろんコンサートの情報自体は以前から知っていて行けるのならとっくに確保してるハズ、だったんですが、おかげさまで(?)、月に1日やっと休んでる状況で全く予定たてられず、結局直前にチケット余ってたら、というノリで今日の日を迎えてしまったわけですが、とりあえず夜の回なら(昼間はもちろん仕事(泣))ということでキープ。
まだまだチケットには余裕があって、もう直前、なのにまぁまぁの席を確保。やっぱ売れないのかなぁ、この金額じゃぁ。
8月に行われたコンサートと明らかに違うのは作曲者ハワード・ショア氏が指揮すること。これはすごい貴重なことで、体験できるのはとても嬉しいこと。コンサートで生の楽器の音を聴くのは映画館で鑑賞するのとはまた違った体験で、感動もまた格別なものがある(ハズ)。
コレでYear of ”Lord of the Rings”を締めくくる! とか思いつつ、まだスペシャル・エクステンデッド・ヴァージョンDVDの発売が控え、さらにそのスペシャル版の劇場公開もあるなど、実はまだまだ終わらない「ロード・オブ・ザ・リング」の世界。日本版はすでに受注数に達し受け付け終了しているPlatinum Series Special Extended Edition Collector's Gift SetもR1ならまだ取り扱い中。右記にも掲載したこのコレクターズ・セットにはこのコンサート("The Lord of the Rings Symphony")についての特典DVDも含まれていたりします。
とりあえずコンサートは思いっきり満喫してきたいですな。楽しみ。
・「ロード・オブ・ザ・リング シンフォニー」(公式サイト)
・「ロード・オブ・ザ・リング」(公式サイト)
最近はファンタジー文学の映画化がすっかりおなじみになりましたが、「指輪物語」につづいていよいよファンタジー文学の双璧のもう一方、「ナルニア国ものがたり」の映画化作品についての日本での動向が表立ってきました。
2004年3月には大々的にウォルト・ディズニー・ピクチャーズが制作することが報じられ、現在はニュージーランドで制作中の作品"THE CHRONICLES OF NARNIA: THE LION, THE WITCH & THE WARDROBE"(邦題:「ナルニア国物語/ライオンと魔女」)。本国での公開は2005年のクリスマス・シーズン、そして日本公開は2006年春が予定されている本作、いよいよ日本でも各種メディアや劇場でも見かけるようになりました。
2004年12月4日の新聞。我が家で購読している朝日新聞でも全面広告が展開されました。(左画像参照)
「ディズニー映画化決定!」と大きく記されたこの広告はもちろん活字だけの展開となっており概要とストーリーの一部のみが記述されているだけ。まぁ第1弾といっていいと思うんでまずはこの程度だと思いますが。
原作は英国の作家C.S.ルイスによる全7作のシリーズもの。”ナルニア国”を舞台にした2,500年以上に渡る時代をめぐる一大ファンタジー作品。個人的には小学生のころ概要だけは知っていましたが原作を読破したことは無し。世界で読まれているのにはやはりそれなりの理由があるわけで、昨今のファンタジー作品ブームにのって満を持しての映画化ということになるでしょうか。
「ネバーエンディング・ストーリー」の映画化もありましたし別に最近になってつくられ始めたってワケではないんですが、やはり技術の進歩とともに映像化できるだけの環境が整ってきているからでしょうか。
いくら原作が素晴らしいとはいってもその映画化が必ずいいものになるという保証は無いわけですが、今回の映画化にあたってはかなり気を遣っているようですね。
監督には「シュレック」シリーズのアンドリュー・アダムソン。アニメでヒットをとばした彼ですが、この実写映画化にはどれだけの力を見せてくれるのでしょうか。「ロード・オブ・ザ・リング」を監督したピーター・ジャクソンも経歴からすると疑問視する声もあったかと思いますが結果としては「ジャクソン監督だからこそあそこまでできた」とまでいえる作品に仕上げています。今までの監督作品とは明らかに違うジャンルですが、どのような演出をみせるんでしょうか。
注目の特殊効果は「ロード・オブ・ザ・リング」でもその力量を存分に発揮したWETAとリズム&ヒューズが担当。撮影もニュージーランドということでいやが上にも「ロード・オブ・ザ・リング」を意識してしまいますが、どんな世界を構築するんでしょうか。
まぁ、映画化についてだけでなく、もともと「指輪物語」のトールキンとC.S.ルイスは実生活でも親交がありました。トールキンに刺激されて「ナルニア国ものがたり」を執筆することになったとも言われていますし、「ナルニア国ものがたり」の挿絵を担当することになる画家ポーリン・ベインズを推薦したのもトールキンその人。なかなか関係は深いものがありますな。
さて、日本でも記者発表会が開催され、また、一部の劇場でも特別前売鑑賞券の発売が12月5日より始まりました。
えーと、我が家では既に購入しております(汗)が、この前売券もなかなか凝ったものになってますね。最近はDVDがオマケについたり携帯ストラップが特典でついたり、いろいろと工夫がされていますが、この前売券は卓上カレンダー付き。
右の画像が前売券とカレンダー。中央の大きな絵が前売券で、そのまわりの絵がカレンダー。カレンダーはCDのサイズと同じ、といえば大きさもわかってもらえるでしょうか。
このカレンダーは岩波書店刊の原作本からの一部が使われています。2005年の1年間(2ヶ月×6枚)と2006年1ー3月の計7枚のカレンダーで、原作本7冊のそれぞれから挿絵が利用されています。「指輪物語」もでしたがけっこうこの挿絵から描く印象というのがあるわけで、ファンにとっては気になるものではないでしょうか。CDと同サイズのプラスチックのケースにはいったしっかりしたものになってますね。
前売券自体も大判のもので用紙も型押しした凝ったもの。マップをあしらったものでこれも記念になる半券になりそうです。
もちろん映画化に伴い原作本も攻勢をかけるようですね。
原作の出版元、岩波書店のサイトでもこの作品に関する特集ページを設けるなど、なかなか気合いが入っているようです。映画化記者発表の様子も掲載されています。
映画化に合わせて原作本のほうもますます宣伝に力がはいっていくことでしょう。単行本の他文庫本など形態をかえて出版されていますが、原作本もブームとなるでしょうか。
映画化もとりあえずは「ライオンと魔女」ですが、ヒット状況によっては続編制作もありまたその準備もしているとのこと。映画がヒットとなれば原作本にも影響は必至。期待感タップリでいろんな戦略を練っていることでしょう。
偉大な原作の映画化ってのはしっかりとしたベースがあるものの、原作の持つ世界観を如何に映像化するか、そして原作のエッセンスをどれだけとりいれられるかがポイント。映画独自の世界を構築するって手法も一般的にはありますがここまで原作が素晴らしいと映画化によっていじりすぎるのもどうかと思うし、非常に難しい、チャレンジングなものといえそうです。
今後ますます様々な情報が公開されていくことと思われますが、今現在筆者がチェックした(している)サイトやニュースなどを下記にまとめて掲載。
完成&公開まではまだまだ長い道のりではありますが、楽しみな作品ではあります。
・"Welcome to NARNIA"(Official Site)
・"The Chronicles of Narnia: The Lion, the Witch & the Wardrobe"(IMDb.com)
・Learn about the upcoming release of The Chronicles of Narnia: The Lion, the Witch, and the Wardrobe(Movies.com)
・「ナルニア国物語/ライオンと魔女」(eiga.com [話題作超先取り])
・編集部だより ナルニア国ものがたり(岩波書店)
・1年半先に公開の「ナルニア国物語」記者会見開催(FLiXムービーサイト)
またしても北米映画興行成績のエントリーが火曜日夜に。目標は月曜日夜なのだが、昨日は終電にも間に合わず半泣き状態。今日も深夜帰宅でフラフラなんで簡単に。
・Weekend Box Office Actuals (U.S.)Nov 26 - 28 weekend(Yahoo! Movies)
まず驚いたのが首位の作品。"National Treasure"なんですが、先週末より成績が良くなっての堂々の首位確保。公開劇場数も増えたこともプラスになり2週連続のトップをキープで本年今までのダメダメぶりがウソのよう。2位の"The Incredibles"も相変わらず好調でトータル2億ドル突破し、まぁブエナビスタ的には1・2フィニッシュの感謝祭シーズン。っつーことで関係者は大喜び、してやったりの週末でしたな。もちろんワタクシも大歓迎、です。株価もちょっと上向きで株主も満足。
初登場の"Christmas with the Kranks"は3位、"Alexander"は6位デビュー。前者はメディアの評価は散々ながらそれに反して歓迎されている模様。後者はオリバー・ストーン監督の歴史大作ですが、他の家族向け作品に押される格好で6位止まり。「グラディエーター」から「トロイ」など(え?「キング・アーサー」も書け?(汗))最近は大スケールの史劇風作品多数制作されてますがこれはここまでなのかな?
公開2週目で5位後退も健闘の"The SpongeBob SquarePants Movie"は確認したところケーブルチャンネル「ニコロデオン」でもチェック可能な人気アニメ。日本でも土・日曜日に放映されており、劇場公開もちょっと先ですが予定されるなど、なかなかやりますねぇ。日本でもブームになるのか?
今週末公開作品の目玉はジュリア・ロバーツ(先日双子を出産!)、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、クライブ・オーウェンの4人が主役のマイク・ニコルズ監督作"Closer"。2組のカップルの関連が織りなすコメディ・タッチの作品。”R”指定となることから爆発的ヒットはないでしょうが、どこまで食い込めるでしょうか。オフィシャルサイトも主演スターを前面にだしたつくりになってますね。
・"closer"(Official)
久しぶりの映画鑑賞。前回は?といえば、10月30日。1ヶ月近く映画館に行かないのは久しぶり。「行かない」、じゃなくて「行けない」なんですが。
とりあえずすっかり夜になっちまいましたが、でかけてみようかな、と。観に行く映画はコレ。いや、入れるかわかんないんだけど.... あとで追記予定...観られても観られなくても。
***以下 追記***
えーと、休みナシでもうフラフラの筆者ですが、27日(土)は夜なんとか切り上げて最終回を鑑賞することに。先行上映初日の「Mr.インクレディブル」。
混雑を予想してたんですが、そうでもなかったですな。まぁ昼間から上映してるので分散してるんだと思いますけど。明日も先行上映あるし。通常時には入場が上映開始1時間前から始まる劇場で鑑賞したんですが、混雑はほとんど無し。各上映回の間隔も開いていたため混乱もなし。まぁ、学習してるわけだ、今までは何回も混乱あったし。
で、内容についてはもう言いたくて仕方が無いのですが(笑)、まだまだ未見の方多数なんでやめときます。自信ないですが。いや、ネタバレ一部あり。本筋とは違うところについてだけど。許せ。
レイティングが”PG”になったのはまぁ納得ですね。今までのピクサー作品とは異なるテイストですが、これはこれで。たぶん”G”狙いで制作したら物足りないものになってたでしょう。ピクサー作品はオトナの鑑賞もたえるものが多いですが、今回はとくにオトナも楽しめる内容。もちろん子供も楽しめる内容になっていますが、それぞれが異なる印象を抱くんではないでしょうか。
新たな面が見られるとどうじに今までの伝統も引き続き登場するところがファンにはたまらん。センスのいい画像と音楽のクレジットや、ファンにしかわからないお楽しみが盛り込まれているところは思わずニヤリ。
個人的に嬉しかったのはブラッドバード監督の「アイアン・ジャイアント」にも登場している”伝説の二人”(あ、このサイトのどこかにも登場していた、ような...?)の参加。マニアなら劇中に登場したところで「おぉ?」ってわかると思いますが、そうでない人にはなんでもない1ショット(だと思う)。うぅー、たまらん。最高です。Special Thanksのクレジット見逃すな!
いやぁ、もうこれくらいにしておきましょう。止まらんぞ、こりゃぁ。
っつーことで、果たしてアナタは”T・S”のWを、”F・N”のBを見つけることができるのかぁ!? とか言ってみる。
だぁかぁらぁー。もうやめとけって。止まらんぞ(笑)。 もう終わり。じゃ、詳細はまた別の機会に...
北米映画興行成績エントリー。日本時間でも月曜朝には結果がアップされていることが多く、チェックだけはして出かけたりするんですが、元気がないとエントリーはポストされない状態に(汗)。昨日も余裕なし。さらに世間一般の祝日もワタクシには関係ありません。もう身体はボロボロです(汗)。
で、11月第3週の週末は"National Treasure"が首位奪取に成功、となりました。
・Weekend Box Office Actuals (U.S.)Nov 19 - 21 weekend(Yahoo! Movies)
2週続けてトップだったピクサーの新作"The Incredibles"が後退し。らくらく先の大ヒットアニメ"Shark Tale"はクリアしたもののちょっとトーンダウン。で、初登場の2作が1・2位にランク。"National Treasure"はまぁ最初だけが命(失礼!)のアクションものなのでまぁ製作陣からすればまずは狙い通りといったところでしょうか。強力作品から2週ずらしての公開で見事にトップでした。
それにしてもオドロキなのは2位の"The SpongeBob SquarePants Movie"。日本人的にはまったく不明なんですが、この成績はけっこう凄いんじゃないでしょうか? "The Incredibles"(まぁ3週目だが)をも上回る成績。首位作品より公開劇場数は多く、興行収入からすると2位ながらも子供多そうなことを考慮するとけっこういい動員数なのではないでしょうかねぇ。
ちょっと予想外だったのは順位変わらず5位の"Bridget Jones: The Edge of Reason"。2,000を超える劇場数となった拡大公開でも思ったほどの上積みが見られず。他作品に押された格好か? レニー姉さんも大ヒットで気持ちよく休暇に入るつもりだったのでは???
さて、サンクスギビングの祝日もあるアメリカですが、この週末も大作が公開予定。下記2作品は祝日直前の24日から公開開始だ。
まずは"Alexander"。オリバー・ストーン監督によるこの作品は昨今はやり(?)の重厚長大なスペクタクル大作。ちょっとだけ本編映像を観ましたがなかなか気合いの入ったつくりになっているようですな。主演はコリン・ファレル、そして脇をアンソニー・ホプキンス、ヴァル・キルマー、アンジェリーナ・ジョリーらが固めるキャスト陣ではたしてどんなドラマそしてアクションを展開してくれるんでしょうか。表現のきわどさからレイティングは”R”になってますが、どれほどの観客を集めることができるでしょうか。
もひとつは"Christmas with the Kranks"。ティム・アレンとジェイミー・リー・カーティス共演のクリスマスにまつわる物語。それぞれが事情を抱えたふたりが巻き起こすこのコメディ作品は大人向け?
そして、ディズニー好きならピンとくる名前が監督欄に。そう、この作品の監督はジョー・ロス。
映画製作にずっと従事してきて、20世紀フォックスの制作部門に所属して数々の作品を送りだし、ジェフリー・カッツェンバーグがいなくなった後にディズニーの映画製作部門のトップとしても在席していた人物。"The Santa Clause"(この作品も主演はティム・アレンだ)なんかのヒット作も手がけています。
ディズニーを離れてからは2000年5月に映画製作スタジオ"Revolution Studios"を創立し積極的に映画製作に携わっています。で、その彼が"America's Sweethearts"についで監督として携わるのがこの映画。クリスマスにまつわる作品は今年はすでに1本コケてますが、これはどこまで食い込めるんでしょうかねぇ。
次週は順位の変動が激しそう。サンクスギビングの祝日をはさみ、いったいどんな成績・順位になるのか。ちょっと楽しみ。
・"ALEXANDER"(Official) ・「アレキサンダー」(公式サイト 2005年正月第2弾公開予定)
・"Christmas with the Kranks"(Official)
毎週週初めの恒例エントリー、北米映画興行成績。日本時間の月曜日朝には速報がアップされてて結果がわかっていることが多く、このサイトでもなるべく月曜日にはエントリーを書くよう心がけてはいるんですが、本業の関係でポストしている時間が... 一応各エントリーの下にも表示させてるし、RSSリーダーなんかでチェックされてる方はポスト時間とか見てもらうとわかるとだいたいどんな時間帯にポストされてるかわかるんだと思いますが、そうです、そんな時間なんです、このサイトが更新されるのは。なんかこのサイトをチェックしてくれてる知人なんかも夜型人間なんでいっつも深夜から早朝にかけて見てるらしい。いや、ワタクシも根っからの夜型人間なんで暗くなってくるとだんだんエンジンかかってくるって感じ(汗)なんですが、翌日も6時過ぎには起きて活動開始しなくてはいけないことを考慮するといつ寝るんだよ、になってしまうので気をつけたいんですが...
で、前置きが長くなりましたが、11月2週の北米映画興行成績。やはり"The Incredibles"は強かった。余裕の2週連続1位です。
・Weekend Box Office Actuals (U.S.)Nov 12 - 14 weekend(Yahoo! Movies)
2週目も$50,251,359という堂々の成績でV2達成。トータルでは最近のヒット作であるドリームワークスの"Shark Tale"が7週かけて$157,530,386稼いでいるんですがこちらは2週で$143,255,844を達成。まぁ対戦相手は、"Spider-Man 2"の$373,377,893、さらに"Shrek 2"の$436,471,036ということになるんですが。まぁ、さすがにこのヘンまで行くのはけっこうキビシイかもしれませんけどね。"Finding Nemo"もトータル$339,714,367ですから、それ以上ってのはどうなんでしょうか。今後の動向に期待。
2位以降は新登場の4本が登場。
2位の"The Polar Express"は週末$23,323,463ということでこの作品としてはちと物足りない状況でしょうか。ロバート・ゼメキス監督&トム・ハンクスのコンビも「フォレスト・ガンプ」「キャスト・アウェイ」に続いてということですが1位作品におされている格好。次週以降はどうなんでしょ。
それより注目は5位の"Bridget Jones: The Edge of Reason"。劇場数580で$8,684,055ということは上位が劇場数2,000以上であることを考えるとまずまずの数字では。次週からは拡大公開開始ということで順位を上げることが予想されます。それと、3位から7位転落の"The Grudge"も次週には1億ドル突破確実。スゲェ。
さて、次週は下記作品が公開予定。
まず、Walt Disney Picturesのアクション・アドベンチャー大作"National Treasure"。ニコラス・ケイジ主演のアクションものは「ザ・ロック」や「コン・エアー」なんかの作品でおなじみですが、製作のジェリー・ブラッカイマーとともに「またかよ...」って感じがしないでもないんですが、今回は監督がジョン・タートルトーブ。「クール・ランニング」「あなたが寝てる間に」「フェノミナン」「キッド」といった作品で知られるタートルトーブ監督。Disneyがらみの作品が続いてますが今回はアクション・アドベンチャー。はたしてどんな作品に仕上がっているんでしょうか。相変わらずのニコラス・ケイジはまぁどうでもいいとして(失礼!)、監督の演出ぶりにかなり興味があります。宝探しの旅、どんな映画になってるんでしょうか。面白いのかなぁ。
それと"The SpongeBob SquarePants Movie"。
こちらは家族向けのアニメ映画。キッチンのスポンジといった特徴ある主人公が繰り広げるコメディ作品ですが、スポンサーに食品がらみでケロッグやバーガーキングがついてて公式サイトもかなり賑やかなかんじ。これまたFlashグリグリのコンテンツサイトになってて手が込んでます。
それと、出演にアレック・ボールドウィンの名前も。「レッドオクトーバーを追え!」のころのカッコよさは何処へ?という感じで、もうすっかり”近所のオッサン”状態(またしても失礼!)になってしまいましたがこんな仕事もやってるとは。
"Bridget Jones: The Edge of Reason"の拡大公開もあり、活発な順位変動が起こるかもしれません。サンクスギビングの祝日を前に熾烈な争いが繰り広げられるかも。
・"National Treasure"(Official) ・「ナショナル・トレジャー」(公式サイト・2005年3月19日公開予定)
・"The SpongeBob SquarePants Movie"(Official)
・"Bridget Jones: The Edge of Reason"(Official)
「ブリジットジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」(公式サイト・2005年春公開予定)
だいたい毎週月曜日に映画の話題について書いてるんですが、今週はその余裕もなくとりあえず興行成績のみ書いてた状況。自分の記録のためにも一応11月2週の週末公開映画についても書いておくことに。
Disney/Pixarの"The Incredibles"がトップになる可能性が高いですが、1週ずれて何本か公開されますね。時期が時期だけに、クリスマスにちなんだ作品も今後公開されていくことでしょう。
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拡大公開の1本目はこれ、"The Polar Express"でしょうか。
ロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクスが組んだこの作品はすでに10日から公開が始まっています。日本でも予告画像等で目に触れる機会がありますが、この画像はなんとも微妙な感じで。先に公開された"Sky Captain and the World of Tomorrow"(邦題「スカイキャプテン/ワールド・オブ・トゥモロー」11月28日公開)も特徴ある映像でしたが、この作品も似たイメージ。CGを多用し実際に俳優が演技しているところをモーション・キャプチャーにより取り込んでの映像作り。扱いは実写ではなくアニメ。
ロバート・ゼメキス監督はこれまでもヒット作を制作している実績もありますし、いろんなジャンルの作品を演出してるので今回はどんな作品に仕上げているか気になるところですが、北極にサンタに会いに行く物語、どう演出してるんでしょうか。IMAX版もあるようですが、この映像、巨大スクリーンでみるとまた印象違うのかな?
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お次は"After the Sunset"。
007役を終えることになったピアース・ブロスナン主演(個人的には彼のボンドは気に入ってた)の犯罪モノ。007役者は契約期間中は制限あったり(たとえば「他の作品でタキシード着るシーンは撮っちゃダメ」とかもあったとか)でイメージ固定しがちなんですが、その制約からも逃れ自由にやれるようになったってことですな。
監督はブレット・ラトナー。「ラッシュ・アワー」シリーズや「レッド・ドラゴン」の演出で知られていますが、若いけどけっこうコダワリもあるしちょっと気になる監督。メキシコ人女優Salma Hayekや、Woody Harrelsonなどの俳優が共演のこのドラマ、メディアの評価はそれほど高くないですがやっぱそんな感じなんでしょうか。
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お次はホラー・シリーズ最新作、チャッキー主演の"Seed of Chucky"。
また「チャッキー」(っつーか最初は「グッドガイ人形」だった)かよって感じなんですが、なんともまぁ次々と作品がつくられてますなぁ。それにしてもなんかすげぇ縫い痕だなぁ、この顔。ホラーっちゅーよりもうコメディなんじゃないかとも思ったりするんですが(笑)。
監督は1998年の「チャッキーの花嫁」の脚本担当でもあったドン・マンシーニ。ホラーだと「13日の金曜日」からおなじみですが「エルム街の悪夢」や「スクリーム」など1作目がそれなりだと続編とかが続々とつくられるんですが、これってそんなに稼いでたか? 「エルム街の悪夢」シリーズはけっこう若手監督起用でレニー・ハーリンなんかも監督してたりしてユニークな起用でしたがこっちは正攻法。か? 主演はJennifer Tilly。
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さらに、"Finding Neverland "も公開。え? 取り上げる順番もっと前だろって?(汗)
最近すっかり風格でてきたジョニー・デップ主演の最新作。ここのところ出演作目白押し。さて、"Neverland"といえば世間の常識ではやはりマイケル・ジャクソンの家「ピーター・パン」。舞台"The Man Who Was Peter Pan," がベースで、劇作家J.M.バリが公園でのある家族との出会いから生まれた物語。父親の死が受け入れらず夢と希望をもてなくなった三男ピーターとバリの関わりから「ピーター・パン」の物語が生まれていくという点がポイントになってます。
監督がマーク・フォスターということでジョニー・デップの演技とあいまって興味深いドラマになりそうな予感。(ちなみにマーク・フォスター監督の前作はハル・ベリーがアカデミー賞を受賞した「チョコレート」だ)
共演者もケイト・ウィンスレット、ジュリー・クリスティ、ダスティン・ホフマンなんかがでてて豪華だし、評価もなかなかよさそうな感じ。ちと期待の1本。日本では2005年1月15日公開予定だ。たぶん観に行く。いやぁそれにしてもオトナになったなぁ、ジョニー。キミもこういう映画にでるようになったか。
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それから、"Bridget Jones: The Edge of Reason"。
レニー・ゼルウィガー大活躍のこのシリーズ。本作はヒュー・グラント、コリン・ファース共演で相変わらずのブリジットぶりを披露。失敗ばかりでダメダメ人生も悪いことばかりじゃない!ってのがこの作品のウリで、等身大の主人公が人気の秘密。
監督は1996年制作"To Wong Foo Thanks For Everythihng! Julie Newmar"(邦題「3人のエンジェル」)の ビーバン・キドロン。けっこう寡作な監督ですが、今回はどうなんでしょうか。12日から限定、19日から拡大公開の予定。
日本公開も決定しています(それも日劇1だ!)が邦題のタイトルもけっこうすごいですね。きれそうな・・・、って(笑)。
果たしてこれらの作品が2週目の"The Incredibles"にどう迫るかがポイント。いやぁ2週目じゃぁまだま強くてキビシイと思いますがねぇ。どうでしょ。
・"The Polar Express"(Official) ・「ポーラー・エクスプレス」(公式サイト)
・"After the Sunset"(Official)
・"Seed of Chucky"(Official)
・"Finding Neverland "(Official) ・「ネバーランド」(公式サイト)
・"Bridget Jones: The Edge of Reason"(Official) ・「ブリジットジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」(公式サイト)
もう慢性的寝不足で身体ボロボロなんで短く。後日補足予定。
11月1週目の北米映画興行成績。いよいよDisney/Pixarの新作"The Incredibles"が公開開始。速報でも日ごとの成績でトップに位置しており当然週末全体でも首位は確実の作品ですが、やはり興味はその成績。個人的には予想以上の成績でした。
・Weekend Box Office Estimates (U.S.)Nov 5 - 7 weekend(Yahoo! Movies)
$70,678,000を稼いだ最初の週末成績ですが、これは"Finding Nemo"の公開三日後の成績$70,300,000を超えるもの。やはりこれはブランド力が今までの作品で積み上げられてきたからこそ。毎回異なるキャラクターが登場し作品自体は関係ないものの1週目からここまでの成績をのこすのはさすが。1週目は期待を込めた数値となるのが一般的なので2週目以降にどう推移するかがキーです。
大ヒットする映画というのは普段映画を観ない人をどう劇場に呼び込むかがポイント。最初はプロモーションや監督・出演者のネーム・バリューで呼び込めますが、本当にヒットする映画というのはメディアや口コミなどによってジワリジワリと広まりその動きがどんどん拡大することによってトータル興行成績が伸びます。次週の成績に注目。
・ The Incredibles (Official Site)
・'Incredibles' Rakes in an Amazing $70.7M(Yahoo! Movies: Movie News AP)
・全米興行収入、「Mr.インクレディブル」が「ニモ」の記録抜く(Yahoo!ニュース - エンターテインメント - ロイター)
・ピクサーの「Mr.インクレディブル」 初登場1位(CNN.co.jp - エンタテインメント)
・Disney and Pixar Score Again as 'The Incredibles' Opens Big(The New York Times > Movies)
もうダウン寸前。毎週書いてる翌週公開予定作品についてはまた別途....
米国では11月5日から、そして日本では12月4日から公開されるディズニー/ピクサーの新作アニメ「Mr.インクレディブル」ですが、公開を前に様々なタイアップ企画が展開されています。ディズニー映画もマクドナルドをはじめ様々な企業とのキャンペーンが恒例ですが、今回の「Mr.インクレディブル」もけっこう多いですね。やはり最近も「モンスターズ・インク」、「ファインディング・ニモ」と公開されるたびに好成績となっては企業も注目するわけですね。
とりあえずホームページにて展開されているものを挙げてみると...
初めにおことわりしておきますが、そのうちページは消滅すると思うので早めのチェックでないと意味無いかもしれません。
・イトーヨーカドー 『Mr.インクレディブル』の映画鑑賞券を当てよう!!(イトーヨーカドー)
一番ノーマルな、映画鑑賞券プレゼント。
・Mr.インクレディブル切手シート予約受付中!(サークルK・サンクス)
80円切手10枚のセットもの。予約販売のみ。サークルK・サンクスではおまけ付き鑑賞券販売もあり。
・Wチャンスキャンペーン(エースコック)
映画鑑賞券とリバーシブルトートバッグが当たるプレゼント。バッグはバーコード送付の必要あり。
・スーパーカップ 豚キムチ キャンペーン(エースコック)
もひとつエースコック。豚キムチのみ携帯クリーナーが入ってるかも?なんだと。
この他にもエリエールのティッシュボックスがインクレディブル・デザイン、とか、ケロッグのシリアルがインクレディブル・デザイン、とか、カルピス関連商品で映画割引券添付、とか。そりゃぁもう大量の露出が展開されとるとですよ。
タイアップ企画が多いのも人気映画のバロメーター。これらのタイアップ企画は宣伝になるうえ新たな収入元にもなりえるわけで、参加企業が多ければそれだけウハウハってわけだ。まぁ、映画がコケたら大量に市場に出回っている関連商品の山が空しくなるわけだが。
興行成績だけでなくこんなタイアップ企画についてもこまめに追っていくとブランドの成長のバロメーターとしても見えてきて面白いものが。ま、我が家には上記のひとつもないですが...
今年冬のお楽しみDVD、それは"Mary Poppins"。
ファンならたぶんそうだと思うんですが、やっぱ年がたつといろんな媒体で映画ソフトを所有することになるんですよね。画質の問題とかはパッケージするときの仕様によるんで新しいものがすべてスゴイってことはなくて、なんかDVDだとどのソフトも画質いいとか思いこんでる人多いと思うんですが、実際はビットレートなんて各DVDで全然違うんで画質ってけっこう違いがでます。まぁ、小さなサイズのテレビじゃぁそんなこと気付く人はあまりいないのかもしれませんが。
で、"Mary Poppins"。もちろんLDで所有してるし既発売済みのDVDももちろん同様。それでも、それでもやっぱ新しいDVD"40th Anniversary Edition"は気になるんですよね。いや、気になってしょうがないのはファンだからこそ、なんでしょうけど(笑)。
もうけっこう前からリージョン1では発売が決定していて、そのうちリージョン2も発売されるだろうとは思ってましたが(っていうか予告はちょっと前からされてましたけど)、R2のほうはR1から1ヶ月強の時間差でのリリースが決まっています。R1が2004年12月14日、R2が2005年1月21日の発売です。
それぞれ仕様も明確になってきてます。最近はCLUB-BVHEで詳細仕様について発表されていますが、だいたい似たようなものになってますかね。規格はDVDなんで収録できる容量ってのは自ずと決まってくるわけで、違いというと日本語吹き替えを収録することによる違いになってきますかね。最近は映像特典もリージョン1版と同様のものになってきており字幕や音声の違いなんかがメインになっているようです。
リージョン1版のタイトルは"Mary Poppins 40th Anniversary Edition"。特典映像として、
・All-New Animated Adventure Hosted By Julie Andrews
・Musical Reunion With Julie Andrews, Dick Van Dyke, And Richard Sherman
・Never-Before-Heard Deleted Song
・"I Love To Laugh" Set-Top Game
・Rare Behind-The-Scenes Footage
・Poppins Pop-Up Fun Facts
なんかが挙げられています。
仕様としては1.66:1 Aspect Ratioで、音声として
(1)Dolby Digital 5.1 Surround Sound、(2)Dolby Digital 2.0 Original Theatrical Mix、(3)Dolby Digital 2.0 Enhanced Mix、(4)Disney Enhanced Home Theater Mix、(5)French (Dolby 5.1 Digital)、(6)Spanish (Dolby 5.1 Digital) の6つを収録。新たなコメンタリーやメイキングの収録など、特典満載の2枚組で楽しみな内容になっています。
一方、リージョン2。タイトルは「メリーポピンズ -スペシャル・エディション-」。
こちらも2枚組で、映像特典として1枚目に”音楽の世界”(英語歌8曲)、”製作の舞台裏”(音声解説とポップアップトリビア)を収録。2枚目は下記特典映像を収録。
・”未発表曲”(♪チンパンズー)
・”音楽の世界”( ジュリー・アンドリュース、ディック・ヴァン・ダイク、リチャード・シャーマンの対話と、 リチャード・シャーマンがロケ地を訪れるの旅のようすを収録)
・”ゲーム”(笑うのが大好き)
・”製作の舞台裏”(メイキング・オブ『メリーポピンズ』、子供向けに作られたメイキング、ワールドプレミアの様子や劇場予告編集など)
・”スペシャル・ストーリー”(「王様と猫」) など。
音声は、ドルビーデジタル (英語/ 日本語 5.1ch サラウンド)とディズニー・ホーム・シアター・ミックス(英語/日本語 5.1chサラウンド)の4種類を収録。「ライオンキング」や「アラジン」ではディズニー・ホーム・シアター・ミックスが日本語収録のみでちと寂しかったですが、さすがに今回は英語版も収録。いや、日本語収録いらないから英語版必須でしょって感じですけど。
DVD2枚組で値段は税込み2,940円。まぁこの値段なら買ってもいいかなって感じかな。ちなみにリージョン1は$29.99でamazon.comだと30%OFFになって$20.99。
だいたい気になるDVDはリージョン1を買うことが多いワタクシですが、今回はリージョン2を買うかな? ま、R1とR2両方もってるとかも何本もありますけど(汗)。
・Mary Poppins 40th Anniversary Edition (Disney DVD & Video Official Info)
・メリーポピンズ -スペシャル・エディション-(CLUB-BVHE - Disney - 作品詳細)
・メリーポピンズ(CLUB-BVHE - Disney - 作品詳細)
毎週月曜日恒例の北米映画興行成績チェック。いや、恒例とかいいながら本業でダウンしてる時は火曜日以降になりますが。基本は前週末の興行成績の確認と次週公開作品を記述。してるんですが、ウンチクのウの字も見られないコメント多数のエントリーです...(汗)。
さて、10月最後の週。ハロウィン本番ってのがあってかどうかは定かではありませんが、北米映画興行成績は"The Grudge"が首位を2週連続で確保。公開劇場数も前週から増えるなどなかなか好調のようですね。トータルでも2週終了時点で7,100万ドルを超える好成績。これでジャパニーズ・ホラーの地位が確立か? それともほんの一時のブーム?
初登場の2作、"Ray"と"Saw"はそれぞれ2・3位デビュー。"Ray"は劇場数2,006と上位の中では少ないながらもなかなかよいのではないでしょうか。主演のJamie Foxxはコレで映画賞とれるかも?
"Saw"はまぁこんなもんでしょうか。レイティングの不利もあるんで首位は当然無理なんですが、マニアには興味を持たせる作品に仕上がっているもよう。ある雑誌でのインタビュー(誌名失念)で読んだのですが、監督ジェームズ・ワンが敬愛する映画監督としてダリオ・アルジェントを挙げていて、ワタクシも実はかなりアルジェント好きなのでますます興味を持ちましたぞ。果たして観にいけるのか? そんな時間あるのか? いや、絶対行く! 行ってみせる! そう、ひとりぼっちで!!(笑)
その他は順調に順位を落としている感じで大きな動きはなし。次週は新作の登場と共にそのまま下降、でしょう。
で、11月1週。拡大公開は2作。
まずはいよいよ公開されるDisney/Pixarの新作"The Incredibles"。どうしてもヒット作連発の”ピクサー”ばかりが前面にでてくるんですが、個人的にはブラッド・バード監督をもっとフィーチャーして欲しいんだけどなぁ。事前に観ることができる映像からは期待させるものが。声優もホリー・ハンターやサミュエル・L・ジャクソンなどが参加するなど最近の劇場公開作と同様に豪華俳優陣が参加。ピクサーの作品においてはスタッフが声優として参加することがありますが、本作のキャラクター、カリスマ・デザイナーのエドナ・モード役の声優は・・・・
"Shrek2"、"Shark Tale"の後を受けどれだけの成績を残すことができるか。シリーズ作品を除き毎回異なるキャラクターを配すピクサー作品、「おもちゃ→ムシ→(おもちゃ)→モンスター→サカナ」ときてついに次回のメインはヒューマン・キャラ。次々と成績をクリアしてきただけにスタッフ陣もちょっと気になる興行成績、でしょう。
ちなみに我が家は前売券購入特典のストラップも4種類を確保し(って、もう2回観に行くの決定かよ)準備は万端(笑)。日本公開は1ヶ月遅れですが楽しみな作品です。
もう1本は"Alfie"。
監督は「花嫁のパパ」シリーズ、或いは「赤ちゃんはトップレディがお好き」(1987)で知られるチャールズ・シャイア。このテの作品は得意分野かもしれません。主演はジュード・ロウ。最近作"Sky Captain and the World of Tomorrow"はちと期待はずれの成績でしたが今回はどうでしょうか。この役柄、本人のキャラクターに合ってるんでしょうか。好みが分かれる俳優だと思いますが。
で、この役柄は超プレイボーイ。実はこの作品、マイケル・ケイン主演の1966年の映画「アルフィー」のリメイク。ロンドンのボロいアパートに住んでいながら出会う女性にあわせて変幻自在に身なりをかえる主人公が次第にもてなくなり、そして・・・というのがオリジナルの話(だったかと。たしか。)オリジナルの監督はルイス・ギルバート。複数の作品を演出したこともあって007シリーズ作品の監督のイメージが強いんですが、「フレンズ」2作や「月下の恋」(1995)なんかの演出もする職人監督。
やはり主演の魅力がかなりの部分をしめると思うんでジュード・ロウがどうかってのが評価のポイントなんでしょうか。えぇ、個人的にはほとんど興味ないんですが。(ファンの女性、すまん)
・Weekend Box Office Estimates (U.S.) Oct 29 - 31 weekend(Yahoo! Movies)
・"The Incredibles"(Official) ・「Mr.インクレディブル」(公式サイト)
・Pixar - The Incredibles(PIXAR.com)
・"Alfie"(Official)
映画好きであることを知る知人からは東京国際映画祭行った?と質問が。なんか映画好きなら毎年必ず行くもんだと思われているようなんですが、実はほとんど行ってないです(汗)。確かに一般劇場公開より先に観られる映画もあるので招待作品なんかはマスコミ・雑誌等メディアも取り上げるし話題になるんですが、どうもダメなんですよね。人気が出れば出るだけどんどん冷めていくというか、別にこの機会を逃したら・・・とかではないんで、それほど熱心にはならないし。
そんななか、ダントツ”不”人気のウワサを聞きつけ急遽鑑賞を決定した作品が「プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウェディング」。”お城マーク”で始まる映画ということもあり久々に渋谷の映画館にでかけることに。そういえば前回もここにきたのは東京国際映画祭のときだったぞ。
会場のオーチャードホール前には報道関係者用の踏み台なんかが設置されてましたが、それは夕方から予定されてた30日予定のあとのほうの招待作品「カンフーハッスル」の特別ゲスト用だったか。ちなみにこっちは渋谷と六本木での上映で六本木では舞台挨拶ありだとか。(チケットも完売してました。)
映画上映前には映画祭らしく作品に関する前フリが。作品に全く関係ないってことはないんですが、ほとんど宣伝で個人的にはいきなりテンション下がり目。まぁ、スポンサーあってのイベントっつーことでしょうがないでしょう。チケット自分で確保する苦労もしない、たいして観たいわけでもないのにつきあいでいい鑑賞席で観てる人がいるのは観たくて必死にチケット獲りに奔走するファンをバカにしてるとしか言いようがありませんが、いや、世間ってそんなもんです。オトナになりましょう(笑)。
で、王女日記2。
物語は先が読める展開でもう安心して観ていられる感じで。上映時間は1時間53分。いたってシンプルな単純なお話しながらこの上映時間が示すとおり内容はてんこ盛りで、まぁいろいろと細かなエピソードが描かれてましたな。一般公開は来年2月ということで未見の方のために詳細は敢えて書きませんが、まぁ、無難な感じで。個人的にはマリア先生(@The Sound of Music)の歌声に笑顔、という感じ。
それにしても、このパート2のお話しを受け、次の続編(パート3)ももうお話しは決まったようなもんですな。そう、パート3のタイトルは(サブタイトル含め)「プリティ・プリンセス3 ロイヤル・ウェディング2」、これで(笑)。ラスト・シーンはもちろん”ロイヤル・ウェディング2”で、ここに至るゴタゴタ話が展開されますよー。(作品観たら言いたいことわかると思いまっす、えぇ)
アメリカでは1億ドルに迫る興行収入をあげていますが、やはりこの軽い感じがあっていたのかもしれませんね。ツッコミどころ多数ですが、挙げればきりがないツッコミはこの際無視して気軽な感じで楽しむもんでしょう。
なお、アメリカではDVDが早くも12月14日に発売予定。第1作もR1・DVDはもってませんし、もう発注してるとかはないんですが、ボックスでお買得価格ででたらその時に考えます。(って、ボックスでなきゃ買わねぇのかよ)
1作目を観た人だけ鑑賞を。
・The Princess Diaries 2: Royal Engagement(The Official Movie Website)
・The Princess Diaries 2 (DVD)(Disney Video + DVD Official Info)
・プリティ・プリンセス2--ロイヤル・ウエディング-(公式サイト)
余談ですが、観賞後に会話した知人(ひさびさに直接会話!)との話題、ウェブサイトとしては非常に面白すぎるネタ満載だった。なんですが、取り扱い注意案件も多数含まれるため一部自粛(笑)しつつ、どっかでエントリー書くかもしれません。いやぁ、久々の会話、楽しみました。時間があればもっといろいろあったのですが。また別の機会に。
ハロウィーン時期になって真夏ではないけどホラー映画公開の印象がちょっとあったりして。ちと古い映画ファンはジョン・カーペンターの作品なんかを思い出してしまうのかもしれませんが、今年もホラー映画が公開されました。
で、そのホラーというのが日本映画「呪怨」のリメイク"The Grudge"でオドロキの成績でトップをゲット。$40,000,000という堂々の成績で公開劇場数では"Shark Tale"に劣るものの3,000館以上。ホラーといっても日本人の感覚とむこうの人の感覚というのは微妙に違うんだと思うんですよね。怖さの表現というのも異なるもんですが、リメイクではどのようにつくられているんでしょうか。監督はオリジナル版と同じ清水崇監督。興味深いです。
2位は相変わらず上位の"Shark Tale"。強いです。3位以降は順当にダウンしてる感じ。"Shall We Dance?"は他作品より落ち込み少なく先週より1ランクアップ。新作"Surviving Christmas"は7位。ドリームワークスにとってはちと期待ハズレか。クリスマス前に消滅してるでしょう(汗)。やっぱベン・アフレックももうダメなんでしょうか。
10月最後の週末は下記2本が主な公開作。
初めは"Ray"。これは伝説のアーティスト、レイ・チャールズの伝記映画。主演は最近作"Collateral"でも評判いいJamie Foxx。今作でも素晴らしい演技を披露しているんでしょうか。監督はTaylor Hackford。テイラー・ハックフォードといえば1982年の「愛と青春の旅立ち」、1985年の「ホワイトナイツ/白夜」、最近では「ディアボロス 悪魔の扉」(1997年)、「プルーフ・オブ・ライフ」(2000年)の監督。 実在の人物を描く伝記物語、どのように演出しているのでしょうか。
もひとつは"SAW"。古びたバスルームの対角線に位置して目覚めた二人の男には足首に鎖、そして二人の間には自殺死体、というショッキングなビジュアルも話題のサスペンスホラー映画。オフィシャルサイトもFlashゴリゴリのインタラクティブな、もうかなり凝ったユニークなつくりになってます。必見。(コワイの嫌いな人は止めといたほうが吉) 監督は本作デビューのJames Wan 。出演は80年代後半から活躍してるCary Elwes(今年はMiramaxの"Ella Enchanted"にも出演)、「リーサル・ウェポン」シリーズで知られるDanny Glover、"The Matrix Revolutions"にも出演し今作では脚色も兼ねるLeigh Whannellら。20代後半の若いクリエーターによるこの作品、個人的には非常に興味があります。日本でも10月30日公開となりますが、観に行きたいと思います。もちろん一人で(笑)。
・Weekend Box Office Actuals (U.S.) Oct 22 - 24 weekend(Yahoo!Movies)
・"Ray"(Official)
・"SAW"(Official) ・「ソウ」(公式サイト)
10月半ばの北米映画興行成績。大作はちょっと控えめのこの時期。今月末はハロウィーンもありますが、やはり時期に応じて公開する作品は選ばれます。映画会社も季節や前後の公開予定、他社の動向なんかを気にして決定すると思いますが、やはり時期は重要。よくある「xx月公開作歴代1位」とかいう宣伝文句もウソではないものの成績自体をみるとたいしたことなかったりとかよくあります。
さて、10月3週の週末は1・2位が先週と変わらず。初登場作は3・4位どまり。
"Shark Tale"は2,200万ドルを超える成績で堂々のの3週連続首位。トータルでもらくらく1億ドルを突破。公開劇場数もダントツでまだまだ頑張ってますな。これだけ好調が続くのはやはり作品に魅力があるからでしょう。日本公開も決定しており劇場では第1弾の宣伝チラシも配布中。このチラシ見るほとんどの人がそうだと思うんですが、やっぱり「ファインディング・ニモ」を思い出させるんですよね、思いっきり(笑)。日本公開はまだ「2005年春休み」となってますが、日本でも追随できるか。
"Team America: World Police"は非常にキワドイ内容ながら2位と僅差の3位。日本人が感じるのとはまた違った印象を与えるんだと思うんですがどんな評価されてるんでしょうかね。日本人には「サンダーバード」でおなじみのあの動き。でも人形劇とはいえけっこうキツイよなぁ(笑)。「サウスパーク」の受け入れられ方と同じでしょうか。
日本映画「Shall We ダンス?」のハリウッド版リメイク"Shall We Dance?"は4位デビュー。もう少しいい成績かと予想してたんですが、こんなもんなんでしょうか。
次週はまたも日本映画のリメイク作が公開。リメイクといっても向こうのスタッフではなく、清水祟監督が自らの作品「呪怨」をリメイクした"The Grudge"。主演は「スクービー・ドゥー」シリーズのサラ・ミシェル・ゲラー。彼女とホラーといえば「スクリーム2」が出てくるんですが、はたしてどんな作品になってるやら。製作にあのサム・ライミが加わっていることも注目、です。
もう1本の拡大公開作はベン・アフレック主演のコメディー"Surviving Christmas"。金持ち男が孤独なクリスマスを迎えることになり向かった先は自分が育った場所。そこに住む家族との騒動を描くこの作品。ちょっと時期的に早い?と思いましたがどんなデビューとなるか。
・Weekend Box Office Estimates (U.S.) Oct 15 - 17 weekend(Yahoo! Movies)
・"The Grudge"(Official)
・"Surviving Christmas"(Official)
最近は以前の名作映画が劇場で観られる機会が多く映画ファンには嬉しい限り。やはりいくらビデオが普及し、DVDの低価格化で入手しやすくなったとしても、本当の映画好きはやはり劇場・映画館で鑑賞する喜びは絶対に忘れられません。映画館で映画観ない人は映画好きとは言えないと思うわけで。
で、年に1回は名作が劇場公開される機会があり最近はその頻度も増えつつあります。個人的には中学1年頃から映画好きになりましたが、劇場で観る機会のなかった(というか、観られるなんてありえない)作品はメチャクチャ多いわけです。一般的に評価の高い作品というのは当然テレビ、ビデオ、DVD等で繰り返し観ているんですが、大きなスクリーンで観られる機会は貴重。名画座に通ってた時代が懐かしい。
ここ数年も「ベン・ハー」「ウエストサイド物語」「ローマの休日」「サウンド・オブ・ミュージック」「大脱走」「ゴッドファーザー」・・・などなど素晴らしい作品のリバイバル上映が行われてきています。デジタル・リマスター版でのニュープリントや最新技術でキレイになった映像を楽しむことができ大歓迎。
今もリバイバル上映が何本か予定されていますね。例えば...
・「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス デジタル・リマスター版」(10月23日公開)
「シザーハンズ」「バットマン」から「PLANET OF THE APES/猿の惑星」、最近では「ビッグ・フィッシュ」も好評のティム・バートンが大きく取り上げられているので彼の監督作品と勘違いしてる知人もいたりしますが、彼らしい世界が繰り広げられています。実はティム・バートンはあまり好きではなかったのでこの「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」は観ていなかったのですが、この機会に観てみようと思います。世間が騒ぐとそれだけ余計に観に行く気が失せる私ですが、これは観に行こうかと。ディズニーのテーマパークでも大きくフィーチャーされてますしグッズ類もこの時期になると大量増殖してますが、観ないと評価できないので今回はぜひ。
・「エレファント・マン」(11月20日公開)
作品誕生25周年記念のニュープリント上映とのこと。監督のデビッド・リンチはちょっとかわった人物で彼のそれまでの作風からすると日本では「ものすご感動作!」という売り方だったのが非常に違和感アリアリだったんですが、まさか再上映があるとは。
「ブルー・ベルベット」や「ツイン・ピークス」、「ワイルド・アット・ハート」、「マルホランド・ドライブ」などなど独特の世界を構築する監督ですがこの作品はなんとも微妙な.... この「エレファント・マン」の後にSF大作「砂の惑星」を撮ったり、そうかと思えば「ストレイト・ストーリー」といった作品も撮ったりとユニークな活動ぶり。実は個人的にはデビッド・リンチ監督は好きな監督ではないんですが(って、またかよ(汗))、特長ある活躍ぶりは面白いなぁとは思います。
コメディ作品で知られるメル・ブルックスが製作担当だったりするなんとも妙な取り合わせなんですが、ジョン・ハート、アンソニー・ホプキンスの演技には注目。これは観に行くかは....
・「山猫 【イタリア語・完全復元版】」(10月23日公開)
ルキノ・ヴィスコンティ監督、バート・ランカスター、アラン・ドロン、クラウディア・カルディナーレ共演というこの作品はめちゃ有名な作品。映画ファンならヴィスコンティとかはやっぱ必須項目ということで当然観てるだろなんてこともあたりしますが、まぁ好みの問題もありますしね。日本ではアラン・ドロン人気で知られることが多いのかもしれませんが、注目作。
ま、こういった作品も劇場公開されるのは面白い動きです。
というわけでリバイバルされる作品全てを観に行くかは?ですが、こういった状況は大歓迎。素晴らしい旧作をもっともっと劇場の大スクリーンで楽しみたいものです。
10月2週週末の北米映画興行成績。先週好調な出だしを記録したあの作品がまたもトップを飾り見事2週連続1位。
・Weekend Box Office Estimates (U.S.)Oct 8 - 10 weekend(Yahoo! Movies)
で、この"Shark Tale"。公開規模も大きく2週目も$31,700,000という成績。次週には1億ドルを超えるのはほぼ確実。"Shrek"以外はそれほどの興行成績を残せていないドリームワークスとしては思わず頬もゆるむ好調ぶりではないでしょうか。知人がディズニー・アニメを復活させ成功に導いたカッツェンバーグがつくったんだからなんてことを言ってましたが、まぁ関わった作品全部がヒットしているわけではないですし。興行成績と作品の質は必ずしも一致しないですが、タイミングもよかったかもしれないし、作品としても魅力のあるものになっていることが伺えます。好き嫌いで言えばドリームワークスという会社はそれほど好きではありませんが、魅力ある作品を送り出す力があることはもちろん認めています。どんな作品になってるか観てみたいですね。
初登場作品は2位に"Friday Night Lights"、4位に"Taxi"、6位に"Raise Your Voice"。前回書いたエントリーでも2位と6位の作品についてはふれてましたが、4位の"Taxi"はノーマークでした。これフランスでの製作によるリュック・ベッソン制作のシリーズとは異なる、シングルマザーのピザ宅配人が活躍する物語。但し、ハリウッド版となりベッソンも少なからず関与している模様(プロデューサーとしてクレジットされてますね)。"Chicago"や"Juice"、"The Country Bears"などの作品に出演しているQueen Latifahの主演作、様々な要素が盛り込まれたコメディになっているようですね。
今週末公開作品は"Shall We Dance?"。日本で話題の作品をリチャード・ギアとジェニファー・ロペスで製作。シカゴを舞台に繰り広げる会計士とダンス教師の物語、アメリカで受け入れられるでしょうか。まぁ、リチャード・ギアが主人公をどう演じるかで面白さが変わってくるかもしれません。
もう1本の拡大公開作は「サウスパーク」で知られるTrey ParkerとMatt Stoneの共同監督(製作・出演も兼ねる!)によるアクション・コメディー、"Team America: World Police"。レーティングがRなんでそれなりの内容になってると思いますが劇場でどれほど受け入れられるでしょうか。北朝鮮の某指導者も登場する非常にキワドイ作品ですがね....
・"Shall We Dance?"(Official)
・"Team America: World Police"(Official)
台風の過ぎ去った連休、みなさま如何お過ごしですか。
相変わらず休みナシの私。この週末ももちろん自分の時間は深夜少しだけ。翌日のことを考えると何事もやる気になれず.... 着々と増えているDVDも観たいんですが、じっくり観る時間もなし。どんどんたまってます。「スター・ウォーズ」観まくる!とか、オーランドで購入したDVD連続で観る!とかしたいんですが、とてもとても。先日到着した「アラジン」も放置。
とかいいながら、やはり新作DVDは気になるわけで。いつ観られるのか不明なままチェックだけはしてます。今後観たいなぁなんて思っちゃったりしたDVDを書いておこう。先日amazon.comやamazon.co.jpのアソシエイトでのリンク作成も変更された、新たなBuild a Linkとともに。日本でも発売が予定されているものもありますが、やっぱり気になるR1から。
The Lord of the Rings - The Return of the King (Collector's DVD Gift Set)
この冬のお楽しみ。「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」のコレクターズ・エディション。
豪華映像特典が特長のDVDは最近多いですが、このシリーズも然り。別に登場するエクステンデッド・バージョンはDVDのためだけの文字通り特別版。製作者の意図を忠実に伝える内容がDVDになって登場。
やはり劇場公開においては上映時間がネックになるわけで、制限事項が多い中で如何に妥協して編集するかがポイント。これ観ると削除されたシーン(或いは追加されたシーン)がどのような意図の元になされているか非常に興味深く楽しめます。監督の各シーンにこめた思いを感じることができるんですね。あるシークエンスが追加されることによって巻き起こる印象度の違い、深みや広がりなど、ここらへんの編集の難しさや面白さを楽しめるのがいいですな。
R2版もいくつかのバージョンが存在しますがR1版もバラエティに富んでますな。今まではR2しか買ってなかったけど、やっぱこれ買いか? これだけついてこの値段。スペシャル・エクステンデッド・バージョンも考えると...いくつ買わせる? 発売は12月14日。
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Gone with the Wind (4-Disc Collector's Edition)
こちらは名作のDVD、4枚組コレクターズ・エディション。
作品についてはふれるまでもないと思いますが、このDVDでは1・2枚目が本編収録、そして3枚目と4枚目が特典としてついています。この作品、制作の舞台裏もいろいろとドラマがあってこっちもけっこう面白いのでこのメイキング映像は必見。
ビデオ、LD、そしてDVDと時代と共に媒体は変化していますが、その時々で媒体の収録容量が増え特典も多くなってますな。これを考えると本編だけでなくメイキングや関連する各種映像も貴重なコンテンツ。さすがに今ではDVDに収録することを前提に同時進行イメージで映画本編とDVDが制作されてるわけですが、昔の名作がこのような形でみられるのは映画ファンにとってはうれしいもの。
ソニーがMGMを買収したことで注目を浴びましたが、過去の資産もこれからのソフト面・コンテンツ面からみたら貴重な財産。新作に力をいれるのはもちろん、過去の作品も楽しめる環境が整うのはちとうれしい。ま、そこが商売のポイントなんでこういうのでる度に買うファンはまんまと策略にのってしまってるワケなんですが....(笑)
発売は11月9日。
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The Bourne Supremacy (Widescreen Edition)
アメリカでは今年公開されて息の長いヒット作。
前作が新たなアクション映画のパターンを生み出し非常に新鮮だったんですが、その続編ということで注目の作品でした。劇場公開時の好調さから、まずは成功といえる続編になっている模様。観てないからなんとも言えないけど。
発売は12月7日。日本公開はお正月第2弾としてなので先に観られるな。ま、映画館で観るのが一番なんで公開されたら絶対映画館で観ると思いますけど、DVD買う価値がはたしてあるか?
それにしても、むこうって割引率大きいよねぇ。amazon.co.jpだと普通は20%オフ(それでも一般店舗より大きいけど)ですけど、これは35%オフ。ものによっては新作から40%オフとかもありますし。
12月は購入予定のDVDいっぱいあるからなぁ。ちょっと考えよ。日本の劇場で面白かったら買うかもしれないな。
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Dawn of the Dead (Widescreen Unrated Director's Cut)
最後はガラッとかわってホラー。
今年劇場公開されたホラー映画の名作のリメイク版。リメイクといってもけっこう新しいアイデアも盛り込まれていて旧作のファンがすべて楽しめたかは微妙(というかダメって言う人もけっこういるんじゃないか)ですが、どうですか。やっぱ走り回っちゃダメですか(笑)
このDVDでは劇場公開版でカットされたシーンが追加されているようですな。ま、ホラーの場合は特に表現に気をつかうわけなんでありがちですが。アメリカでは日本以上にレーティングが厳しくて細かく審査されてそれが映画自体に影響を与えることが多いんですよね。観客増をねらって特定のシーンを削除し、レーティングを変更させるなんてのはよくあること。そういうことがあるんでDVDとかではコレクターズ・エディションとかがでてくる。
削除されたシーンはやはり健全な青少年には影響アリアリ?なシーンになるのではないかと思いますが、どんな編集になってるんですかね。これも劇場とDVDで2回楽しめるってわけだ。まぁ、これもある意味、製作者側の策略にまんまとハマッててなんかシャクですが(笑)。発売は10月26日。
ということで、まだまだ増える欲しい、観たいDVD。我が家ではフリーのプレーヤーなんで普通にテレビでみてる環境(実家に帰れば100インチスクリーン!)なんですが、なかなか満喫する時間はないですな... でも今後もちょくちょくチェックすると思います。R2版よりもこまめに(笑)。
どうも先月オーランドから帰国してから生活のリズムが....休暇前は「もうちょっとしたら休みでしょ、仕事しろ」と言われ、休暇後は「しっかり休んだんでしょ、仕事しろ」と言われる。通常の休日もないのにこの仕打ち(笑)。
で、映画についての話題がほとんど無い... 実は映画感想エントリーもしばらく前から休止中。なんとかしろ>自分。北米映画興行成績についてエントリーを書いてたのは自分で後から楽しむため(笑)。いつころどんな映画をやっててどんなこと感じてたんだろ、ということを見直すため。調子狂ってますが9月最終週と10月1週目を今回はまとめて。
先々週トップ・先週3位が"The Forgotten"。ジョセフ・ルーベン監督、ジュリアン・ムーア、ゲイリー・シニーズ共演。(ゲイリー・シニーズといえば先月某アトラクションで・・・)8歳の息子を失った母親が精神科の医者から「実は最初から息子なんていなかった」と告げられ混乱しながらも真実を追究するというスリラー。2週目もまぁまぁ健闘。面白いのかな。
公開3週目の"Sky Captain and the World of Tomorrow"は順調にランクダウン。もうそろそろ疲れてきた?日本の劇場でも予告編始まってます。予告編は観ましたが、スター共演も映像はなんとも不思議な感じ。監督のコダワリがひしひしと。ハナシはともかく、その映像はとりあえず観てみたい。
Touchstone Picturesから2本がトップテン入り。1本は"Mr. 3000"、もう1本は10月1週2位の"Ladder 49"。"Mr. 3000"は野球で3,000安打を目指すベテラン・プレーヤーの活躍を描くコメディ、"Ladder 49"はホアキン・フェニックスとジョン・トラボルタ共演の消防士が活躍するドラマ。爆発的ではないもののなんとなく上位。
そして10月1週のトップにたったのはドリームワークスの"Shark Tale"。ウィル・スミス、ロバート・デ・ニーロ、アンジェリーナ・ジョリー、レニー・ゼルウィガーといった俳優のほかマーティン・スコセッシ監督も(フグ役で!)登場の豪華声優陣。"Shrek2"に引き続きヒット連発。内容はちとオトナ向けですが、イタリアン・コミュニティからマフィアに対する偏見云々の抗議あったりで物議を醸したりもしてます。まぁ、何かと話題も上々のスタート。Shrekシリーズ以外は結構コケてるドリームワークスのアニメもヒット連発となりました。次週以降の動向に注目。
今週末はフットボール・プレーヤーとその仲間や家族との交流を描いたドラマ"Friday Night Lights"、(最近露出度高い)ヒラリー・ダフ主演の青春ドラマ"Raise Your Voice"などが公開予定。"Shark Tale"2週目との勝負の行方は?
・Weekend Box Office Actuals (U.S.)Sep 24 - 26 weekend(Yahoo! Movies)
・Weekend Box Office Actuals (U.S.)Oct 1 - 3 weekend(Yahoo! Movies)
・"The Forgotten"(Official)
・"Sky Captain and the World of Tomorrow"(Official)、「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」(公式サイト)
・"Mr. 3000"(Official)
・"Ladder 49"(Official)
・"Shark Tale"(Official)
・"Friday Night Lights"(Official)
・"Raise Your Voice"(Official)
えーっと、帰国後、予想通りまたしても例の生活に戻っている筆者ですが、DVDだけは順調に増えているようです。て、またDVDの話で恐縮なんですけど...
日本でも今年暮れのお正月映画として登場予定の「Mr.インクレディブル」。その監督ブラッド・バードの名作「アイアン・ジャイアント」がスペシャル・エディションとして最近復活してます。日本では既に発売(2004年9月10日)されていますがR1版は2004年11月16日になってますな。(左画像リンクはR1です、念のため)
映像特典として様々な映像が収録されているこのスペシャル・エディションはファンには必携DVDですが、そうでなくても一見の価値あり!な素晴らしいもの。展開がよめそうな話ではあるかもしれませんが、心地よいラストをはじめ印象的なシーン連発のこの作品。やさしいタッチは監督の人柄を感じさせます。魅力的な登場人物、台詞、音楽、映像、・・・ もう”奇跡的”な1本。
例によってワーナーのDVDなのでパッケージ開けたときはなにも無くて寂しすぎますが、映画は最高。4カ国語の音声・字幕が収録されているのも珍しいですが、1時間を超える特典映像とともにぜひとも楽しみたい1枚。
え?私ですか? もちろんまだ全部観てません(やっぱりこれだよ)。だって、だって、・・・・ 未見DVDは増える一方ですがやはりお気に入りは手元に置いておきたいので。
いや、買おうよ。ほんとに。絶対イイって。無駄じゃないって。嘘じゃないって。マジで。
・"The Iron Giant"(Official Site)
・アイアン・ジャイアント スペシャル・エディション (ワーナー・ホーム・ビデオ)
9月23日、いよいよ待望のDVDセットが発売された。そう「スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX」
だ。
旅行後、例によって”いつもの生活”がまた始まり(汗)自分の時間がどれだけとれるか不明な状況ですがとりあえず公式発売日前日に購入だけはしました。
で、さすがにガマンできず(笑)まずは例によって特典ディスクをサラッと見てみましたが、なかなか豪華な面々が登場。だいたいDVD買っても劇場で鑑賞してる作品は本編ディスクとかほとんど観てないですけどね。
ジョン・ダイクストラ、リチャード・エドランド、デニス・ミューレン、ジョー・ジョンストン、フィル・ティペットなどなど特殊効果に関した大御所の彼らの発言もこの特典ならでは。ドキュメンタリー「夢の帝国 スター・ウォーズ・トリロジーの歴史」はファンにはたまらない内容となってます。アメリカにいたときもこのDVDボックスや特典に関する記事を特集・掲載するエンターテイメント関連雑誌をさかんに見かけました。
いつ全てを楽しむことができるのか不明ですが、時間を見つけてチビリチビリと楽しみたいですな。ここ1週間ほどの間でDVDが15枚くらい増えてるので優先順位つけるのも大変なんですけど...(笑)。
・「スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX」(20th FOX HOME ENTERTAINMENT)
・SW TORILOGY-- DVDに関するFAQ(20th FOX HOME ENTERTAINMENT)
・Star Wars: Episode IV | Star Wars Trilogy on DVD(Official Site)
・StarWars.com(Official Site)
久々に映画の話題。
9月3週目の北米映画興行成績、首位は1週目の"Sky Captain And The World Of Tomorrow"。ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ共演の映画。夏休み後の状況からか興行的にはそれほどのものではないようですが、しっかり首位を確保してますな。日本でも公開が決定しており公式サイトも登場済み。
2位はブエナ・ビスタ提供の"Mr. 3000 "。3,000本安打をテーマにしたスポーツ・コメディ。舞台となるチームはミルウォーキー・ブリュワーズ。ナリーグ中地区最下位のチーム。評価はそれなりによさそうな感じ。
全体的な低調な動きで目新しい動きは無い模様。
頑張ったのは"The Princess Diaries 2: Royal Engagement"。1億ドルにはもうすこしではあるものの、大健闘でしょう。なお、先週日米同時首位となった「バイオ・ハザードII」、1週で陥落ですがまぁこんなもんでしょう。
えーっと、まだ社会復帰直後で調子がでない(汗)ので今回のエントリーはこんな記述でとりあえず終了。元気な時に追記するかも。
・Weekend Box Office Actuals (U.S.)Sep 17 - 19 weekend(Yahoo! Movies)
・"Sky Captain And The World Of Tomorrow"(Official)
・「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」 (公式サイト)
・"Mr. 3000 "(Official)
9月1週はレーバーデイもあって連休となるアメリカ。映画も連休にあわせて新作を公開することが多いですが、9月1週も4本の新作が公開されました。
首位は"HERO"。先週に続き首位をゲット。全体的に低調な感じだったのでスゴイ記録ではないですが、なんとか一位キープ。2位の"Without a Paddle"と3位の"Anacondas: The Hunt for the Blood Orchid"は先週から順位が入れ替わりました。新作4本も最上位が"Paparazzi"の4位。健闘の"Princess Diaries 2: Royal Engagement"は5位をゲットしました。
今週末の拡大公開予定は下記2本。
ひとつは"Cellular"。クリス・エバンスとキム・ベイシンガー共演の、携帯電話をモチーフにしたスリラー。監督はデビッド・エリス。初監督作"Final Destination 2"(邦題:「デッドコースター」)でも面白い映像作りをしていた彼は、「マトリックス:リローデッド」のハイウェイでのチェイス・シーンを演出してことでも知られる職人。今回は身近な機器である携帯電話がキーとなっているため派手なビジュアルの展開はないかもしれませんが、どんな演出をしてるかちと興味あり。
もうひとつは"Resident Evil: Apocalypse"。日本でも先週、シリーズ前作のテレビ放映がありましたね。主演のミラ・ジョボヴィッチも来日するなど、劇場公開の準備も着々とすすんでいるようです。監督は前作のポール・アンダーソンが制作にまわり今回はアレクサンダー・ウィットが担当。「バイオ・ハザード」前作のイメージ、そしてゲームの世界観をどう表現しているかは注目かもしれません。特に今回はゲームでの人気キャラクター、ジルも登場。果たして、受け入れられるのでしょうか。
なお、これらの作品よりも個人的にはこちらのほうが気になる。それは"THX 1138"。
ファンなら誰でも知っているジョージ・ルーカスの記念すべき作品。9月14日にDVDも発売されるのですが、今回の劇場公開作は1971年公開のバージョンとは異なるディレクターズ・カット版。やはり大きなスクリーンで観られるのはいいですな。向こうでも20都市限定のようで鑑賞できるファンが羨ましい。
・Weekend Box Office Estimates (U.S.)Sep 3 - 6 weekend(Yahoo! Movies)
・"Cellular"(Official)
・"Resident Evil: Apocalypse "(Official) , 「バイオハザードII/アポカリプス」(公式サイト)
・"THX 1138"(Official)
すっかり’Back to School’な季節となりましたが、夏休み興行ももうすぐ収束方向。日本ではハリー少年がダントツの成績を残し先週から少しずつ順位を落としている状況ですが、北米では毎週順位がいれかわり興行収入額も下降気味?
8月最後の週末は公開を他国よりかなり遅らせた"HERO"が首位。配給は最近お騒がせのミラマックス。上位10作品中2番目の公開劇場数ながら見事に首位を獲ったアタリは立派といえるでしょう。日本では公開もDVD発売もとっくに済んでますが、この時期公開はいいタイミングだったかもしれません。非常に印象的な映像つくりで個人的にも好きな作品のひとつです。かなり東洋的なイメージが強いためアメリカでの成績はそれほどでもないと予想してましたが、まずまずのスタートですな。やっぱ「グリーン・ディステニー」あたりから印象も変わってるのかもしれません。
日本では同作のチャン・イーモウ監督の最新作「LOVERS」の公開も始まり、こちらも日本での興行成績トップとなったようですが、日米同時に同監督(&スタッフ陣)の作品が首位というのは面白いですね。
2位は初登場の"Anacondas: The Hunt for the Blood Orchid"。ジェニファー・ロペス主演の「アナコンダ」の続編ですが彼女の出演はなし。これも次週は大きく順位を落とすんだと思うのですが、やっぱりこういうのって続編つくっちゃうんですね。ま、いいですけど。
健闘してるのは"Princess Diaries 2: Royal Engagement"。1ランクダウンの4位ですが同時期公開の"Alien vs Predator"をトータルでも追い越し上位にランク。公開劇場数も唯一3,000を超えているあたりは立派じゃないですか。Disney関連も大金つぎ込んだ作品がことごとくコケたあとにこの動き。ヒット作つくるのって難しい....
"Exorcist: The Beginning"も予想通りの下落ぶり。2週目これなら以降の動きは決まったも同然。違う監督の2バージョンが含まれるDVDのほうを待つマニアもいるかも。
今週末からは、パパラッチのグループに事故にあわされた妻と子供の復讐をする映画スターを描いた"Paparazzi"、バスケットチームにドラフト指名され生活が変わってしまった青年とその周囲の騒動を描いたコメディ"The Cookout"、女性インド人監督による階級をこえて躍進しようとする女性主人公を描いた"Vanity Fair"、ジョシュ・ハートネット扮する若い投資家がであう女性との関係を描いたロマンティック・スリラー"Wicker Park"などが公開予定。いずれも日本公開は?な状況ですな。
興行成績も今週末は全体的に低調になるかな?
・Weekend Box Office Actuals (U.S.)Aug 27 - 29 weekend(Yahoo! Movies)
・"HERO"(Official)
・"Paparazzi"(Official)
・"The Cookout"(Official)
・"Wicker Park"(Official)
今週も体調不良ながら仕事は休めず、オマケに週末も休日出勤(泣)。ロクにエントリーもポストできず... でもエントリー書くより身体が大事(汗)。毎週前半にポストしてる恒例の北米映画興行成績、もう土曜日となってしまったものの、とりあえず書いておく。自分の記録のためにも。
8月20~22の週末の興行成績、首位奪取はシリーズもの最新作"Exorcist: The Beginning"。「エクソシスト」といえばウィリアム・フリードキンの監督、そしてリーガンを演じたリンダ・ブレアが話題になったオカルト・ホラーの名作。このエクソシストは続編も製作され、「2」はリンダ・ブレア再出演で監督はジョン・ブアマン。1作目とは違ったタッチでなかなか面白いシリーズでした(過去形)。
「続編ものはアタリが少ない」というのは一般的な評価で、「ゴッドファーザー」、「フレンチ・コネクション」くらいしか評価された続編とかなかったような感じ。この話の原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティは「2」では未参加でそれが不満か「3」(1990年作品)を製作・原作・脚本そして監督した人物。「やっぱやめときゃよかったのに...」という意見もあったと思いますが、懲りずに「4」製作ですか。まぁタイトルには「4」はないので今までのシリーズとは違うというつもりか。まぁ内容が「1」と「2」で名優マックス・フォン・シドー演じたメリン神父の若い頃。ポール・シュレーダー監督のバージョンが製作陣の不満をよび急遽レニー・ハーリン監督登板で完成した新バージョン。今回ブラッティ氏は原作のみ。脚本も別人がクレジット。それにしても今回も”やっぱやめときゃよかった感”たっぷり?(笑) えぇ、個人的にはあまり期待してません...(汗)
2位は"Without a Paddle"。遭難した若者達が遭遇するエピソードを描いたこの作品は前出「エクソシスト2」監督のジョン・ブアマン監督作「脱出」のリメイク。メンツがメンツだけに2位にはいってますがどうなんでしょうか。仮に日本で公開した場合よりはマシだとは思いますが...
3位は健闘してる"Princess Diaries 2: Royal Engagement"。4位の"Alien vs Predator"とはトータルでは僅差で下ながら、週末成績は王女日記2が上。ま、ジワリジワリと下降気味、ですが...
オドロキは前週17位から5位にジャンプアップの"Open Water"。スキューバ・ダイビングを楽しむカップルが遭遇する黒い背びれとの物語。よっぽど特別な魅力があるのだろうか? 限定公開から脅威の躍進。
今週末は、ジャングルにいった製薬会社の探検隊が巨大ヘビに遭遇する"Anacondas: The Hunt for the Blood Orchid"、日本では「LOVERS」が公開開始となるチャン・イーモウ監督の"HERO"などが公開予定。すでに"HERO"は好調なでだしのようですが、アメリカでも受け入れられるのかな?
・"Exorcist: The Beginning"(Official)
・"Open Water"(Official)
・"Anacondas: The Hunt for the Blood Orchid"(Official)
・"HERO"(Official)
世間は夏。夏休みも学生はまだまだ終盤に入ったところ、そして社会人はもう職場復帰、ってな感じなのが一般的なのかもしれません。とりあえず私はこの週末も出勤しておりまして(泣)、仕事漬けの日々を送っております。
さて、毎年8月はお台場フジテレビで夏のイベントが行われます。フジテレビ社屋の他近隣の施設も巻き込んでさまざまなイベントが行われますが、今年は「お台場冒険王」という名前のイベントが行われております。
で、映画好きはやはりこちら、「The Movie King お台場映画王 2004 OVER THE RAINBOW BRIDGE」(タイトルなげぇよ)なるものが気になるわけで。8月21日(土)~27日(金)までシネマ・メディアージュのシアター11と13を使ってさまざまな作品の上映、トークセッションが行われます。
フジテレビのイベント、ということでメインはやはりフジテレビ製作の映画上映。最近はテレビ局が映画製作に積極的に乗り出すことが増え、テレビドラマと連動した作品の劇場版など多くの作品が製作されています。このイベントでも
・「笑の大学」(監督:星護、原作・脚本:三谷幸喜、主演:役所広司、稲垣五郎)
・「スウィングガールズ」(監督・脚本:矢口史靖、出演:上野樹里、竹中直人、白石美帆)
・「レイクサイド マーダーケース」(原作:東野圭吾 監督・脚本:青山真治)
・「NIN☆NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」(監督:鈴木雅之 原作:藤子不二雄A)
などを上映予定。
しかし、個人的には8月23日に行われるシリーズ3部作一気上映。
シアター11では「スター・ウォーズ特別編」、「スター・ウォーズ 帝国の逆襲 特別編」、「スター・ウォーズ ジェダイの復讐 特別編」。シアター13では「ロード・オブ・ザ・リング スペシャル・エクステンディット・エディション」、「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 スペシャル・エクステンディット・エディション」、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」を上映。それぞれ11時から21時くらいまでの連続上映。行きてぇ。でも同日やってたらどっちかしか観られないじゃん...っつーか、休んでなんかいられないのでいずれにしろムリなんですけど(泣)。 「ロード・オブ・ザ・リング」のほうは1部と2部がスペシャル・エクステンディット・エディションということでDVDのみの特別版が大きなスクリーンで観られるのは貴重なチャンス。
8月24日にはスニーク・プレビューとして作品名が公になってませんが「この秋話題の究極大作」と記されている作品を上映予定。同日は「ヴァン・ヘルシング」や「バイオ・ハザードII アポカリプス」(これの前には「バイオハザード」)も上映予定。
個人的には25日の「ルパン三世 カリオストロの城」、27日の「新幹線大爆破」といった作品の上映も気になる....どの作品も料金は1,000円。(「スター・ウォーズ」と「ロード・オブ・ザ・リング」の特別上映は3,000円) 時間があれば通うんですが... うぅぅ、休みくれ...頼む....
・「The Movie King お台場映画王」(公式ページ)
・「お台場冒険王」(公式サイト)
・シネマ・メディアージュ(公式サイト)
だいたい日本時間月曜朝にはなんとなく結果がわかりはじめる北米映画興行成績。
検索サイトのニュース・コーナーなんかにもロイターの配信する興行成績に関する記事がアップされたりしますが、私もこまめにチェックなどしたりします。毎週欠かさず。
で、8月2週週末の興行成績が発表されている。
1位はまぁ予想通りだった"Alien vs Predator"。FOXの人気(かどうかは知らんが)シリーズの対決もの。ちょっと前にも「ジェイソン」と「フレディ」が意味もわからず対決する謎の映画がありましたが、やっぱり向こうの人ってこういう映画好きなのかしらん? むちゃくちゃこじつけなんスけど、話。で、ラストはどうなのさ。双方のマニアを敵に回さないようちゅうとハンパなつくりになってんちゃうんか!と。まぁ、次週はズルッと下へ行くことを予想してます。ありがちなパターンで。何週もヒットし続ける映画ではないと思っているのですが、個人的には...
そして2位は"The Princess Diaries 2: Royal Engagement"。週末の成績こそ1500万ドルほど差がありますがトータルでは100万ドル弱の差。大健闘でしょうな。公開の時期がよかったのかな? ちなみに、"Around the World in 80 Days"が8週かけて稼いだのが$23,172,673、だったのに対し"The Princess Diaries 2: Royal Engagement"は最初の週で$37,209,000。こりゃすげぇ(笑)。さらに"King Arthur"が5週かけて稼いだ$50,151,674にも次週追い越しそうなんですけど(大笑)。いやぁ、映画ってわかんないですね。
先週2位の"The Village"は"The Bourne Supremacy"を下回る6位転落。次週には1億ドルを突破すると思われますが、このまま下落していくような感じ。その他は大きな変動無く順当に順位を下げてる感じ。
今週から登場予定の作品は2本。
1本は"Exorcist: The Beginning"。一世を風靡したオカルト・ホラーの名作「エクソシスト」の関連作。物語はメリン神父の若い頃アフリカでの出来事がメインとなる模様。監督はレニー・ハーリン。「ダイ・ハード2」から「クリフハンガー」あたりはけっこう勢いよかったけど、「カットスロート・アイランド」からその勢いもすっかり無くなって... でもまだまだ映画撮ってるんですね。ヴァル・キルマー、LL・クール・J、クリスチャン・スレーターらが主演の"Mindhunters"という作品も来年公開予定ですか。頑張ってますね。どんな作品に仕上げているんでしょうか? ちょっと不安もないでもないんですが。
もう1本は"Without a Paddle"。3人の若者が宝探しにでかけて起こる騒動をつづったコメディ。監督はスティーブン・ブリル。アダム・サンドラーと組んで"Little Nicky "や"Mr. Deeds"といった作品を演出しており今までの経歴もコメディ中心。日本ではなんとも微妙な感じですが、向こうではそうでもないのかな?
アメリカでも夏休みは収束方向。映画界もちょっと一休み、って感じになるか?
・Weekend Box Office Estimates (U.S.)Aug 13 - 15 weekend(Yahoo! Movies)
・"Alien vs Predator"(Official)
・"The Princess Diaries 2: Royal Engagement"(Official)
・"Exorcist: The Beginning"(Official)
・"Without a Paddle"(Official)
何かとお騒がせの映画会社、Miramax。
それは共同経営責任者のハーベイ&ボブのワインスタイン兄弟が興した独立系の映画会社。最近も映画"Fahrenheit 9/11"の配給を巡って親会社であるDisney社と一騒動ありましたが、なかなかキビシイ状況にあるようです。13日の金曜日にスタッフの13%を解雇する旨の発表がされました。
・Miramax Lays Off 13 Percent of Staff(Yahoo! Finance Reuters)
6月末の時点でDisney社が映画製作に対する出資を縮小するとの意向を投資家との対話の中で公表しており、その流れで傘下のMiramax社の動向もある程度は見えてはいました。契約が切れるタイミングで親会社とは離れて新たな方針でいくことも予想されましたし。傘下である以上親会社のいうことは少しは聞かないといけない。先の配給問題についても結局は従わざるを得なかった(結果的にいい宣伝(?)にもなり映画は大ヒット)
これは買収されたときからずっと思っていることですが、Miramax社は大手企業の傘下に組み込まれていては本来の魅力が発揮できないと思うんですよ。独立系として大手メジャー製作会社が手を出さないようなジャンルに進出して事業を進めていったほうがいいと今でも思います。まぁ、現在はどこかしらのグループに属すことは避けられない状況であるのかもしれません。それに今でもある程度の自由は認められているとは思います。が、今のライオンズゲート(下欄リンク参照)とかのポジションのほうが面白いと思うのですが....
特に最近は巨額の予算をつぎ込んだ大作が非常に目につきます。アカデミー賞にも常連となるなどそれなりに目指すところがあって今の状態になってると思うのですがそれってやっぱなんかちょっと違う感じ。「シカゴ」「ギャング・オブ・ニューヨーク」「コールド・マウンテン」といった作品を製作し賞レースの常連となりましたが、以前のMiramax社を知るファンは納得してない人のほうが多いと思いますが。
そうはいっても完全に方向変換してるわけでもない。最近も海外作品の上映についても積極的に動いているのは面白いところ。最近も米国で「HERO-英雄-」や「座頭市」、「インファナル・アフェア」といった作品の公開も予定しています。
すでに今年度の年間予算を使い果たしてしまっているという噂もあり今回の解雇は当初から指摘されていました。今回のスタッフ解雇も数ヶ月前から話題になってたのでオドロキはしませんでしたが、ほんとにそれだけキビシイ状況ということですね。一部でボブとハーベイが別々の会社でそれぞれ事業を継続するといった話や名前だけDisney社に売って新たに独立するなんて話題も登場してます。当然のようにDisney社、Miramax社ともに公式見解は発表しておりませんが、そのうち大きな動きがあるかもしれませんね。
個人的にはMiramax社はもっと異なるのフィールドで特色ある活動をしたほうがいいと思いますけどね。
大手傘下になることで巨額予算を調達し、それを元にさまざまな事業を行うのもひとつのやり方かもしれません。でもそれって本来の姿なのか? スタッフ解雇騒動も必要以上に巨大化しすぎた弊害なんだと思うのですがどうでしょうか。
創業者の性格が悪く業界関係者からは嫌われるキャラクターであったとしても、それも含めて決して大手にとらわれない、独自路線で突き進むのがこの会社の魅力のひとつ。その特徴が好きか嫌いかは人によって分かれるかもしれませんが.... やはり、ニューヨークで独立系として活躍していた以前のMiramax社のほうがいいと思いますが...
悪名高き会長にも”社名に込められた両親への思い”など「えぇ話」もありますし。って、全然関係ないか(笑)。
・Welcome to the Miramax Cafe(Miramax Official Site)
・Lions Gate Films(Official Site)
夏の話題作はほとんど出そろった感じ。今週は大作公開はなくここ数週間のなかでは控えめな成績だったかな、の北米映画興行成績。
首位はこの週末公開スタートの"Collateral"。マイケル・マン監督、トム・クルーズ主演のスリラー。トム・クルーズは殺し屋役ということでいつもとは違った役柄ですが、Yahoo! Moviesでの評価はメディア、観客ともに好評のようで。R指定ということもあってか(?)$24,400,000という週末成績でしたが、製作のドリームワークスとしてもまずまずの手応えではないでしょうか。まぁ、タイミングを考えたらもう少し上乗せほしかったところかもしれないけど。
2位は"The Village"。週末の成績は$16,583,000でしたが、2週終了時点でトータル$85,727,000ということでまぁ関係者はホッとしているところでしょう。劇場数も多く次週には1億ドル突破か? いやぁタッチストーンやディズニーの幹部はやっと安心して寝られるようになったんじゃないですか、ほんとに(笑)。
3位は"The Bourne Supremacy"。"I, Robot"の成績を8月1週で上回ると予想していたのですが、ちょっと及ばなかったようですな。4位の"The Manchurian Candidate"も健闘。ジョナサン・デミ監督、デンゼル・ワシントン主演の政治スリラーですが、これは1962年制作ジョン・フランケンハイマー監督、フランク・シナトラ主演の「影なき狙撃者」(原題は同じ)のリメイク。当時としては斬新なアイデア(ある事象を認識すると人を殺すようになっている男が主人公)の作品かと思いますが、現代版ではどのようなつくりになっているんだろうか。旧作では朝鮮戦争時代の話ですがこの新作ではペルシャ湾岸戦争が裏舞台。ううむ、楽しみだ。
8月2週週末は次の2作品が公開予定。
はじめは"The Princess Diaries 2: Royal Engagement"。アナハイムのDisneylandでプレミアを開催するなどDisneyらしい演出のプロモーションもあったりしました。この続編は前作から続く物語でGenoviaの王女Miaの新しい環境で巻き起こる騒動を描いたもの。スマッシュ・ヒットなるか?
それと、以前から話題のネタにはなてたFOX映画バケモノ対決"Alien vs Predator"も公開開始。
監督は今年「バイオハザードII アポカリプス」も公開予定のポール・W・S・アンダーソン。「エイリアン」といえばDVDボックスの映像特典でもわかるように裏では様々なゴタゴタが多い作品。それに今回はどう考えてもムリがある(?)バケモノ対決。どうなんでしょうかねぇ。ランス・ヘンリクセンを出演させるあたりはマニアもニヤリ、ですが。日本では12月公開予定。すでに一部劇場で前売券発売中。オマケつきなのでファンは事前購入?
・Weekend Box Office Estimates (U.S.) Aug 6 - 8 weekend(Yahoo! Movies)
・"Collateral"(Official) ・「コラテラル」(公式サイト)
・"The Princess Diaries 2: Royal Engagement"(Official)
・"Alien vs Predator"(Official) ・「エイリアンvsプレデター」(公式サイト)
昨日書くつもりが1時前帰宅でそんな元気はなく....またしても遅れたエントリー、の北米映画興行成績。
7月末から8月1日までの週末成績トップは"The Village"が$50,746,142という成績で堂々の首位デビュー。この金額にはちょっとビックリ。「シックス・センス」なんかは評判もまぁまぁよく独特の世界をもつシャマラン監督ですが、個人的にはそれほど面白いとかは思っていないのですが....特に前作「サイン」も終盤かなりガックリきちゃいましたし。
2位の"The Bourne Supremacy"は堂々の成績で"I, Robot"を上回るペースで順調な感じ。2週目終了時点で1億ドル目前。スゲェ。"The Manchurian Candidate"も2千万ドルオーバーで3位キープ。なお"Catwoman"は既に勢い衰え6位後退。製作陣はこんなハズではと思っていると思うのですが。
何故か毎週ふれている(汗)"King Arthur"は予想通りのトップ10脱落でもう過去の作品に。凄まじい潔いまでの(?)大コケぶりに唖然。しかーし!それを上回る大コケ作品が実は登場している。
その作品とは"Thunderbirds"。劇場数は半分、それにすでに6週終了という"Fahrenheit 9/11"にも及ばない$2,766,810という成績はかなりのオドロキですな。やっぱ興味ないんだろうか。関係者ももう笑うしかないんじゃないだろうか。1週目のトップ10にも入れないってそりゃもう記録的な大コケぶりでは???
今週末公開の注目作は2作品。どこまで食い込めるか?
1本は"Collateral"。マイケル・マン監督の最新作。ヒットマンのトム・クルーズとコメディ作家ジェイミー・フォックス共演の犯罪ドラマ。マイケル・マン監督は男らしい骨太な作品を発表しており個人的にもちょっと期待の1作。
もう1本は"Little Black Book"。ブリタニー・マーフィー主演のコメディ作品。キャシー・ベイツやホリー・ハンターらが脇を固めるこの作品の監督はニック・ハーラン。日本ではあまりなじみが無い監督かと思われますが、いままでロマンティック・コメディをとり続けてる監督。
ホリデー・シーズン、どの作品が盛り上げるんでしょうか。もうだいぶ出そろってる感じはするんですけどねぇ.... まだ王女日記2、バケモノ対決(エイリアン&プレデター)、エクソシスト新作なども控えてますけどね...
・Weekend Box Office Actuals (U.S.) Jul 30 - Aug 1 weekend(Yahoo! Movies)
・"The Village"(Official)
・"Collateral"(Official)
・"Little Black Book"(Official)
今年年末、お正月映画として日本でも公開されるピクサーの新作"The Incredibles"(邦題:「Mr.インクレディブル」)。原題と邦題は同じだと思っていた知人がいましたが実はタイトル違うんですよね。原題を訳しただけではないのだ。
で、まだ夏真っ盛り、ですが一部劇場では前売券がすでに発売開始されています。
最近の傾向として前売券のおまけとしてつくのは携帯ストラップが多い。ディズニー関連でも携帯ストラップが特典としてつくパターンが多数。時にはペア券で豪華特典付き(限定)とかありますが...
この「Mr.インクレディブル」にも同様のオマケが。一応名称は”プチ・クリック”。マスコット自体を自由につなげることができるもので、東京ディズニーリゾートにおいても様々なキャラクターのマスコットが発売されていますが、それと同様のもの。購入した劇場では主人公のなかから”Mr.インクレディブル”と”インクレディブル夫人”の2種類を配布中。携帯につけるにはちょっとゴツすぎ。
(右画像は前売券と特典”プチ・クリック”&ポストカード)
なお、今一部劇場では同作品のポストカード(左画像参照)を配布中。
インクレディブル一家がデザインされた5パーツからなるポストカードで主人公ファミリーの特長が簡単に記載されてますな。”特殊なバリアで身を守る”長女ヴァイオレット、”時速300kmで走り抜ける”長男ダッシュもしっかり登場。
公式サイトではまだまだ公開されてる情報は少ないですが、ま、ファンは既に本国サイトで様々な情報を仕入れ済みのことでしょう。名作「アイアン・ジャイアント」のブラッド・バード監督の新作、期待が高まります。今回も積極的なプロモーションを展開するのでしょうか? 今後の展開にも注目。
・"The Incredibles"(Official Movie Website)
・「Mr.インクレディブル」(公式サイト)
ここのところ体調不良でかなりヤバイ感じ。相変わらずお休みなしでたぶんそのうちダウンすると思います。と、こんなところで宣言しても誰からも反応がないことがわかりきってる個人的な状況はさておき、北米映画興行成績について書いてみる。もう今更、なのでごく簡単に。
7月4週目の週末はマット・デイモン主演のシリーズ2作目"The Bourne Supremacy"が堂々の首位デビュー。週末の成績も$52,521,865とまずまずで続編ながら1週目は好ダッシュといったところでしょうか。本編映像の一部をみましたが、画面つくりはけっこう期待できそうな感じ。前作「ボーン・アイデンティティー」が楽しめた人なら今回も楽しめるのかも。ユニバーサルはこの夏期待の"The Chronicles of Riddick"が思いっきりコケているだけに名誉挽回の1本としたいハズ。
2週目となる"I, Robot"もオープニングを迎えた"Catwoman"をおさえ2位堅持。登場するロボットが盗作なんて話題もありましたが、2週目はなんとか2位キープ。"Spider-Man 2"も4週目ながら公開劇場数では最多という状況で4位に踏ん張る。もうすこし稼ぎそうですな。"Fahrenheit 9/11"も1億ドルを突破し大統領選の時期とあいまってまだ7位に位置している状況。
そして今回もやっぱりふれてしまう"King Arthur"。一気に劇場数も減って3週で$45,169,967。日本でも公開が始まりましたが、本国では堂々のDisney関連作品大コケ連発記録更新って感じで。次週はもっと劇場数へってトップ10圏外にいよいよ脱落でございます。いやぁ、今回も短命でしたな。さよなら。
7月最後の週末は懐かしのテレビ作品劇場リメイク"Thunderbirds"、M.ナイト.シャマラン監督最新作"The Village"、デンゼル・ワシントン主演のスリラー"The Manchurian Candidate"といった作品が公開予定。個人的には"The Manchurian Candidate"にはかなり期待。監督のジョナサン・デミも期待度たっぷりですがメリル・ストリープ、ジョン・ヴォイトなど脇役陣も期待度高し。ペルシャ湾戦争での出来事を背景に繰り広げられる政治スリラーの本作、早く観たいです。
それと、予告編から今までの作品の雰囲気と同じものを感じるシャマラン監督の作品はどこまで上位に食い込めるか、そちらも注目しています。
・Weekend Box Office Actuals (U.S.) Jul 23 - 25 weekend(Yahoo! Movies)
・"The Bourne Supremacy"(Official)
・"Thunderbirds"(Official) 「サンダーバード」(公式サイト)
・"The Village"(Official) 「ヴィレッジ」(公式サイト)
・"The Manchurian Candidate"(Official)
映画"Fahrenheit 9/11"の北米での興行成績が1億ドルを超えました。これはスゴイことだと思います。きっと多くの人が影響をうけてるんだろうなぁなんてことを想像するのですが、それって危険な面も含んでいるとも同時に思うんですよね。
すっかり話題になってることもあって映画の内容をけっこうまじめに捉えてる人とかも多いのかもしれません。しかし、この劇中に描かれていることが全て真実と思ってしまうことはあまりにも危険。中には映画の内容がすべて真実だと思いこんでるかもしれませんよねぇ。個人的にはムーア監督の主張には賛成できる部分もけっこうあります。前作の”銃規制”にしても今回の”戦争反対”に関しても、もちろんどちらも大賛成。
しかし。個人的にはムーア監督の手法というのはあるテーマについて主張はひとつ(それが正しいとか正しくないとかは別問題)で、それを表現するために”都合のよいマテリアル”を並べてるようにして映画がつくられているように感じます。客観性のあるドキュメンタリーというより自らの考え・主張を表現するために都合のよい情報や特定部分のみをピックアップしてまとめてる感が否めません。ヒットした前作「ボウリング・フォー・コロンバイン」においても観ていて感じたことなのですが、今回の作品にもきっとそんな部分がありそうな感じがしてなりません。面白そうな作品になってそうだとは思いますけど。
ムーア監督の主張には納得できる部分も多いしその行動力には素直に感心してますが、ドキュメンタリー映画としてはどうなんでしょうかねぇ。これみて”これが真実なんだ!”とすべて鵜呑みにして思いこんでしまう人がいるとしたらそれは大きな間違いだと思うのですが..... これを機会にもっと社会や政治の動きに関心をもって広く知識を求めたり積極的に調べたりするようになればいいと思うのですが...
ま、映画については観てないのでなんとも言えないですが、映画も監督の主張が多分にはいった作り物であることをどこかで意識する必要があるかもしれません。
(誤解をさけるために敢えて書いておきますが、ここで言いたいのは「ムーア監督の映画の作り方はおかしい!」「ブッシュ大統領の行いは正しい!」ということではありません。いろんな見方をしないといけないよね、ということ。)
・"Fahrenheit 9/11"(Official)
・「華氏911」(公式サイト)
アニメ最大のヒット作となった"Shrek2"。その製作会社である映画スタジオ、DreamWorksがアニメ部門の独立にむけた準備を進めているニュースがアップされてます。
・DreamWorks to Spin Off 'Shrek 2' Unit(Yahoo! Finance REUTERS)
上記記事では水曜日に6億5千万ドルを使い新たに独立した会社を設けるとのことが記述されています。また、これまでのドリームワークス社の状況についてもふれられています。
DreamWorks SKGは既にご承知の通りスティーブン・スピルバーグ、デビッド・ゲフェン、ジェフリー・カッツェンバーグの3名が中心になって設立された映画スタジオ。1994年10月に設立されもうすぐ10年になります。数々の映画作品をリリースしていますが、やはり「シュレック」のヒットでアニメ部門に注目があつまってるでしょうか。特に今は。
でも、設立当初は映画だけでなくテレビや音楽関係にも進出するなど複数のもっと大きなマーケットを目指していたと思うのですが、必ずしも成功してるというわけでもないようです。音楽事業やビデオゲーム事業は売却されてますしテレビ関連の事業においても大手のNBCと組んでいます。
スピルバーグの会社ということで映画関係は注目を集めましたが最近は露骨な賞取り活動(ミラマックス社と同様)なんかで批判的な意見も。それでも久々の映画スタジオ設立ということで設立当時から精力的な活動を続けています。
アニメ部門はカッツェンバーグ氏が率いてますが、まぁ設立当時からユニークな作品はつくってますがヒット作連発ってわけでもなく、興行的に成功してるのは「シュレック」くらいじゃないでしょうか。今後もCGを使ったアニメ作品を製作し続けるといわれてますが、ディズニー、ピクサーに次ぐアニメスタジオとして今後も作品を発表していくことでしょう。2006年までに5本のCGアニメ作品が準備されていることも公になってます。
ドリームワークスのアニメ作品はやはりディズニーをどうしても意識させるのは仕方のないことでしょう。「シュレック」の面白さのひとつにはディズニーとの対比がありますし。ディズニーの作品に詳しい人なら思わずニヤリとする、知っていれば知っているほど余計に楽しめるというのがこの作品。ま、その点でディズニーのスゴさも確認したりするんですが。(まぁ最近はちょっと...ですが)
というわけで、「ドリーム・ワークス・アニメーション」の今後にも注目しましょう。ライバルが強力ならもっと面白くなる。ピクサーとドリーム・ワークス・アニメーション、そしてディズニー、今後CGアニメ全盛となる舞台でどんな作品が楽しめるか、そしてその戦場でどんな争いがみられるか、楽しみじゃぁありませんか。
関連サイト
・DreamWorks SKG(Official Site)
・「シュレック」はカッツェンバーグを押さえて見るとオモシロイ(eiga.com)
・"Shark Tale"(Official: October 1,2004)
・"Madagascar"(Official: Summer,2005)
7月から"Spider-Man2"旋風が巻き起こってますが、やっとその首位の座を奪う作品が登場。ま、爆発的ヒットなんでもうそろそろ一段落してもいいんですが。
・Weekend Box Office Jul 16 - 18 weekend(Yahoo! Movies)
で、その首位デビューはウィル・スミス主演の"I, Robot"。週末の興行成績は$52,250,000ということで、まずまずの出だしではないでしょうか。FOXの株価も微妙に上がってたり。もちろんDisneyの株価は下がってますけどね(汗)。
それでも"Spider-Man2"は3週終えて3億ドル突破という成績。"Shrek2"は4億ドル、"The Passion of The Christ"が3億ドル、"Harry Potter and the Prisoner of Azkaban"が2億ドルを突破しているという状況。ヒットの目安としてよく言われる1億ドルは"Troy"、"Van Helsing"、"The Day After Tomorrow"などがマーク。それに"Dodgeball: A True Underdog Story"が先週末に加わった。"Fahrenheit 9/11"なんかも再来週くらいには加わるかも。
そしてまたまたふれずにはいられない"King Arthur"。2週目はガクッとおちて$6,927,000、トータルでも$37,876,000。同週デビューの"Anchorman"に2千万ドルも離されているという情けない状況。日本でも積極的なテレビ露出でアピールしてますが、本国がこれじゃぁ日本はもっと難しいと思うけどなぁ。別にブラッカイマー製作だからってことで映画観に行く人なんてそうそういないと思うし。「アーサー王」とか「エクスカリバー」とか「円卓の騎士」とかいわれても今時ピンとこないよねぇ、きっと。ま、ヒットする映画というのは普段映画を観ない人をどれだけ取り込めるかがポイントですから日本では!?ってことも。いや、無いと思うんですけど。
日本で正月公開の"The Terminal"(邦題:「ターミナル」)もスピルバーグ&トム・ハンクスとしてみればイマイチな成績。ま、名前だけでヒットするなんて最近はないけど。キビシイですな。
次週公開の映画については勘違いしてココで書いてしまったので今回はパス(笑)。テレビで本編映像のシーンをいくつか観ましたが、"The Bourne Supremacy"(ボーン・スプレマシー)は前作「ボーン・アイデンティティー」と同様にキレのあるアクション作品に仕上がっているような予感。ちょっと楽しみ。その次には"Thunderbirds"、"The Village"といった作品が待機。まだまだこの夏は盛り上がるかもしれません。
何を勘違いしたのか、23日公開の映画についてだらだらと書いた7月14日のエントリー(汗)。最近は曜日の感覚もなく帰宅できても何もできずに倒れるパターンが続出。もうちょっと生活を改善しないとイケナイですな。って、全然理由になってませんが、いいわけがましくて(笑)。
1回ポストしたエントリーの修正は後から自由にはできるのですが、個人的には以前のエントリーを後から書き換えるのはどうかと思ってまして。間違いであってもそれをコソッと書き換えるのではなく追記なりで対応するのが基本だと考えているんですよ。今回のようなミスの場合でも内容を変えるようなことはしないのが基本。自由気ままに書けるBlogではその時の勢いで書くことってけっこうあるんですよね。時間が経つとまた別のことが頭をよぎって違うこと書いてるかもしれない。書いた時の状況を残すという意味でも内容の書き換えはやるべきではないと思うんですよね。ミス(単純な誤字・脱字は除外ね)があったらミスであることを認め、書き直すのではなく追記する。Blogでは大事だと個人的には思ってます。
えー、前置きが長くなってますが(汗)、とりあえずこの週末公開予定の映画について改めて書いてみたりする。
話題作1番手は"I, Robot"。ウィル・スミス主演のこの作品はネット等でも積極的なプロモーションをやってる印象がありますが、けっこう”力”入ってるようで。ウィル・スミスも今ではすっかり大スターですし。
原作はアイザック・アシモフ。SF界では巨匠でファンなら必ず彼の書いた本を読んでいるはず。自分も小学生の頃けっこういろいろ読んでました。で、アシモフといえば「ロボット三原則」。これが基本というかベースにあって読むのがミソ。ちなみにこの三原則とは、
(1)ロボットは人間に危害を加えてはならない。
(2)ロボットは人間の命令に従わなくてはならない。(ただし(1)に反する命令は除外)
(3)ロボットは自らの存在を護(まも)らなくてはならない。(ただし、(1)(2)に違反しない場合のみ)
というもの。
ロボットと人間の関係についての内容が多く、最近映画化されたものではロビン・ウィリアムス主演の「アンドリューNDR114」があります。この作品は「ロボットは人間になれるのか?」という点がテーマであったと認識していますが、なかなか面白い内容です。
今回の"I, Robot"は初期の連作短編集が原作。日本でももちろん翻訳本が発売されてます。(タイトル「わたしはロボット」) 上記の三原則もここから始まってるって感じですし。
映画ではロボットと人間が共に暮らすのが普通になってる2035年、ロボットによる犯罪とただひとり信じ捜査する探偵(ウィル・スミス)が主人公。原作の連作短編をどう映画化しているかは非常に興味がありますねぇ。
監督は"The Crow"(1994)、"Dark City" (1998)のアレックス・プロヤス。前作は"Garage Days"というコメディでしたが、こっちのほうが本来のイメージに近い感じ。さて、どんな作品に仕上げているんでしょうか。公式サイトは11の言語によってつくられたサイトへ飛ぶことができる気合いの入った内容になってます。
もう1本は"A Cinderella Story"。主演はDisneyマニアには"Lizzie McGuire"と認識されるHilary Duff。高校生サムが巻き起こすコメディ。"Lizzie McGuire"はテレビシリーズ、映画とそれなりにアタリましたが、今作ではどんな成績を残せるでしょうか。このテのロマンチック・コメディっぽいのとかって主役の俳優のイメージで左右される場合が多いので魅力的な人物を創り上げられているかがポイントでしょうか。
"Spider-Man2"に挑む"I, Robot"になるかと思われますがどんな成績を残せるんでしょうか。
・"I, Robot"(Official) 「アイ,ロボット」(公式サイト)
・"A Cinderella Story"(Official)
昨日夜にはネタとして使える状況だったのですが、エントリー書いてる時間なく(泣)すでに速報性のかけらも無し。で、そんな筆者を助けてくれるように(?)すでにコメントをいただいていますが、"King Arthur"は3位止まり。やっぱダメでしたな...
・Weekend Box Office Actuals (U.S.) Jul 9 - 11 (Yahoo! Movies)
首位はもちろん"Spider-Man 2"。2週目の週末も$45,180,743という成績ですでに2億5千万ドル以上を稼ぎ出す絶好調ぶり。そんなバケモノ映画に果敢に立ち向かった"King Arthur"は2位確保どころか"Anchorman"に2倍弱の差をつけられて3位止まり。週末の成績も$15,193,907、グロスでも500万ドルもの差をつけられているというありさま。さすがにジェリー・ブラッカイマーといえどもディズニー関連の連続大コケ・シリーズを止められず。
2位となった公開初週の"Anchorman"はウィル・ヘレル主演のコメディ。1970年代のサン・ディエゴのローカルテレビ局を舞台にしたコメディ作品で公開劇場数は"King Arthur"とほぼ同数。ということで明らかに"Anchorman"の勝ち。ドリームワークス制作の映画ではトップ10中に3作品がランクインとなった。日本で公開した(と仮になった)としたら状況は明らかに違うと思いますけどね。
***** 2004.07.15追記 下記記述公開作品、1週間違えてました(汗) 23日公開です。ご指摘どもです。 いただいたコメントの通りです。 *****
今度の週末公開予定の注目作は"The Bourne Supremacy"。キレのある演出とスピーディーな展開で久々に全編を緊張感もって楽しめた2002年のアクション作品「ボーン・アイデンティティー」の続編。マット・デイモンの新たな魅力が発揮された主人公ジェイソン・ボーンの活躍物語第2弾。監督は前作のヒットの立役者ダグ・リーマンからポール・グリーングラスにスイッチしているものの、そのリーマンは製作総指揮として作品に関わっている。脚本もトニー・ギルロイが参加し共同脚本にも原作者であるロバート・ラドラムが前作に引き続きそろって参加。前作のスタッフが多く関わっていることから同様のイメージをもった作品に仕上がっていることが予想されます。等身大のヒーローがさまざまな困難に立ち向かう、時には弱さを見せる主人公の活躍、どんな物語が展開されるのでしょうか。
もうひとつの話題作はハル・ベリーがタイトルロールを演じる"Catwoman"。もちろん、あの「バットマン」に出てくる人気キャラクターね。巨大な化粧品会社にグラフィック・デザイナーとして勤務するある女性が特殊な能力をもったことで悪と立ち向かうストーリー。相手役はシャロン・ストーン。監督は「ヴィドック」で監督デビューの特殊効果出身、ジャン・クリストフ・コマー、通称ピトフ。果たして上位に食い込めるか。
8週で4億1800万ドルを稼いだ"Shrek2"はトップ10から下がると思われますが、やっぱ蜘蛛男2の勢いはまだ続くのでしょうか...
・"The Bourne Supremacy"(Official)
・"Catwoman"(Official)
「キャットウーマン」(公式サイト、但し2004年7月13日現在ページ表示されず)
ここのところ不調のDisney社の映画たち。"Hidalgo"(邦題「オーシャン・オブ・ファイヤー」)、や"The Alamo,"(邦題「アラモ」2004年9月25日公開予定)、さらに最近の"Around the World in 80 Days"と興行的に失敗続き。いやぁ、そりゃぁもう見事なまでにハズしまくってまっす。
そんな状況の中、これから公開予定になっている作品に関しての展望の記事がアップされたりしてます。
・Disney studio hopes 'Arthur' marks turning point(Yahoo! Finance REUTERS)
この記事ではディズニー社の転機となるのは"King Arthur"かそれとも?、というのが内容でブエナビスタの映画部門統括者の話も掲載されています。確かに失望したがコーナーは曲がっている(=復調にむかっている)という気がしてるとのこと、だそうで。理由はこれから公開を控えている"King Arthur"、"The Village"、そして"Princess Diaries 2"があるからだ、とのこと。また、上記記事では金融アナリストの話として"The Village"が重要であるとの指摘もされています。
確かにビッグ・バジェットをつぎ込んで制作した作品はコケた時のダメージは相当なもの。回収できる見込みをもって制作するわけで、理由はどうであれ観客を劇場に呼び込めなかったという結果から失敗作といわれても仕方ない面もありますな。
直近のヒット作"Spider-Man2"もかなりの制作費をつぎ込んでいます(前作のヒットをうけて、ということもあります)が、これだけの観客を動員できるのは金つぎ込んでつくったビジュアル面のすごさや目新しさではないはず。登場人物の人間的な描写とストーリー展開の組み合わせが魅力なんだと思います。"Shrek2"にしてもCG技術というより描かれるキャラクターの魅力がものすごくあるから、が大きいと思います。
時代にあった、観客を呼べる作品作りというのは難しいものですが、年に連続して何本も大失敗が続くのはよほどツマラナイか、製作会社が嫌われてるか(笑)。
上記記事の指摘にあるように、やはり大金かけてつくってヒットしても回収金額はそれなりになりがちで、それほどの予算をかけなくてもヒットすれば業績に貢献できるというのは正解かも。M・ナイト・シャマラン監督の作品や「王女日記・続編」、ヒットするんでしょうかねぇ。個人的にはシャマラン監督の魅力は世間が言うほど(え?言ってない?)それほど感じないんですが、どうでしょうか。
とりあえず、このままの流れで一気にどん底に墜ちる可能性も秘めた2004年後半のディズニー社関連の映画。今週末公開の映画、"King Arthur"もラストを再編集するなどし、レイティングもなるべく観客を増やせるよう当初想定の”R”から”PG-13”に変更できるよう対応しているとのこと。
さぁ結果はどうでるか。西洋人における「アーサー王」の物語ってのは日本人には想像・理解しがたい魅力をもっているもの。それの映画化、果たして吉と出るか、凶と出るか。注目です。
・"King Arthur"(Official)
・"The Princess Diaries 2: Royal Engagement"(Official)
・"The Village"(Official)
先週水曜日、すでに最高のスタートをきったことが報じられているモンスター・ムービー(いや、怪物が出てくる映画ということでなく、怪物級の成績)であるシリーズ第2弾”Spider-Man2”。週末の成績も凄いことになってます。いや、分かり切ってたことなんですが。独立記念日の祝日をはさんだ関係で連休となったアメリカ、その狙いがキチッとあたってる感じ。まぁ、これほどの作品と同じ週末に公開するような作品ってなかなかないのが現実ですが。
・Weekend Box Office Estimates (U.S.) (Yahoo! MOVIES)
7月2日~5日までの成績が$115,800,000。"Van Helsing"の8週弱、"Troy"の7週弱、そして"The Day After Tomorrow"がほぼ6週かけて獲得した成績を4日間ではじき出した計算。制作費も2億1000万ドルという額でさらに宣伝費もかなりかけてる(MLBでベースを宣伝媒体とする計画がありながら反対多数で撤回なんて騒ぎも)なんてこともあり気合いの入る1作でしたが、面目躍如。
未見のため感想は書けませんが、ただのアクション・ムービーではなくヒーローの人間的な側面を丁寧に描いているとの評価もあり、評判もなかなかいいようですね。主人公がもともと持っているキャラクターを活かしより親近感のある人物像をつくりあげているところが受けている大きな理由のひとつではないでしょうか。もちろん、ビジュアルの面白さもあると思うのですが、エピソードの盛り込み方と見せ方がうまいのかもしれませんね。
2位には相変わらず好調の"Fahrenheit 9/11"。公開劇場数も倍近くに増え$21,000,000を確保。"Around the World in 80 Days"(ってまたこれにふれるか(笑))の3倍以上の成績。個人的にはムーア監督の劇場の外の言動については疑問に思う点がありますが、作品としては大成功ですね。
7月2週目となる今週末公開の映画、目玉は"King Arthur"。なにかと長尺になりがちな昨今の大作映画の中にあって上映時間は2時間10分。もっと長くできたんでしょうが斬るトコはきってこの時間になったのでしょう。ブラッカイマーの制作、アントワン・フークア監督の最新作、はたして2週目の"Spider-Man2"にどこまで迫れるでしょうか。勝てないとは思いますけど...
さらにウィル・ヘレル主演の"Anchorman"、4人の少女達の青春コメディ"Sleepover"などが待機。その後もウィル・スミス主演の"I, Robot"などが控えますがキビシイ戦いになることでしょう。
・"Spider-Man2"(Official) 「スパイダーマン2」(公式サイト)
・"Fahrenheit 9/11"(Official) 「華氏911」(公式サイト)
・"Anchorman"(Official)
・"Sleepover"(Official)
今年一番劇場公開を楽しみにしていた作品、それは「ゴッドファーザー/デジタル・リマスター版」。
2004年6月19日に公開がスタートし以前より鑑賞を楽しみにしていたのだが、やっと観に行くことができた次第。休日出勤続きで休み無く半月を過ごしやっと映画を観に行く時間を(無理矢理)つくっての鑑賞。
奇しくも7月1日に出演者マーロン・ブランド氏が死去。死去したから急いで鑑賞に行ったわけではなく、時間がとれなくて先月半ばから予定していた4日に劇場(東京・銀座の東劇)に行ったのですが、すごい混雑。通常時もこれほどの混雑なのか、たまたま混んでたのかわかってませんがけっこうな行列ができてました。初回を鑑賞したのでスムーズに入場できたのですが、退出時には2回目の鑑賞者がけっこうな列をつくっており、初回を鑑賞してよかったですよ。
この作品の公開、1997年に東京国際ファンタスティック映画祭で「ゴッドファーザー/25周年記念ヴァージョン」として公開されたくらいで劇場で楽しめるのは非常に貴重な機会。デジタル・リマスター版ということでスクリーンも観やすくクッキリ(もちろん1972年制作の作品としては、という意味で)。
やはりキャスティングがいいですね。ブランド、アル・パチーノは当然のこと、陰でささえるロバート・デュバル、血気盛んなジェームズ・カーン、そしてラストで印象的な表情をみせるダイアン・キートン、などなど。シリーズのなかで一番好きなのはPART2だったりしますが、劇場の大スクリーンで鑑賞できたことで十分満足。なお、PART2も引き続き公開予定がある。楽しみだ。
それから、劇場に設置の巨大看板をプレゼントという企画が。
「世界でたったひとつ!」「タテ3.3m×ヨコ9mの衝撃をあなたのものに!」というこの巨大看板。入場券購入(前売券購入者は交換時)に配布される応募券に必要事項を書いて応募するのみ。こんなに大きいの家に届いてどうするんだ、という心配は誰もがするんでしょうが、マニアにはたまらない企画。
さすがに劇場は年齢層メチャクチャ高かったですが、映画ファンには年齢に関係なく自分含め劇場で鑑賞する機会がなかった者も多数来場。取材のカメラなんかも劇場にはきててインタビューの収録なんかをやってましたなぁ。
ビデオ、DVD、所有しテレビでは何回も鑑賞しているものの、やはり映画は劇場でないと。いやぁ、満足、満足。
・俳優マーロン・ブランドさん死去 80歳(ロイター通信ニュース)
・「ゴッドファーザー/デジタル・リマスター版」(公式サイト)
いよいよ公開が開始された"Spider-Man 2"。
本職の関係で昨日アップできず、やっと土曜日の夜になって投稿ができる状態に(汗)。ということでもういまさら感たっぷりなのでテンション低いし書く気もすっかりなくなってきてます(笑)が、とりあえずエントリーをポスト。
全米で6月30日(水)に公開された同作品、水曜日公開の映画としては最高記録となる(ってまぁ水曜日に公開する映画自体少ないけど)、4,050万ドルというもの。っつーか、仕事とかちゃんとしてんのか(笑) 最近のヒット作"Shrek 2"の第1週の週末興行成績1億800万ドルということで、平日スタートということを含めるとこれはスゴイ数字。性格に比較することは困難ではありますが、記録的なスタートであることは間違いない。
7月3日には日本でも先行公開。どんなもんなんでしょうか。ま、ヒットは間違いなしですな。
・'Spider-Man 2' Takes in Record $40.5M(Yahoo! Movies NEWS)
・Daily Box Office (U.S.) Wed Jun 30, 2004(Yahoo! Movies)
・WSJ-「スパイダーマン2」、米劇場公開初日の興行収入は新記録更新(Yahoo!NEWS)
何かと話題のカンヌ映画祭パルムドール受賞作"Fahrenheit 9/11"が公開スタートした北米映画興行成績。ま、既に報じられているように首位デビューとなったようです。
・Weekend Box Office (Yahoo! Movies)
マイケル・ムーア監督の最新作が話題通りさまざまな騒動をおこしながらヒットを記録。レーティング騒動もありましたが、結局配給元の主張「PG-13」での公開は却下され「R指定」(17歳未満の鑑賞には保護者同伴を義務付ける)に決定。ドキュメンタリー映画としても過去最大規模の公開とか。$21,800,000という額自体はメチャクチャすごいというわけではありませんが劇場数からみるとこれはけっこうスゴイことになってますな。まぁ、これはもう(良くも悪くも)戦略勝ちでしょう。
2位はFBI捜査官が姉妹を護衛することでおこる騒動を描いた作品"White Chicks"。メディア各紙の評価はそれほどでもなさそうですが観客の支持はなんかあるみたい。ウェイアンス兄弟の活躍ぶりがメインの映画ですが、やっぱこういうのはアメリカならではですなぁ。
そして意外に(失礼!)がんばっているのが"Dodgeball: A True Underdog Story"。先週末も3位を堅持。ハリーは4週目で6位後退。日本でも順調な出足ということでこれだけヒットすればシリーズものつくるが意味あるよなぁ。ハリー少年物語はすでに映画化決定してますけど。
さて、いよいよ今週末から"Spider-Man 2"公開開始。首位デビューは当然で興味は興行成績。歴代記録突破なるか。予告なんかもかなり出回ってきて劇中の映像にふれる機会は大増量中。1週遅れの日本もスゲェことになるのかなぁ... 個人的にはサム・ライミのタッチ(とくにオタク趣味爆発の時)は嫌いではないので観に行くと思いますが、たぶん行くのは劇場が寂しくなってきたくらいに(笑)。
次週の結果に注目。
ちなみに、ふれずにはいられない"Around the World in 80 Days"(汗)、予想通り見事トップ10脱落。いやぁ、短命でしたなぁ。さよなら~。
・"Fahrenheit 9/11"(Official)
・"White Chicks"(Official)
・"Dodgeball: A True Underdog Story"(Official)
・"Harry Potter and the Prisoner of Azkaban"(Official)
・"Spider-Man 2"(Official)
今現在アメリカで公開中の映画"Around the World in 80 Days"の前にすごい興行成績を収めた映画があるのですが、それが日本でも公開されるようですね...まぁ度胸がいいというか、勘違いしてるのか、よくわかりませんがなかなかのチャレンジャーのようです。
で、その映画とは"The Alamo"(邦題「アラモ」)。
巨額の制作費を投入し公開時期も調整しながら万全の体制を敷いて公開に踏み切ったものの予想外の成績で話題を振りまいてくれた本作が日本で公開。上映開始日は9月25日(土)。
デニス・クエイド、ビリー・ボブ・ソーントン、ジェイソン・パトリックが主演のドラマですが、日本でもかなり微妙な感じがしてるのは私だけではないハズ... 未見のためもちろんこの映画についてどうこう言う権利はまだ無いのですが、逆になんで大失敗に終わってしまったのか気になって気になってもう寝られません(笑)。
タッチストーン・ピクチャーズも次々と作品を発表しており、この夏はM,ナイト・シャマランの新作"The Village"やジェリー・ブラッカイマー製作の"King Arthur"のほうが力が入っているようですが(って当たり前か)、「アラモ」がどんな成績をおさめるのか非常に気になりますな。
通常、アメリカより公開が遅れる日本では本国での興行成績が宣伝の文句として使われる(「~を抜いてNo.1!」とか「全米大ヒット!」とか)のですが、そんな興行成績に関するコピーが全くないのは非常に新鮮です。
えぇ、期待しようじゃありませんか(笑)。日本ではヒットするかもしれませんし(ってホントか?)。
・「アラモ」(公式サイト)
・"The Alamo"(Official)
・「キング・アーサー」(公式サイト)
・"King Arthur"(Official)
・「ヴィレッジ」(公式サイト)
・"The Village"(Official)
毎週月曜日のお楽しみ、北米映画興行成績チェック。しかし、この週末の結果はアッとオドロキ。予想外の結果(個人的に)でした。だいたい次週公開予定の注目作については自分のエントリーでも書くようにしてるんですが、全くのノーマークの作品がトップに。公開開始は認識していながら、先週のエントリーではバッサリと切り捨ててました(汗)
・Weekend Box Office(Yahoo! Movies)
で、ノーマークだったトップ・デビュー作は"Dodgeball: A True Underdog Story"。ベン・スティラーとヴィンス・ヴォーン主演のコメディ。大作の公開がつづいててちょっと一休みなんて感もあったんですが、そのスキをついて(?)見事首位。「ミート・ザ・ペアレンツ」で知られるベン・スティラーと今年の"Starsky & Hutch"にも出演していたヴィンス・ヴォーンの出演作品、きっと(いや、絶対)日本ではあり得ない成績にはマジでビックリしました。初めて結果見たとき、我が目を疑いました。(ってそこまで言うか)
スピルバーグ&トム・ハンクスの"The Terminal"も2位止まり。めちゃいいとは思ってませんでしたが、もうすこしいい成績かと思ったんだけどなぁ... このタイミングでこのコンビでも2位とは...
そして、ディズニー・マニアが注目(?)する"Around the World in 80 Days"のダメダメぶりはもうオドロキを通り越して今年の伝説第2弾って感じ。(第1弾はもちろん"The Alamo"ね) 最初結果見たとき10位にもねぇのかよとか思ってしまいましたよ。(9位だったんだけど)
2週目の成績が1週目を超えることはまず不可能なのでもう次週には圏外にサヨ~ナラ~、ですな。いやぁ、アンチ・ディズニー大喜びの結果。またもや騒動勃発か(映画関係で) いやぁ、予想以上に短い運命でしたなぁ。合掌。
今度の週末はいよいよマイケル・ムーア監督の話題作が公開開始。ま、先行する話題が大きいだけに、見どころは順位より成績。その他、ニック・カサベテス監督の恋愛ドラマ"The Notebook"、ジャン・ジャック・アノー監督の(彼らしい作品)"Two Brothers"が公開予定。
・"Dodgeball: A True Underdog Story"(Official)
・"Around the World in 80 Days"(Official)
・"Fahrenheit 9/11 "(Official)
・"The Notebook"(Official)
・"Two Brothers"(Official)
毎週月曜日は北米映画興行成績のエントリーを書く日なのですが、昨日はそんな元気無し(汗)。
月曜日に書く理由は、eiga.comにて興行成績に関するトピックが火曜日にアップされるから(笑)。まぁ成績だけだと面白くないので、ここでは次週の公開予定作品の情報についても書くようにしてるんですが。なるべく他では書かれないことも書きたいと思うのですがね、なかなかうまくはいかんですわ(笑)。
で、6月2週の北米映画興行成績。
・Weekend Box Office(Yahoo! Movies)
ビッグバジェットの新作が公開され混戦が予想された11-13日の週末は"Harry Potter and the Prisoner of Azkaban"が2週連続のトップ。新作"The Chronicles of Riddick"の首位デビューはキビシイか、という予想をした筆者ですが、やはり2位デビュー。ハリー少年2週目ということで差は$10M程度となりましたが、イマイチなかんじ。ただし、公開劇場数を見ると他が3,000を超えているのに対し"The Chronicles of Riddick"は2,700強ということでこのヘンも影響してますな。もっとスクリーン数多いと思っていたのですがそうでもなかったんですね。
で、この状況は「他の作品もそれなりに頑張っている」といえるんですね。4週目となる"Shrek 2"も$23M以上、1週目の"Garfield"と"The Stepford Wives"も$21M以上の成績ということで分散した形となっていますな。この数字というのはなかなかスゴイことではないのでしょうか。
UNIVERSALは"Van Helsing"と"The Chronicles of Riddick"というアクションもので連続ヒットを狙ったハズなのですが、"Van Helsing"も$10Mは超えたもののもう少し稼げると思っていたのでは。
"Troy"も長尺ながらなかなかの成績ではないでしょうか。上位は"Spider-Man 2"までこんな感じなのでは....?
今度の週末も新作が公開予定。
"Around the World in 80 Days"はウォルト・ディズニー作品。主演にジャッキー・チェン、スティーブ・コーガン、キャシー・ベイツ。監督はフランク・コラシ。1998年に「ウェディング・シンガー」「ウォーターボーイ」というアダム・サンドラー主演の2本の作品を演出した監督である。80日間世界一周の物語、どんな展開になっているのでしょうか。
それから"The Terminal"が公開予定。スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演のドラマ。東欧からアメリカへの移民であるハンクスが母国の戦争の関係で仕方なくニューヨークの空港にとどまることになるもそこでフライト・アテンダントのキャサリン・ゼタ=ジョーンズと出会って....というのがストーリー。スピルバーグ&ハンクスというコンビながらここまではあまり目立ったプロモーションが無いように思っているのは私だけでしょうか。このコンビでも現在の公開作の中では苦戦か。
"Shrek2"がトータルで"Finding NEMO"の成績を上回りアニメ作品のNo.1ヒットとなったことも判明した先週。果たして次週はどんなランキングになるのか...
・"Around the World in 80 Days"(Official Site)
・"The Terminal"(Official Site)
今年も様々な話題作が公開されていますが、個人的に一番楽しみにしている作品がいよいよ来週公開開始。その作品とは....「ゴッドファーザー デジタル・リマスター版」。
1972年公開の名作がスクリーンに甦る。もちろん劇場で鑑賞しているわけはなく初の劇場体験。もちろんビデオで何回も鑑賞しDVDも5枚組のDVDコレクションも所有しているのに観てしまう作品「ゴッドファーザー」。いや、何回も観てDVDも所有するくらいだから余計劇場には行かねばならない必見作。ちなみにこの劇場公開を記念して4枚組の「ゴッドファーザー DVD BOX」も2004年6月25日発売決定。
なお、劇場前売券には製作25周年を記念して製作された復刻版ポスター(B2サイズ)が当たるスクラッチくじ付き。早速購入するも、見事に「ハズレ」たよ。なんだい。
いよいよあと1週で公開。公開初日には東劇にてオールナイト上映あり。なんと3部作を一気に上映してしまうという快挙。ううう、行きてぇ... 行けるかなぁ。
(右画像:「ゴッドファーザー デジタル・リマスター版」劇場配布チラシ & スクラッチクジ付き前売券)
・「ゴッドファーザー デジタル・リマスター版」(公式サイト)
・「ゴッドファーザー DVDコレクション」(パラマウント・ピクチャーズ商品紹介ページ)
・「ゴッドファーザー DVD BOX」(パラマウント・ピクチャーズ商品紹介ページ)
毎週月曜日は映画興行成績チェックの日。
ここのところ"Troy"、"Shrek 2"、"The Day After Tomorrow"、と大作が続々公開され賑わせていますが6月最初の週末は"Harry Potter and the Prisoner of Azkaban"が公開開始。
すでに別エントリーのコメントで速報をいれていただいてますが、"Harry Potter and the Prisoner of Azkaban"が$92,645,000で貫禄の1位奪取、でした。
・Weekend Box Office (Yahoo! Movies)
監督が映画シリーズの立役者クリス・コロンバスからアルフォンソ・キュアロンにバトンタッチ。吸魂鬼「ディメンター」、死神犬「グリム」などの新しいモンスターも登場の続編にはゲイリー・オールドマンやエマ・トンプソンも出演。ダンブルドア校長も交代(マイケル・ガンボンが校長役)するなど出演陣にも若干の変更がありながら主役は変わらず。でも早く映画つくらないとどんどん成長しちゃうよ、ダニエル・ラドクリフ君(笑)。日本でも6月26日公開を控え今後ますます露出度が高まることでしょう。
上位3本で北米の劇場のけっこうな割合を占めてますがやはりこの3作は強かったですね。これらに比べると今週末公開の新作"The Chronicles of Riddick"はちょっとパワーダウンかなぁ。監督は「ピッチ・ブラック」「ビロウ」のデヴィッド・トゥーヒー、主役はヴィン・ディーゼル。SFアクション大作ながら首位はキビシイか? 彼ら(監督&主演)の名前じゃぁ日本ではさらに苦戦が予想されますが8月7日に公開予定になってます。
その他、動物主役の"Garfield "、フランク・オズ監督でニコール・キッドマン、マシュー・ブロデリック、クリストファー・ウォーケン共演のコメディ"The Stepford Wives"も待機中ですが、こちらも苦戦は必至でしょう。
・"Harry Potter and the Prisoner of Azkaban"(Official Site)
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(日本公式サイト・6月26日公開予定)
・"The Chronicles of Riddick"(Official Site)
「リディック」(日本公式サイト・8月7日公開予定)
・"Garfield"(Official Site)
・"The Stepford Wives"(Official Site)
「ステップフォード・ワイフ」(日本公式サイト・秋公開予定)
昨日は体調不良で予定していたお仕事をパス(でも帰宅できたのは10時くらいでしたが)してすぐダウンし就寝。最悪です。職場の先輩から「仕事いっぱいしてるみたいだねぇ」なんて言われ、「えぇ。おかげさまで。」と応えるも、顔は思いっきり引きつった笑顔(笑)。
で、昨日書くつもりだったエントリー。(いや、今日も全く回復してなくて書いてる場合じゃないんですが(汗))
北米映画興行成績。先週公開の"shrek2"に挑む"The Day After Tomorrow"、というのが5月最後の週末の構図だった。どれほどの成績になり、対決の結果はどうだったのか....
・Weekend Box Office(Yahoo! Movies)
結果は"shrek2"(9,220)万$が勝利。"The Day After Tomorrow"(8,600万$)もメモリアルデーの週末公開の作品としては「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」の記録(ちなみに記録は9,020万$)に次ぐ好成績も首位奪取ならず。その「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」の記録を破る素晴らしい成績を残した2週目の"shrek2"、やっぱスゴかった...
上位2作品より下はその影響をモロにうけて寂しい成績。3位は"Troy"で、この週末公開されたゲーリー・マーシャル監督作"Raising Helen"は4位まで。やはりこのタイミングじゃムリだわな。
この次の週末はいよいよ"Harry Potter and the Prisoner of Azkaban"が公開開始。強敵2本を相手にどの程度の成績を残せるか? 2週の記録が爆発的だけに、"Shrek2"は首位からは脱落すると思いますがね。
・"Shrek2"(Official Site)
・"The Day After Tomorrow"(Official Site)
・"Harry Potter and the Prisoner of Azkaban"(Official Site)
とある方から指摘をいただきました。「最近、映画観てないんですね...」
それは、映画に関して鑑賞したモノについては以前は簡単に感想なんて書いていたんですが最近はそのエントリーが無いことから指摘を受けたモノ。いやぁ、多忙な日々を送ってはいるのですが映画は観ていないことはないです。感想書いてる精神的余裕がなくて書いてないだけです(汗)。もちろん観たい映画全てを観ているわけではないのですが... たぶんそのうちまとめて書くことがあるかもしれません。
と、指摘受けたことは後回しにして他のコト書こうとしてるんですが(笑)、このエントリー1行目に書いた指摘とともにネタとして話題に挙がったのが続編映画。「続編ばかりでなんかつまんない」ということを話してたんですが、ところで最近の続編モノって何があったっけ? てな話になりちょっと整理してみる。公式サイトが既にできているということを前提にいくつか挙げてみよう。これからここ最近公開されたものと公開予定となっているもの(続編=2作目)を対象にしてみる。
・「キル・ビルVol.2 ザ・ラブ・ストーリー」(公開中)
もう今更なので省略します(汗)。
”2”とはいえもとはといえば1作でやる予定だった話。1とはまた違った印象(って舞台が違うから、当然だけど)。1本にするよりはこのほうがよかったでしょう、きっと。
・「ヒューマン・キャッチャー」(公開中)
フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮を務める、「ジーパーズ・クリーパーズ」の続編。
都市伝説を題材にしたシリーズで今作は23年ごと23日間だけ出現する伝説の怪物。今回は空のジョーズだって。ぷぷ。コッポラの制作会社アメリカン・ゾエトロープもこんな映画(失礼!)つくるんだと思いましたが続編までやりますか。まぁNo.1ヒットにもなりましたし、タイミングが良ければヒットも可能ってことか?
と、観てもいないのに不満げなものの言い方してますが(笑)、脚本と監督のヴィクター・サルヴァ氏の腕はどうなんでしょうか?
・「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」(5月29日公開)
独特な雰囲気をもったフランスのサスペンス作「クリムゾン・リバー」続編。
前作からは監督も替わり主要人物続投はジャン・レノくらい? 「ピアニスト」でカンヌ映画祭主演男優賞を受賞したブノワ・マジメルが共演し、最近ご活躍のクリストファー・リーも出演。今回も奇怪な事件を解明するストーリーだ。
リュック・ベッソンはとても好きな監督だった(って過去形かよ)のですが、最近のプロデュース&脚本参加作にはいい思い出なし(笑)。本作も一番不安なのが実はこのベッソン脚本。もうイヤな予感しまくりです。前作は面白く観たのですがこれはちと(いや、かなり)不安。なんかワケわかんないままお話進んでいきそう。ま、一応観てみるけど(のつもり)。
・「スターシップ・トゥルーパーズ2」(6月12日公開予定)
前作は昆虫型怪獣たっぷり登場のポール・バーホーベン監督作。
え、これ続編なんてつくるの? それもソニー・ピクチャーズから。まぁ前作はバーホーベン監督が大金つぎ込んでけっこうノリノリでつくった趣味の悪い作品なんて感じですが、続編、ですか(ため息)。
今回の監督はフィル・ティペット。前作でも特殊効果を担当し「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」の特殊メイクや「ジュラシック・パーク」でも編集を担当。本職は特殊効果・特殊メイクなだけにコダワリの化け物とかまたでてくるんでしょうか。お話としてもなんか・・・な感じでしたが、続編ってどう関係するんでしょうか、前のと。日本でも公開するなんて、やりますね。(この言い方、いい意味ではなさそうだ(笑)) いやぁイヤな予感しまくりです....
(評価は映画を観てから、ね。観るかわかんないけど(笑))
・「シュレック2」(7月24日公開予定)
本国で爆発的ヒットのシリーズ2作目。
前作と主要登場人物は同じながら新キャラも多数登場で話題の続編。まさか?のアカデミー賞長編アニメ受賞作の続編としてのできはどうなんでしょうか。すでにシリーズ化も決定しておりまだまだこれで稼ぐつもりですな。ドリームワークスもこれ以外のアニメはお世辞にもヒットしてるとは言い難く、このシリーズに賭けてるんでしょうな。ふつうは回をおう毎にキツクなるんですけど相当な自信ですな。
・「スパイダーマン2」(7月10日公開予定)
大ヒットシリーズ、待望の続編。
監督サム・ライミ、主演トビー・マグワイア、キルスティン・ダンストが続投の続編。日本でもかなり本編の内容を盛り込んだ予告編が露出してます。6月4日には公開に先駆けて前作の特別版DVD「スパイダーマン™デラックス・コレクターズ・エディション プラス1」」(3枚組)が発売予定で公開前の盛り上げは抜かりなし(笑)。
きっとそれなりのヒットはするんでしょうが、どうなんでしょうねぇ。
・「インファナル・アフェア/無間序曲」(9月18日公開予定)
トニー・レオン、アンディ・ラウ2大俳優共演作の続編。
日本でも主演二人の話題性と面白い人物設定で話題になった前作。日本公開時にはすでに続編が完成してて香港では話題になってました。続編とはいえ本作は前作の主人公の若い頃のお話。トニー・レオンもアンディ・ラウ再登場の続編ではなく全くの別物ですが、若い頃を演じる俳優もそれなりにカッコイイらしい。
すでに3部作になることが確定しているこのシリーズ。前作の面白さを引き継いだものになっているのかどうなんでしょうか。
続編ものというのは制作サイドからすれば安全パイ的な意味合いが強いですが、シリーズもので成功することはなかなか難しいもんです。全然別物になってしまうこともあるし前作と同じコトやってても面白くないわけで、続編ものばかりが劇場にあふれ観客も食傷気味なのでは? 大手であればあるだけこのテの続編に頼りがちですが、オリジナルなものってなかなか生み出すのは難しいんですね。リメイクものも流行りですが、ユニークなオリジナル作の登場も歓迎したいですな。
今年夏シーズンの話題作のひとつ、ドリームワークスのヒット・アニメ"Shrek"の続編が北米で公開開始。急遽公開日が2日早まるなど期待の高さを裏付ける状況がありましたが、この週末も万全のオープニングを飾ったようですな。急遽公開館も増えるなどもあって素晴らしい興行成績だ。
・Weekend Box Office Estimates (U.S.) (Yahoo! Movies Box Office)
まさに桁外れのヒットで公開週だけで1億ドルを突破という快挙。直近のヒット作"Van Helsing"が3週かけて稼いだ額を公開週だけであっという間に抜き去る抜群の成績。また、最近のヒット作"The Passion of The Christ"が12週かけて稼いだ額のほぼ1/3を公開週だけで稼いでしまった格好だ。上映時間が1時間45分ということで1日あたりの上映回数も稼げることもあるしレイティングがPGにおさまったこともあって多くの観客が鑑賞しているもよう。上映劇場数も拡大して北米のかなりのスクリーンを制覇している状況だ。2週・3週と次第に成績が落ちていくのが通常の動きですが、この作品については急激な落差はないかもしれません。
来週は"The Day After Tomorrow"が公開開始。ローランド・エメリッヒ監督のパニック大作は”Shrek2”にどこまでせまれるか、ちょっと注目だ。日本では積極的なプロモーションで露出度が高まっていますが、アメリカではどんな成績を残せるでしょうか。
またケイト・ハドソン主演、ゲイリー・マーシャル監督の"Raising Helen"も公開開始となるが苦戦が予想されます。姉妹及び義理の兄弟が事故にあったことからその子供達3人を面倒みることになったハドソン扮するヘレンが様々な出来事に巻き込まれ成長していく様が描かれるコメディ。マーシャル監督お得意のジャンルかと思われますが、ちょっと時期がわるかったかな?
とにかく、2週目の"Shrek2"と"The Day After Tomorrow"の対決。見物です。
・"Shrek2"(Official Site)
・"The Day After Tomorrow"(Official Site)
・"Raising Helen"(Official Site)
何かと話題の多かった今年のカンヌ国際映画祭。第57回目となる今年はクエンティン・タランティーノ監督が審査委員長、マイケル・ムーア監督の最新作登場といった話題の他、日本がらみでも是枝裕和監督の「誰も知らない」、押井守監督の「イノセンス」といった作品が参加し注目されていました。
好評だった「イノセンス」は賞は受賞できなかったものの、ジャパニーズ・アニメの実力を存分にアピールする機会となりました。個人的には未見なのですが、映像の素晴らしさは目をみはるものがありますな。それにオドロキは男優賞。史上最年少での受賞は柳楽優弥君14歳。多くの俳優陣を抑えての受賞は価値あるものですね。歴史も威厳もある賞ですからそこで評価されたことは自信になるkとでしょう。
そして、現地での一番の話題はやはりマイケル・ムーア監督の「華氏911」でしょうか。
映画祭前から「そりゃタイミングあわせただろ」という配給禁止指示騒動もあって大きな注目を集めていましたが、結局グランプリに相当する”パルムドール賞”を受賞しました。上映直後の状況から予想はされましたが様々な話題が飛び交った受賞となりました。
それがいいことか悪いことかは別にしてこれはもう完璧にムーア監督の”作戦勝ち”でしょう。配給禁止についてこの時期に公開するのは宣伝目的以外の何者でもないですし、確信犯的な、わざわざ騒動を起こして関心を惹きつけるようなもっていきかたです。批判的な見方をすれば自らに人々の注目を、大衆の関心を集めさせる話題作りとしかみえません。乱暴な言い方をすれば卑怯なやり方、でしょうか。
しかし、そこらへんを含めた人間性がムーア監督の魅力なんでしょう。ドキュメンタリー映像作家として基本姿勢は反体制。世間の人々が不満を感じていながらなかなか発言できないこともドキュメンタリーという手法を通じて問題点、矛盾点を浮き彫りにしていくのが彼の映画の面白さ。対抗するべき圧力がなければ彼の作家としての魅力は無くなるわけで。
イラク戦争に対し反米の姿勢を貫いていたフランスでの開催ということでそのへんも好意的に受け入れられる環境としては最高の場所でしたな。ムーア監督曰く「審査員の多くはアメリカ人だから...」と開催地の有利による受賞であるとのつっこみに反論してましたが、まぁ、あれだけ上映後に反響があったら審査員だって気にするって(笑)。
配給禁止騒動でもう十分すぎる宣伝が実施されてますが、このパルムドール受賞で一層関心が高まったことでしょう。「ボウリング・フォー・コロンバイン」のアカデミー賞受賞に匹敵する今回の受賞は映画興行においても最高の宣伝になりましたな。配給会社もすぐ決まることだし興行的にも失敗するということはないでしょう。
・Le Festival International du Film(カンヌ国際映画祭・公式サイト)
・'Fahrenheit 9/11' Wins Cannes' Top Prize(Yahoo! Movies - AP)
・ムーア監督、「びっくりしちゃっただろ」 カンヌ最高賞(asahi.com)
毎週月曜日夜には北米映画興行成績について書いてるのですが、昨日は0時すぎ帰宅でダウン状態->ポストできず、でした(汗)。
先週末は話題作"Troy"が公開開始。$46,865,412という成績でダントツ・トップの成績で予想通りの首位デビュー。2週目の"Van Helsing"を2倍以上引き離しての堂々の成績。個人的には"Van Helsing"がもう少し踏ん張るかと思いきや、予想以上に引き離してました。
公開1週目の"Breakin' All the Rules"が5位につけたのみで大幅な順位の変動はなかった感じ。今後は、5月"The Day After Tomorrow"(28日)、6月"Harry Potter and the Prisoner of Azkaban"(4日)、"The Chronicles of Riddick"(11日)、"Spider-Man 2"(30日)といった大作が控えておりいよいよ夏シーズンが本格的に開幕か。
そんな中、今週は当初予定を2日繰り上げて19日に公開となる"Shrek 2"が控える。通常は観客動員が増えることから週末に公開するとがほとんどなんですが、変則的に平日公開にする作品もここのところ出てきてます。既に3作目の制作がスタートした"Shrek"。予告も観ましたがかなり画面もなめらかさがアップしており人物の表現にさらに磨きがかかった感じ。たぶんダントツ1位で興行成績にランクされると予想していますがどの程度の成績を収められるか。楽しみだ。
・Box Office Charts(Yahoo! Movies)
・"Shrek 2"(Official Site)
・"The Day After Tomorrow"(Official Site)
・"Harry Potter and the Prisoner of Azkaban"(Official Site)
・"Spider-Man 2"(Official Site)
毎週月曜日は北米映画興行成績チェックの日。
・Box Office Charts(Yahoo! Movies)
この週末はメジャー新作は2本でしたが、予想通り"Van Helsing"がトップを奪取。$54,214,875と好成績だ。まぁ劇場数も多いので当然といえば当然の結果だと思いますが。
ユニバーサルが誇るモンスターが活躍するといわれる本作。ドラキュラ伯爵、狼男、フランケンシュタインの怪物などが登場。監督もアクション・アドベンチャーを得意とするスティーブン・ソマーズ。日本公開も控えまずは好調な出だしといえるでしょう。
その他の順位についてはそのまま下降といった感じでしょうか。オルセン姉妹の新作"New York Minute"は4位スタート。ガールズ・ムービーとしては先週トップの"Mean Girls"が2位を堅持し4位が精一杯か。 頑張ってたディズニーのアニメ"Home on the Range"はいよいよ11位にダウンしトップ10圏外。
さて、今週末は新作2本がスタンバイ。
1本は"TROY"。ブラッド・ピット、オーランド・ブルームが主演のスペクタクル大作。ウルフガング・ペーターゼン監督の新作である本作は日本でも公開スタンバイ状態。5月15日は一部劇場で先行上映も予定されています。
予告編を劇場で何回か別パターンで観ましたが、スケールの大きなキャメラワークは壮観。個人的には俳優はとりあえず誰でもよくて(笑)、この往年のスペクタクル史劇を彷彿とさせるシーンの数々は興味があります。アメ・コミのヒーローものや現代的なアクションが多く制作される最近の中では期待をさせる一本。やはりこれも「グラディエーター」の影響があるように思われます。このテの作品も楽しむファンはいるのだということが認識されましたしね。
その他は"Breakin' All the Rules"が待機。ジェイミー・フォックス主演のコメディ。アフリカ系アメリカ人の彼はTV出身のコメディアン。日本での認知度はあまりないと思われますが、向こうではけっこう人気なんでしょうか。
今週末は"Van Helsing"と"Troy"の対決となるでしょう。アクション大作同士の対決、見物です。日本では「トロイ」が5月22日、「ヴァン・ヘルシング」が9月4日と異なる時期での公開となりますが、日本とアメリカでは違う結果がでるのでは、と予想してます。日本では「トロイ」のほうがアピール度が高いのかなぁ、という感じで。向こうでは"Van Helsing"のほうが人気あるのかなぁと。
関連リンク
・"Van Helsing"(Official Site)
「ヴァン・ヘルシング」(公式サイト)
・"Breakin' All the Rules"(Official Site)
・"Troy"(Official Site)
「トロイ」(公式サイト)
またもやディズニー・バッシングか、という騒動になっている感のあるムーア作品配給禁止騒動。
話題になった際も双方の主張が異なっているため真相はなんともいえない状況ではありましたが、基本的に大手はたたかれる(たたきたい?)心理もあり、且つマイケル・ムーア監督のキャラクターとあいまってディズニー社が一方的な圧力で弱いものイジメしてる感たっぷりの論調、でした。まぁ(真実はぬきにしても)そっちのほうが話題としては興味深く受け入れられるでしょうから。
しかし、ムーア氏が主張の補足をその後行っているようですね。
配給禁止措置とすることを直前になって知らされた、と当初は主張してましたが、実はディズニー社の主張通り以前から伝達されていたそうですね。ムーア氏が自らのサイトでもそのへんのいきさつを記述してます。
まあいずれにしろ正式な書類上の手続きが中途半端ですな。ディズニー社ももっと明確な対応が必要だっただろうし、ムーア氏もメディアをうまく利用しすぎか?と思ったり。
とりあえずディズニー社が配給しないとしても他の会社が配給し映画は公開されることでしょう。話題つくりとしてはいい宣伝になった、といったところでしょうか。ムーア氏の基本姿勢からして反体制、一人でも巨大勢力に立ち向かう映像作家というのがあるんで社会情勢と世間の論調というのは何にも勝る最高の宣伝媒体と変貌するんですよね。
どんな展開が起こるかチェックしようと思ってましたが、いきなりこんなに早く(それも当事者から)新たな情報がでてきてちとビックリでした。これでカンヌも盛り上がるかな(笑)。
・When You Wish Upon A Star… by Michael Moore(michaelmoore.com)
・Michael Moore Lied About Disney Ban(antimusic.com)
ここ数年、毎年名作が劇場公開されていて映画ファンにはたまらない状況。いくらDVDが普及したとしてもやはり映画館で観るのが映画。DVDで何十回と観てもやはり劇場公開となれば映画館に足を運ぶ。いや、DVDを所有し、何回も観てるような映画ほど劇場にまっ先に行くってもんですが(笑)。
先日「大脱走」を公開していた「東劇」でまた名作の上映が予定されている。
そのタイトルは「ゴッドファーザー」。もちろん今回もデジタル・リマスター版での公開だ。上映開始は6月19日(土)。なお、順次全国でも劇場公開の予定になっているらしい。まだ公式サイトは詳細情報がないものの、今後の展開は要チェック。ううむ。待ち遠しい...
もちろんDVDは所有。ファン必携の「ゴッドファーザーDVDコレクション」を発売と同時に入手しているわけだが、6月25日には「ゴッドファーザー DVD-BOX」が発売予定になっている。「~コレクション」が5枚組であるのに対しこちらは4枚組。また買わせるか(笑)。
・「ゴッドファーザー/デジタル・リマスター版」(Official Site)
ロイ&ゴールド氏の離脱騒動、コムキャストによる買収騒ぎ、取締役不信任、つぎつぎと話題を振りまいている米ウォルト・ディズニー社ですが、またもや新たな話題をぶちかましてくれました。今度の話題は映画がらみ。”The Alamo”の歴史的不振の後の話題はマイケル・ムーア監督の発言から。
・Disney Bars Unit from Releasing Anti-Bush Film(Yahoo! Finance Reuters)
・Disney Forbidding Distribution of Film That Criticizes Bush(The New York Times)
日本でも下記のようなニュースがアップされている。
・ディズニー、マイケル・ムーア監督のブッシュ批判映画配給を禁止(Reuters Japan)
・ディズニー社の矛盾指摘 ムーア作品拒否で米議員(Yahoo!ニュース 共同通信)
内容は、マイケル・ムーア監督の新作"Fahrenheit 9/11."の配給をミラマックスが行うことを禁止した、というもの。ミラマックスは本来は独立系の映画配給・製作会社であったが、資本的にはウォルト・ディズニー社の傘下となっている。親会社であるディズニー社が配給を禁止するよう指示した理由は上記のニュースでは「この作品がブッシュ政権を批判的に描いているから」、とされている。そしてこの裏にはフロリダ州の知事Jeb Bush氏(ブッシュ大統領の兄弟)を怒らせるものであるからとの点についてもふれている。
世間一般的(?)にはトラブルメーカーはどちらかというとミラマックス社であることが多い。ミラマックス社の会長ハーベイ・ワインスタイン氏がその元になっていて、けっこう悪い評判も多い人物だ。
一番知られているのは監督に無断で勝手に映画を編集してしまうことで、ずたずたに作品を切り刻んでしまうことから”シザーハンズ”とのあだ名も与えられたりしている。「キル・ビル」も2作に分割されたときなんて、”あの”ワインスタインがカットして短くするんじゃなくて2作品にわける決断をしたってことで話題になったくらいだ。
その一方、「グッド・ウィル・ハンティング」といった作品を製作することもあったり、最近はアカデミー賞の常連になっている。まぁアカデミー賞への積極的な姿勢は逆に関係者から迷惑がられてるくらいですけど。2003年のアカデミー賞では作品賞候補5本の内の4作品(「シカゴ」、「ギャング・オブ・ニューヨーク」、「めぐりあう時間たち」、「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」)に絡んでおり、マーチン・スコセッシ(「ギャング・オブ・ニューヨーク」監督)やスコット・ルーディン(「めぐりあう時間たち」プロデューサー)との喧嘩は話題になりました。アカデミー賞には「ギャング・オブ・ニューヨーク」をとらせるよう「シカゴ」のロブ・マーシャルを説得したりと、もうやりたい放題。アカデミー賞を受賞するためアカデミー会員を接待したりのキャンペーンを展開して大ひんしゅくをかっている。あまりにもえげつないので今年から制度の見直しを行うきっかけにもなっていたりする。(それくらいミラマックスとドリームワークスのやり方がスゴかった)
で、何かと話題のミラマックス社なんですが、今回の争点はディズニー社がブッシュ政権に批判的な作品であることを理由に配給禁止を指示した、ということ。そして、ウォルト・ディズニー・ワールドを展開するフロリダ州で不利益にならないよう政治的に圧力をかけている、ということだ。
もうひとつの指摘は最近のミラマックス社のヒット作「キル・ビル」と比較して暴力的な映画は儲けるために公開するのにブッシュ批判の映画(自分たちに不利益な内容)には公開禁止措置をとる、という点だ。
「ボウリング・フォー・コロンバイン」で一気にメジャーになったマイケル・ムーア監督の新作ということで話題性に着目して制作したもののその内容が内容だから突然配給禁止指示、というのはそれがホントならおかしなハナシ。双方の主張が異なっており何が真実かわからない状況ですが、この政治的圧力は許されませんな。
一方、話題つくりのために利用されたってのもあるかも。内容に興味を持たせるためのトピックつくりとある意味で確信犯的な、かなりしたたかな戦略があるのかも、とか感じてみたり。先日も「パッション」がその内容から当初は公開する配給会社がないのでは?とか話題になりつつ、いざ公開したら大ヒット、なんてのもありましたし。
反体制的な姿勢、社会の矛盾をつくところがマイケル・ムーア監督の特徴であるため大きく扱われた今回のこの話題は最高の宣伝になったともいえますな。
なお、ディズニー社の株価はここのところ下落する一方。筆者が株主になってから株価はほぼ半分になってます(汗)。
カンヌ映画祭を控えもうすこしこの話題は世間を賑わせるかもしれませんな。要チェックだ。
関連リンク
・michaelmoore.com(Official Site)
・マイケル・ムーア(日本版公式ページ)
毎週新作が公開される中ここのところは爆発的なヒット作というのはないように感じますがどうでしょうか。先週公開の"Kill Bill Vol. 2"もランクダウンだ。
・Weekend Box Office(Yahoo! Movies)
で、その4/30~5/2の週末興行成績、トップに躍り出たのは"Mean Girls"。日本では「フォーチュン・クッキー」のタイトルで上映がスタートした"Freaky Friday"の監督、マイク・ウォーターズの最新作。本作も女の子続出のコメディ映画。観客の評判はまずまずのようですなぁ。
2位・3位は前週からスライドして"Man on Fire"と"13 Going on 30"。4~6位は今週公開の3本。そして何故か気になるディズニーのアニメ"Home on the Range"は9位にダウン。次週はいよいよトップ10から脱落か? まぁ大健闘でしょう。
次週公開開始の話題作は"Van Helsing"と"New York Minute"。
"Van Helsing"は邦題「ヴァン・ヘルシング」として日本でも公開待機中の作品で、監督は「ハムナプトラ」シリーズのスティーブン・ソマーズ。ヒュー・ジャックマン扮する主人公がモンスター相手に立ち向かうVFXアクション大作。劇場で予告編を観ましたがダークな中にさえるビジュアルが印象的でした。たぶん1位デビューでは?と予想しますが、どれほどのヒットとなるか?
そして"New York Minute"は「チャーリーズ・エンジェル:フルスロットル」に出演のメアリー=ケイト・オルセンとアシュレイ・オルセンのキュートな17歳双子姉妹が主役のコメディ。プロデュースも担当のオルセン姉妹、どんな成績を残せるでしょうか。
・"Van Helsing"(Official Site)
・"New York Minute"(Official Site)
ここのところ映画・DVDのリリースの勢いがすごいですね。新作のリリースに加え再発や低価格での販売を各社が企画するなど売り場はそうとうな賑わいようです。
購入してもすぐに見てる時間なんてない(汗)んですが、そうこうしてると店頭から消滅してしまっても困るんで気になるDVDは購入しておくようにしたいとは思ってます。
で、4月30日発売開始の話題作がありまして、とりあえず買っておこうとよく利用する店舗に行ってみると.... 店頭には1枚も展示なし... もう売れたか、それとも...
一応店員さんに確認すると後者の予想が的中で、かえってきた言葉は「発売延期になりました...」。
その作品は「エイリアン <アルティメット・コレクション>」。とりあえず”1”と”2”のDVDは単体で発売されていたものの購入しようとしていたのは1から4作までをセットにした9枚組のほう。エイリアン・ヘッドボックス等の豪華特典のついたアニバーサリーコレクションは発売延期になることを確認してましたが通常のボックスのほうも延期だったんですね。ガックリ。
店頭に並んでた「キル・ビルVol.1」が目に入って手に取ってみるも、どうせ後(Vol.2のDVDリリースの時ね)からVol1と2のセットDVDがでるだろ、とか思い結局何も購入せずに店をでることに。
「ロード・オブ・ザ・リング」のDVD、「スター・ウォーズ」の旧3部作DVDなど今後も購入予定のボックスがありますが、なんか事前に予約しておいたほうがよさそうな予感。店舗に買いにいく余裕があるか?というのと、とりあえず確保しておくという意味で、ってのが主な目的ですが。
もう一度各作品の発売日をチェックしておこう。
毎週月曜は北米ボックス・オフィスの状況チェックが恒例行事。日本国内の興行成績よりよっぽど面白かったりする。マーケットが広いため正確な数値というのは把握できないもののこの速報値というのは映画関係者を一喜一憂させる力をもっていたりする。
(ちなみに日本で発表されてる興行成績も一部の劇場のデータだけのためほんとに実体を捉えてるかはアヤシイ部分もある。)
4月23-25日の週末の成績、1・2位は初登場の作品。
1位は"Man on Fire "。デンゼル・ワシントン主演、トニー・スコット監督のアクション・ドラマである本作。秀作を発表し続けているアーノン・ミルチャンの製作、そして共演にクリストファー・ウォーケン、ダコタ・ファニング。ダコタ・ファニングは「I am sam アイ・アム・サム」、「コール」に引き続いての出演でこのテの子役はお得意の部類。有力紙はじめメディアの評価はそれほど高くないもののとりあえず1週目は1位を確保。
2位は1千万$差で"13 Going on 30"。ジェニファー・ガーナー主演のコメディ。日本ではあまり認知されてない女優の一人かもしれませんが、ドラマ「エイリアス」のシドニー姉さんといったほうがいいんでしょうか。「パール・ハーバー」とか「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」にもでてましたけど。それに共演陣も同様にあまり知られてない俳優揃い。それでもアメリカでは2位デビューということでむこうではやはり好意的にとらえられているのでしょうか。
先週の1・2位がそのまま3・4位にダウンするもまだ上位にとどまっていますね。"Kill Bill-Vol. 2"もクセのある作品なのですぐにダウンしていくんだろうなぁとか個人的には思ってましたが。
そして驚きは"Home on the Range"が5位に位置していること。さすがに興行の数値自体は下がっているものの新作2本が登場しながら前週位をキープしているのは大健闘でしょう。ウェスタンでありながらミュージカル調のつくりになっており、楽曲も十分に魅力的なこの作品、アメリカにいけたらすぐにでも観たい作品ですな。
そしてその順位が注目されていた"The Alamo"。前週の予想をみごとに実行してくれまして(笑)あっけなくトップ10以下にダウン。(先週9位から12位に) 今年一番の興行的失敗作ぶっちぎり独走のようです。なお、既に筆者の興味は未だ”2004年公開”とだけしか公表されていない日本においてどんな宣伝文句を我々の目の前に晒してくれるか、ッス。いやぁかなりのお楽しみになってきました(笑)。 興行成績は散々なものがありますが作品のデキは良いかもしれないし(汗)。
さて、次週の公開作は下記が待機。
・「パッション」でキリストを演じたジェームズ・カヴィーゼルが1930年代のゴルファー、ボビー・ジョーンズを演じる”Bobby Jones: Stroke of Genius”
・ジャック・ブラックとベン・スティラー共演のコメディ”Envy”
・ロバート・デ・ニーロ主演のサスペンス・ホラー”Godsend”
・ピアース・ブロスナンとジュリアン・ムーア共演のロマンティック・コメディ”Laws of Attraction”
”Envy”は監督がバリー・レビンソンなのでちょっと期待させるものが。一般的には「レインマン」とか「グッドモーニング・ベトナム」が知られてますが、様々なジャンルの作品をこなす職人。新作のこのコメディではどんな演出をみせているかちょっと興味アリ。
”Laws of Attraction”は「ジョニー・イングリッシュ」(ローワン・アトキンソン主演)の監督ピーター・ハウイットによるコメディ。魅力的な二人の俳優をつかいどんな物語が展開するのでしょうか。007役としては個人的には一番気に入っているピアース・ブロスナン、年とりすぎ、とかで007降板の話題を振りまく彼はロマンティック・コメディで新たな一面を見せるか?
というわけで、次週の状況も楽しみにしておきましょう。
じっくり家で映画みるような気分に全くならない筆者。こんな生活はもう数ヶ月続いてますが(汗)、むりやり時間をつくって観るのはやはり映画館。DVDをじっくり観るなんていつできたかもう覚えてもいません(笑)。
リージョン1を中心にDVDは増える一方ですが、今後も購入予定のDVDは登場予定。たとえばこれとか。なおこのDVD、公式サイトでは状況が”出荷停止”となってますが(汗)。
そして6月にはリュック・ベッソン監督作のDVDが再発売。
・DTS音声を追加した「レオン 完全版」の特別版DVDを発売-ニキータなど、ベッソン監督の長編作品も再DVD化(Impress AV Watch)
以前好きな監督について書いたエントリーがありましたが、お気に入り監督の一人がリュック・ベッソン。最近はプロデュースがメインで監督作はありませんが。そして彼が携わる作品はどうも・・・なものが多いですが...
かなり好きな作品は「グラン・ブルー」になりますが、それに匹敵するのが「ニキータ」、「レオン」。今回のDVD再発は音声(DTS)収録が特長。まぁ自宅は満喫できるような状況ではりませんが。そして「レオン」は通常版と完全版のパックものも発売。最近はシリーズ全てをまとめたものが発売されることが多くなりましたがそれはやはりDVDの普及とコレクション目当てを見込んでのものでしょう。魅力あるものしか買わないのが基本でしょうが、こういうの出すとマニアは買っちゃったりしますからね(笑)。
増え続けて平積みされていくDVDを整理するため棚を入手したものの未だ設置されず。なんとかせねば。さすがに購入したものかどうかは覚えてますが、どこに置いてあるかは.....な状況になりつつあったりして。整理しなきゃ。
貸りてるけど返してない、という方がおられたらちゃんと返してくださいね、とここで遠回しに催促してみる(笑)。
最後の手描きアニメ”Home on the Range”が公開中ですが、そのディズニー社によるCGアニメの新作が2005年公開の”Chicken Little”。ディズニーDVDの新作”Brother Bear”(R1版)に最初の予告編が収録」されてたりしますが、ネット上には話題が全く登場していないわけでもない。公式サイトはまだ公開されていないものの一部情報はアップされてたりする。
検索サイトでいろいろチェックしてみるのもテだが、映画ファンならまずはここをチェック。映画ファンのブラウザ”お気に入り”には登録必須のサイト”imdb.com”には現在制作中のこの作品の情報が一部掲載されています。
まず監督。マーク・ディンダル。コアなマニアは即反応(笑)の”ラマ”の監督だ。
視覚効果の面で多くのディズニー作品に携わっていた彼。「ミッキーのクリスマス・キャロル」(1983)、「コルドロン」(1985)、「リトル・マーメイド」(1989)などに参加し"Cats Don't Dance "(1997)で監督デビュー。監督2作目が2000年の"The Emperor's New Groove"(邦題「ラマになった王様」)だ。
実は筆者、この作品そんなに嫌いじゃなくて、日本版のDVDだけでなくR1の”THE ULTIMATE GROOVE COLLECTOR’S EDITION”も所有しているという人物。このリージョン1版は2枚組でけっこうマニアックなDVD(笑)。スティングの主題歌もかなりのお気に入りッス。
気になる声の出演、主人公のChickenLittleにはZach Braff。TVとかにでてた俳優でまだそんなにヒット作はでていないもよう。その他「トイ・ストーリー2」のジェシーの声の主であるJoan Cusack、「スチュアート・リトル」シリーズにもでてるSteve Zahn、などTVシリーズや映画で脇役として活躍している人物が出演している。
しかし、そのなかで最も驚きなのは父親役の声を演じるGarry Marshall(!)。
俳優としても数多くの作品に出演してますが、なんといってもゲイリー・マーシャルといえば「プリティ・ウーマン」「プリティ・ブライド」「プリティ・プリンセス」(現在「プリティ・プリンセス2」制作中)他で知られる映画監督だ。こんなとこに登場してるとは...
なお、本作のもとは向こうではまぁまぁ知られている子供向けの絵本。そして以前ディズニーでも短編としてアニメ化されているという経歴もある。1943年の制作でこの作品のアニメーターはウォード・キンボールだ。
で、この新作のキャラクター、かなり微妙な感じがしてどうしても頬がゆるむ(笑)んですが、”Brother Bear”R1・DVDを持っていないアナタにもそのキャラが見られるサイトがあるので紹介しておこう。
そのサイトはMovieWebで、”Chicken Little”のページはココだ。ね、微妙でしょ(大笑)。
というわけで、今後次第に情報が公開されていくと思いますが、あまり期待しないで待つことにいたしましょう(笑)。
参考リンク
・Chicken Little (2005) (IMDb.com)
週末の北米映画興行成績。最近は話題作が公開されていることもあって毎週日曜深夜から月曜朝にかけては興行成績速報をチェックするのが楽しみのひとつになってたりして。
・Top movies at the North American box office(Reuters)
トップ1は"Kill Bill-Vol. 2"。クエンティン・タランティーノの話題作シリーズ2作目が堂々の首位発進。刺激的な描写が多かったVol.1とは違った画面つくりでまた新たな面白さを表現しているといわれる本作。前作の日本映画を意識したものからマカロニ・ウェスタン&カンフーを意識した内容とのことで先ずは上々の出だしでしょうか。
2位は初登場の"The Punisher"。「アルマゲドン」や「ダイ・ハード3」の脚本を担当していたジョナサン・ヘンズレーの監督によるアクション作品。3位はまだ持ちこたえてる(失礼!)"Johnson Family Vacation"。なお、先週1位の「パッション」はさすがに9位までダウン。もうそろそろか。
ディズニーのアニメ"Home on the Range"は先週6位から1ランクアップ。まぁまわりの成績が・・・といったものでのランクアップでしょう。
そしてそして。一番の驚きは”The Alamo”の順位。なんと一気に10位までダウン。もうすぐ圏外です(汗)。これはもう近年まれにみる失敗作(興行としてみたら、ということでね。作品のデキは未見のため判断不可だ。)として語り継がれそうな予感たっぷり(笑)のこの成績。苦戦を予想してましたが、ここまでスゲェとは。劇中の画像をチラッと見た限りではスケールの大きそうな映像でしたが見事にコケテます。
というわけで、ディズニー関連では「キル・ビル」続編が1位も、それを上回る衝撃の”The Alamo”の成績。おかげでディズニー社の株価も下がってまっす(汗)。もう来週はランク外でしょうか。あまりにも短い運命でした(キッパリ)。1週目の成績がそれほどでなく2週目にこれじゃぁもう上は望めません。よくホラーものとか1週目だけ爆発的に人が入って2週目以降は一気に急降下ってのがよくありますが.... さよなら。
春の話題作が公開されている北米の映画興行。
先週末、新たに数本の映画が公開されましたが、結局興行成績1位になったのはメル・ギブソンの「パッション」。ディズニー(レーベルはタッチストーン・ピクチャーズ)の話題作”The Alamo”は1位デビューはおろか初登場作品の中でも1位をとれないというなんともトホホな状況。公開1週目の作品では”The Alamo”より公開スクリーンが約半分という作品”Johnson Family Vacation”がトップ(全体では3位)。
ビッグ・バジェットを投入した”The Alamo”、当然それを回収するためにそれなりの興行成績を収めることが求められていたわけだが、9百万$台という成績。かなり期待はずれな状況といっていいでしょう。"Johnson Family Vacation"は新人監督Christopher Erskinによるコメディ作品。先週1位の"Hellboy"もしっかりと2位につけ完敗でしょう。
同じくディズニーのアニメ”Home on the Range”は前回4位から6位に後退。どうやらこの春の興行においてはディズニーはイマイチのようです。
で、この興行成績はビジネス面における影響も少なからずあるようで。それを報じるニュースも多々アップされてます。
・Slow film sales may hurt Disney earns(CBS.MarketWatch)
・Disney's 'Alamo' Bombs(Yahoo! Finance Reuters)
ちょうどディズニー社CFOのトーマス・スタッグス氏による2004年度の業績見通しが発表されたもののこの”The Alamo”についてほとんどふれてないことから様々な憶測も飛び交っているようで... スタッグスCFOによると前年比40%以上の収入アップになるとの予想を発表したのですが、この映画成績もあってか?、ディズニー社の株価は下がりぎみ。
昨年は「ファインディング・ニモ」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の2大ヒットがあったものの、(まぁ予想していたことではありますが)今年はどうも思わしく無いようですな。"Hidalgo"は"Starsky & Hutch"に、"The Ladykillers"は"Scooby-Doo 2: Monsters Unleashed"にそれぞれ興行成績で敗れているという状況。この夏はジェリー・ブラッカイマー製作の"King Arthur"がひかえているものの、どうやらアヤシイ感じがふつふつと。
やっぱ難しいですな、ヒット作を生み続けるというのは。まぁ、個人的には映画の面白さはヒットするかどうかではないと思っているので映画を楽しむという点では全く気にしてませんが、株価への影響はちょっと気になりますけどね。少し前までは上昇基調だったもののどうやら今年はずっとこんな感じになるんですかね....
関連リンク
・Weekend Box Office Actuals (U.S.) (Yahoo! MOVIES)
・"The Alamo"(Official Site)
・Touchstone Pictures(Official Site)
イースターの休日を翌週に控え新たに公開スタートの作品が4本登場した先週末の映画興行。早速速報がアップされています。
・The top movies at the North American box office(Yahoo! Reuters)
首位は「ミミック」「ブレイド2」のギレルモ・デル・トロ監督の新作”Hellboy”が頭ひとつ抜けだし、2位にザ・ロック主演のアクションもの”Walking Tall”、3位は先週1位の”Scooby-Doo 2 Monsters Unleashed”、2・3位に$1,000,000差の4位にDisneyの新作”Home on the Range”。
まぁこの4位というのは予想していた範囲内。やはり2週目の落ち込みがあったスクービー・ドゥー2にも届かず4位になりましたが、こんな感じでしょう。声優陣にジュディ・デンチ、キューバ・グッティングJr、ランディ・クエイド、サラ・ジェシカ・パーカーらが参加。監督もジョン・サンフォード/ウィル・フィンという新しいコンビ。個人的はアラン・メンケンの楽曲に興味あり。(とりあえずサントラは発注済み)
ディズニー社関連ということでいくと上位には先週2位・今週7位の”The Ladykillers”(タッチストーン・ピクチャーズ作品)、先週5位・今週8位の”Jersey Girl”(ミラマックス作品)がランクイン。前者はトム・ハンクス主演、コーエン兄弟監督ということで個人的にはかなり期待している作品。後者は「デアデビル」のケビン・スミス監督によるベン・アフレック、リブ・タイラー共演のドラマ。なお次週は”The Alamo”(タッチストーン・ピクチャーズ作品)が控える。
「パッション」が強烈な成績だった半月ほど前とくらべおとなしめではありますが、次週にはまた新たな作品公開もあり今回の順位とは変動があることでしょう。
4月2日(土)から全米でディズニーの新作”Home on the Range”が公開開始。
しばらくメル・ギブソンの話題作「パッション」が興行成績首位を維持していたものの十分すぎる成功の後先週は"Scooby-Doo 2: Monsters Unleashed"が1位に。日本ではあまりウケがよくないであろうと思われるスクービー・ドゥーはやはりアメリカでは人気のようだ。
この週末は'Hellboy'、'Prince & Me'、'Walking Tall'といった作品が公開されるが、これらの新作を相手に”Home on the Range”はどのような興行成績を収めることができるのであろうか。西部を舞台にしたミュージカル・コメディーというこの作品、個人的には微妙な感じがしてます(笑)が、来週月曜日の週末興行成績はちょっと楽しみですな。
なお、Yahoo! JAPANのNewsにも同映画の話題が掲載されていました。
・手描きアニメにピリオド 米ディズニー新作映画(Yahoo! JAPAN NEWS 共同通信)
がその記事。
この記事は本作で手描きによるアニメ制作が終了することを報じている。また、14歳のディズニー社株主のスティーブン君のコメント(質の低下が気になる)も紹介されています。
やはり手描きアニメは独特の雰囲気を表現することができ個人的にも好きな手法です。ピクサーの作品等でフルCGのアニメは一般的になってますが、フルCGには得意な部分ももちろんありますがけっこうキツイ部分もあります。人間の表現とかって他と比べてかなりキビシイですし、決してCGによる作画が優れているとは思ってません。
この次に登場する作品も非常に興味がありますが、まずはこの”Home on the Range”のオープニングが全米の観客にどのような行動を起こさせるか、気にしてみましょう。
関連リンク
・”Home on the Range”(Official Site)
・Could this be the end of hand-drawn cartoons?(Reuters UK)
・Disney Western cartoon end of the hand-drawn breed(MSN Money - Reuters News)
海外でアニメといえば... 一般的にはディズニー社が挙がるでしょうか。アカデミー賞の長編アニメ部門もディズニーのために創設された部門なんてことを言われましたが、そのディズニー社は未だ受賞できないでいます。「ファインディング・ニモ」はディズニーの作品と言われるとまぁ間違いではないのかもしれませんが、個人的にはピクサーの作品だと思っているので...
で、そのアカデミー賞第1回の長編アニメ部門で栄誉に輝いた作品が「シュレック」。製作会社ドリームワークスはアニメだけでなく普通の実写映画も多数制作してるんですが、最近はアニメのヒット作がだせず苦労しているようですな。つくっていないわけではないんですけど。日本では特に公開作品が少ないので余計そう感じてしまうかもしれません。

そんなドリームワークスが満を持して発表する作品が「シュレック2」。日本の公式サイトは相変わらず情報量がまだ少ないですが、劇場ではチラシなども配布され宣伝も始まったもよう。一般的なチラシの他に「オフィシャル・ガイドブック」も配布されている。
チラシには作品に登場する代表的なキャラクターが描かれている。シュレック、フィオナ姫、ドンキーのトリオはもちろんのこと、2では多くのキャラクターが登場する。そして、そのキャラの声優もかなり力の入った布陣だ。
ガイドブックのほうはサイズは小さいながらも片側8ページの折りたたみ式の冊子になっており、前作の概要、続編のお話、そしてキャラクター図鑑、といった内容になっている。
前作同様、シュレック:マイク・マイヤーズ、フィオナ姫:キャメロン・ディアス、ドンキー:エディ・マーフィーはもちろんのこと、その他の顔ぶれもすげぇ。
・ハロルド国王:
フィオナ姫のお父さん。声優は「ハリー・ポッター」シリーズ、「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」にも出演のジョン・クリース。フィオナ姫とシュレックの仲を引き裂こうとしてる。
・リリアン王妃:
フィオナ姫のお母さん。声優はなんと、あのジュリー・アンドリュース。経歴は書くまでもないだろう。フィオナ姫のことが心配でしょうがない母親がリリアン王妃だ。
・長靴をはいたネコ:
本作の要注意キャラ(笑)。声優はアントニオ・バンデラス。「スパイ・キッズ」シリーズや「エル・マリアッチ」等で活躍。このネコ、実は怪物退治の達人。果たして敵か味方か? うるうるした瞳で甘えるぞ。
・チャーミング王子:
国王がでてくればもちろん登場、王子様。声優はルパート・エベレット。「アナザー・カントリー」や「ベスト・フレンズ・ウェディング」とかが有名。フィオナ姫を狙う王子様だ。王子の名前はシンデレラのお相手の名前だ(笑)。
その他には、”妖精のゴッドマザー”、”ピノキオ”、”三匹のこぶた”、”オオカミ”、””眠れる森の美女、”クッキーマン”といったキャラが登場。本国の公式サイトには詳細な説明が記されているので気になるファンは要チェックだ。
それにしても、もうディズニー・アニメを知っていれば知っているだけ楽しめる、という登場人物。製作総指揮はもちろんジェフリー・カッツェンバーグ、監督はアンドリュー・アダムソン、ケリー・アズベリー、コンラッド・バーノンの3人が共同であたる。なお、アンドリュー・アダムソンは脚色・脚本を兼ねる。
ちなみにお話は、前作で火をふくドラゴンやファークアード卿と戦ってめでたく結ばれたシュレックとフィオナ姫のその後。結婚相手を知ったフィオナ姫の両親が殺し屋を雇って襲撃を指示。シュレックとフィオナ姫はどうなる?が、あらすじ。
キャラに対する好き嫌いがきっと人それぞれあるんでしょうが、それでもやっぱり爆笑必至の登場キャラクター。おとぎ話のみんなが知ってるスター達が登場しての物語、とりあえず観てみようと思います。個人的には1作目は別に特別好きな作品とかいうわけではないんですが、キャラをどう扱ってるかにはかなり興味あり。
全米では5月21日、日本公開は7月24日だ。既に前売券(フィギュア付き)も発売中。
メル・ギブソンの「パッション」("The Passion of The Christ")が独走していた米Box Officeの映画興行成績。先週末の速報によると首位は初登場の”Dawn of the Dead”。ちょっとびっくり。
しかし2位をキープしている"The Passion of The Christ"のトータル成績はかなりの数字。まだ公開4週であることを考えるとつい先日アカデミー賞を独占した「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」なんて大きく上回る勢い? たぶん日本人には向かないテーマだろうなぁなんてことが予想され日本ではそれほどのヒットにはならないと予想してるんですが、さすがにこの勢いは驚くべきものがあります。
そして、"Dawn of the Dead"。
実はすごい観たい作品のひとつで、予告編なんかを観るとジョージ・A・ロメロの作品が思い出されてなんとも期待させる映像。最近ホラー映画がなにげに公開されてて、日本でも先週末から「テキサス・チェーンソー」が公開開始。観に行かなきゃ。
もちろん、ホラー映画だけではなくいろんな映画を観るんですが、この2作(「テキサス・~」と「ドーン・~」)はかなり興味がある作品です。このジャンルが立て続けに公開とは。社会を騒がす事件がおきるとその背景にこのような映画が悪影響を与えてる、なんてやり玉にあがり自粛ムードとかになりがちですけどね。
極限化の状態では怪物や化け物でなく実は人間が一番コワイ、というのがこの映画の面白さ。果たして、いつ観にいけることやら....
参考リンク
・Box Office Charts(Yahoo! Movies)
ヒット作品を次々と送り出すプロデューサー、俳優と演出をともにこなす人気監督、アカデミー賞受賞の女優、スタッフ/キャストだけを見れば成功間違いなし、という顔ぶれ。しかし、彼らが集まって制作された映画は人間ドラマでもなく、文芸作品でもなく、アクション大作でもない。
今までのキャリアとは異なるジャンルの作品というのはきらくというか自由にやれる雰囲気がある。みんなが楽しんでつくっているような。ジョエル・シルバーとロバート・ゼメキスがタッグを組んだ制作会社、ダーク・キャッスル・エンターテイメントはずっとコダワリのある作品作りを続けている。興行成績はぬきにしてつくりたい作品をつくる、そんな感じ。
そんなダーク・キャッスル・エンターテイメントの最新作にして最大のヒット作にはアカデミー賞女優のハル・ベリー、人気女優のペネロペ・クルスが出演し、演出は自ら俳優も演じる(「フィフス・エレメント」「アメリ」他)マシュー・カソビッツ。女優陣の豪華さや「クリムゾン・リバー」を演出した監督のホラー映画ということで期待もふくらむ。
「ゴシカ」は様々な才能が集結した最新のゴシック・ホラーだ。
題名:「ゴシカ」 原題:"GOTHIKA"
2003年アメリカ映画/ダーク・キャッスル・エンターテイメント作品/ワーナー・ブラザース映画配給/上映時間:1時間37分
監督:マシュー・カソビッツ 製作:ジョエル・シルバー,ロバート・ゼメキス,スーザン・レビン 共同製作:リチャード・ミリシュ
製作総指揮:スティーブ・リチャーズ,ゲイリー・アンガー,ドン・カーモディー 脚本:セバスチャン・グティエレス
撮影:マシュー・リバティーク.A.S.C 音楽:ジョン・オットマン
出演:ハル・ベリー,ロバート・ダウニーJr.,チャールズ・S・ダットン,ジョン・キャロル・リンチ,バーナード・ヒル,ペネロペ・クルス
女子刑務所精神課病棟に勤務する精神科医が雨の中で傷だらけの少女に遭遇してから生活が一転。精神分析する側からされる側にまわってしまった彼女は夫殺しの犯人として病棟に収用されていることに気付く。事件の真相は果たして... 謎を解明しようとする彼女にさらなる恐怖が襲いかかる....
「TATARI タタリ」や「ゴースト シップ」を発表している、ジョエル・シルバーとロバート・ゼメキスがタッグを組んだ制作会社、ダーク・キャッスル・エンターテイメント。相変わらずの作品つくりで楽しませてくれます。嫌いな人には全然受け付けられないし、興行成績の面ではなかなか上位に出てこられないホラー映画のジャンルでありながら、けっこう趣向をこらした作品をつくってます。
そして監督は、フランス人でありながらハリウッド進出第1弾の作品「クリムゾン・リバー」でヒットをとばした、マシュー・カソビッツ。「クリムゾン・リバー」は独特の雰囲気がでてるおもしろい作品でした。スペクタクルだけでなく人物描写も丁寧な印象があります。
そして出演する俳優も豪華。ハル・ベリーとペネロペ・クルスがでてるということで十分アピール度はあるかと思いますが、経歴にとらわれない演技でいい感じでしたな。どちらかというとペネロペ・クルスはもう少し活躍するのかと思いきや、予想よりあっさりとしてましたけどね。
ホラー映画はただ怖がらせたりドッキリさせたりするだけでなく、鑑賞者をスクリーンに引き込む技が必要であるため、本当にコワイ映画というのはけっこういろんなテクニックが使われます。音楽の使い方なんてのはもう定番ですが、心理的な動揺を細やかな表情で表現していくためには俳優の演技というのも重要なんですよね。観客を巧みに感情移入させなければしらけ気味になってしまうんで、ただ叫んでればいいというわけにはいかないのだ。
それと、謎解きの面白さもあるとストーリーにぐんぐん引き込むことができます。ただただ不条理なことだけをあえて積み重ねるのもひとつのテですが、思いもよらぬ展開とその謎の解明が面白さのひとつでもあります。
今回は”血文字”がその謎を解く鍵になってるんですが、まぁとりようによってはいろんな判断ができる内容になってますんで。この言葉”NOT ALONE”が各所にでてきて謎を深めます。そういう意味でしたか、この映画では。だいたいアヤシイ人物を描いたり人のよさそうな人物が思わぬ本性を現したりってのはよくあることですが....ね。
個人的にはなんとなく途中で裏に隠された真実が予想されたのでアッと驚くという展開ではなかったのですが、納得のシーンはラスト。主人公と少年が対峙するあのシークエンスがあることでグッと作品の魅力が増したように思います。あのシーンがなかったら印象度は全く異なったかもしれませんな。
春休み映画まっ最中ですが、個人的なメモがわりにこの夏の大作について書いておくことに。とりあえず、今現在公式サイトが開設されているものを。現在の期待状況を含めて。
・「デイ・アフター・トゥモロー」
ローランド・エメリッヒ監督の最新作。
「インデペンデンス・デイ」で一気にメジャーになったものの、それ以前もSFアクションをずっと監督してきたエメリッヒの新作は簡単に言えばパニックもの。地球温暖化、異常気象といった今までの作品よりグッと現実に近いハナシでアピール度も増すのではないでしょうか。
予告編も劇場では既にスタートしていますが、とりあえずは地球の各地を襲う自然の驚異を全面に押し出した映像が登場。これから少しずつ劇中のシーンが追加された予告も登場することでしょう。3月初旬に早すぎる(?)来日を果たしやる気まんまん?
公開は6月5日。夏の大作陣の中では一番はやい登場。ライバルより先に好成績をおさめられるか?
・「スパイダーマン2」
監督・主演陣再登場のヒット作第2弾。
ある程度の予想はしていたもののそれ以上のヒット。全米では2002年の年間1位の興行成績で歴代でも第5位。かなり早い段階で続編の制作が決定し準備もしっかりと行われたはず。
こちらも主演のトビー・マグワイアが来日済み。不振がつづくユニバーサルスタジオ・ジャパンのアトラクション登場もありタイミング的にはいい感じ?(いやかなりズレてるけど(汗)) それほど好きなシリーズというわけではないのだが、今後のニュース、予告編等により観に行くか決めることにしてみる。すごいヒット、とかなったら行かないかも(笑)
公開は7月10日。
・「サンダーバード」
けっこういい年したファンには懐かしくてたまらないあの作品の実写映画最新版。
こちらもかなり早い段階からプロモーションをスタート。毎月発売の限定前売券はスタンプフィギュア付き。でもいくらなんでも7ヶ月連続で買えないって。また。半券に連動したジオラマやグッズもプレゼントする企画も予定されてます。
それにしてもV6の吹き替えってどうよ。他のメンバーはさておき、ビル・パクストン=坂本君って何さ(笑)。ジェフ・トレーシーってお父さんでしょ。で、他は子供達でしょ。どういう組み合わせよ。わけわかんないよ。え?主題歌も歌うんだって?マジ?
どこかの映画会社もジャニーズ系タレントばかり使ってるとことかありましたが(笑)、話題作りもほどほどに。まぁ吹き替え版は基本的に観ないので別にどうでもいいんですが。公開は8月7日だ。
・「キング・アーサー」
話題作をつぎつぎと製作するプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーの最新作。
今年の夏の映画はアーサー王がテーマ。全米でも夏公開のため本国の公式サイトにもまだまだ情報は少ないですな。監督はアントワン・フークア。ブルース・ウィリス主演の「ティアーズ・オブ・ザ・サン」の監督だ。主演はクライヴ・オーウェンとキーラ・ナイトレイ。
迫力あるシーンをふんだんに盛り込んでくることでしょう。どんな作品になるか、は興味がありますな。が、とりあえず今は観に行く気には全くなってません(笑)。もうすこし様子見で。
公開は7月24日。
今のうちからどんなプロモーションが展開されるかけっこう楽しみではあります。どう特長をだしアピールした宣伝がされるか、が。実は上記で挙げたのより早く公開予定の作品でも観たいのがいくつかあったりしますが。例えば、これ、とか、これ。これらについてはまた別のエントリーにて。(の予定)
3月初旬から始まった春休み映画も13日(土)から本格的にスタート。動物映画というのはヒットしやすいという法則があるそうだが、この春は”イヌ対クマ”の構図となるそうだ。スポーツ報知の記事(Yahoo!ニュースにも掲載あり)によれば共に大人気、だとか。
筆者のよく行く映画館にも先月からイヌとクマが対決してました。先に登場してたクマに対抗して巨大クイールくんが入場者をお出迎え。(右画像参照) 春休みはやはり子供を如何に劇場に向かわせるかがポイント。予告や宣伝も意図的に”カワイイ”をアピールしているのがみえみえですが。
まぁ「ブラザー・ベア」のテレビCMにはあきれて何も言えないですけどね。もういいかげんああいう宣伝の仕方ってやめたほうがいいと思ってるんですけど、どうなんでしょうか。個人的にはやたら一般の人が「カンドウしましたぁ~」「いやぁ~良かったですぅ~、またみたいですぅ~」とか連発するやつとか、芸能人がわざとらしい感想を演じてたり、「おすぎです。・・・・」で始まるCM、もういい加減どうかと思うんですが。そんなにいっつもホントに感動してるのか? 一度井筒カントクに叱ってもらおう。(おぉ、そういえば井筒カントクもとあるアニメ映画の宣伝やってたなぁ....)
で、ニュース記事をチェックしてて気になったのは実はこっち。
スポニチによるその記事のタイトルは「シュレック2」全米史上最大の公開。
ハンパじゃないですな、このスクリーン数。新たに登場するキャラ”長靴をはいたネコ”がまたいい感じ。公式サイトではその姿も既に見られるため気になるファンは要チェックだ。日本語吹き替えを竹中直人氏がやるとのことで、こちらも面白そうな配役ですな。
ドリームワークスというとやはりこの「シュレック」が有名なんだと思うんですが、実はけっこうアニメ映画は毎年つくってるんですよね。日本ではヒットしてないけど。(「スピリット」とか) それに、日本公開は無いのでは?と想像してた「シンドバッド」も公開待機中。
この「シンドバッド 7つの海の伝説」は、声の吹き替えをブラピ、ミシェル・ファイファー、ジョセフ・ファインズ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズといった俳優陣が務めるのが話題の映画。2004年4月公開となってますが、どうなんですかねぇ。「アラビアン・ナイト」の中でもアラジンやアリババとならんで人気のキャラ、シンドバッド。彼が登場する東京ディズニーシーのまったりアトラクションも”いつでもゆったり乗れます”で一部ファンに人気(笑)ですが、これどうなんでしょうか。アクション・アドベンチャーっぽいノリで宣伝していくんですかね。
たぶんイヌのほうは観に行かないかもしれないけど、クマのほうの日本での反応もちょっと気になるところ。あ。クリーナー付き携帯ストラップはやくもらいにいかなきゃ(汗)。
参考リンク
・「クイール」(松竹)
・「ブラザー・ベア」(ブエナビスタ)
・”Shrek2”(DreamWorks)
・「シンドバッド 七つの海の伝説」(UIP JAPAN)
3月6日より東京・東銀座の東劇にて映画「大脱走」が公開開始。
年に1回以前の名作が劇場で観られるのが楽しみのひとつでしたが、今年は「サウンド・オブ・ミュージック」に続き傑作の劇場公開が実施されることに。映画ファンにとってはうれしい限り。
小さい頃にはテレビでその面白さに引き込まれ、ビデオがでればレンタルでまた観て、そしてDVDが発売されればすかさず購入。それでもやっぱり映画館で上映されるのが一番嬉しい。日本初公開時には生まれてないし、小さな画面でしか観られなかった映画が大きなスクリーンで観られるのは貴重な体験。
実家には100インチのスクリーンがあって本格的な音響設備も完備しているのでそれでも十分楽しめることは楽しめたりするのですが、まぁ劇場で観るのは絶対外せません。
今回も上映時間の長い大作。(ちなみに上映時間2時間52分) 1日3回の上映であり、最終回も18時過ぎからとなっているためやはり休日に行くしかないか。いや、休日っていつあるのかさっぱりわからない状態なんですけど...
ううむ、早く観たいぃぃぃ...
第76回の米アカデミー賞が確定。WOWOWでの授賞式の模様は昼間放映分の録画に失敗し(汗)夜の再放送を録画中。いやぁビリー・クリスタル最高(笑)。なんか最近持ち回りみたくなってるので来年はロビン・ウィリアムス司会希望。なお授賞式は全てみてるわけではないので感想は別途。
受賞者及び受賞作品は予想通りというか前評判通りというか。「ロード・オブ・ザ・リング」は今までのシリーズ全てを含めて今回で一気にかっさらった感じ。1作だけではここまでの受賞は難しかったのではないでしょうか。タイミングもよかったといえるでしょう。
ニモも無事受賞。それにしても「ファインディング・ニモ」をディズニー3度目の正直とか言ってるメディアが(日本では)ありましたが、ファンはディズニーの作品とは全く思ってないんですが...(汗)。
体調不良でバテバテなので復活して(授賞式見た後に)書ければ感想を別途。
参考公式サイト
・OSCAR.COM
・Academy of Motion Picture Arts and Science
映画化向きの小説を書く人物がいたりします。スティーブン・キング。マイケル・クライトン。そして、ジョン・グリシャム。
彼らに共通している(と勝手に思っている)点は、背景と人物をしっかり描いていること。スティーブン・キングの小説は細かなキャラクターの描写がされてますし、マイケル・クライトンも「ホントはムリじゃん?」なこともさもありそうな技術的裏付けっぽい事を埋め込みながら納得させてしまう術をもっている。ジョン・グリシャムも法廷を舞台にした作品がほとんどながら、優れたキャラクター設定と、その背景にある環境問題や人種問題、法や制度の矛盾、社会的モラルなんかも巧みに取り入れた内容になっている。
まぁこれだけ映画化作品が多いと中には???な作品もできたりしますが(笑)。
小説の完全映画化というのも面白いですが、”より映画的”なモノを目指して微妙に設定が変えられたりして映画化されます。原作との違いを確かめつつ鑑賞するのも原作のある映画を観る時の楽しみのひとつ。
「ニューオーリンズ・トライアル」はジョン・グリシャム原作の、”陪審コンサルタント”に焦点をあてた作品。で、今回の映画化は...?
題名:「ニューオーリンズ・トライアル」 原題:"RUNAWAY JURY"
2003年アメリカ映画/リージェンシー作品/東宝東和提供/上映時間:2時間8分
監督:ゲイリー・フレダー 製作:アーノン・ミルチャン,ゲイリー・フレダー,クリストファー・マンキーウィッツ
製作総指揮:ジェフリー・ダウナー 原作:ジョン・グリシャム(「陪審評決」)
脚本:ブライアン・コペルマン&デビッド・レビン,リック・クリーブランド,マシュー・チャップマン
撮影:ロバート・エルスウィット 音楽:クリストファー・ヤング 編集:ウィリアム・スタインカンプ
出演:ジョン・キューザック,ジーン・ハックマン,ダスティン・ホフマン,レイチェル・ワイズ,ブルース・デイビソン,ブルース・マッギル,
ジェレミー・ピーブン,ニック・サーシー,スタンリー・アンダーソン,ジェニファー・ビールス
銃乱射事件の被害者の妻が銃器メーカーを相手に訴訟を起こす。原告が勝訴した例のないこの訴訟で弁護士、陪審コンサルタント、そして謎の人物が熾烈な闘争を繰り広げる。
原作は今までも数多くの映画化作品をもつジョン・グリシャム。映画化作品は「ペリカン文書」(93)、「ザ・ファーム/法律事務所」(93)、「依頼人」(94)、「チェンバー/凍った絆」(96)、「評決のとき」(96)、「レインメーカー」(97)の計6本。そしてオリジナルで「相続人」(97)がある。
法廷サスペンスという得意のジャンルで次々と話題の作品を発表する彼は元弁護士。その経験を生かして描かれる世界は法廷を舞台にしながらもユニークな設定とスピーディーな展開が特長。あまりなじみのない法律に関してのお話でも娯楽性があり様々な問題点や矛盾点を浮き彫りにしながら楽しめる点が人気のヒミツだ。本作は「陪審評決」のタバコ会社相手の訴訟を銃器メーカー相手に設定を変更して映画化されている。(これにはマイケル・マン監督「インサイダー」がタバコ訴訟を先にとりあげちゃった、ということも影響している)
この映画のポイントは”陪審コンサルタント”。日本人にとってはなじみのない”陪審員制度”(ただし日本でも似たような制度が施行される準備がはじまっている)は映画の世界だけでなく様々なドラマを演出するが、この陪審コンサルタントの存在がこの映画の核となる。
本編でこの陪審コンサルタントの大物を演じるのがジーン・ハックマン、そして彼と対決する弁護士がダスティン・ホフマン。この二人を配した時点でかなり期待ができるというもの。実は舞台俳優を目指していた貧乏生活時代に二人は同居していたのだが、なんと共演は今回が初めてだと。この二人のやりとりはさすがにいいですな。 特にトイレのシーン。なんかこれだけ書くとなんだか妙な感じがしますが(笑)、実際に彼らが面と向かって会話するのはこのシーンだけ。ここは本編のハイライトのひとつだ。
そして、ジョン・キューザック。前作「アイデンティティー」でも抜群の存在感でしたが、本作も彼は適役。大げさではないユーモアをもつ一方どことなくダークな雰囲気をだせる役者ということでニック役を好演。適役ですな。
まぁジーン・ハックマンの強引すぎるスタッフの行動や陪審員を巧みに操る手口なんかは現実にあったら困ったもんですが、娯楽作としてはこれでいいのかなぁ。かなり強引ですよ(笑) でもほんとにこんな商売が成り立つんだとしたら公平な裁きなんて絶対にくだせそうにないと思うのですが。
監督ゲイリー・フレダーはまだ30歳代。今までアンディ・ガルシア主演「デンバーに死す時」やアシュレイ・ジャッドの「コレクター」などを演出してますが、なかなか雰囲気のある作品をとりますなぁ。今後の監督作もちょっと注目。
なお、舞台は原作のミシシッピ州ビロクシーからニューオーリンズに変更されてますが、街の情景もうまく挿入されていたように思います。ジャズもさりげなくとりいれてましたしね。
まぁ、この映画を一番支援している映画人はあのマイケル・ムーア氏でしょう(笑)。
映画を観に行こうと思う基準は何か? 好きな俳優がでているから。好きな監督の作品だから。話が面白そうだから。評判がいいから。
理由はいろいろとあるし、何を基準に選択するかは各人の自由なのでこれについてはどうこういうことでもないでしょう。ある人が”くだらない”と思った映画でも別の人には”最高の作品”なんてこともある。感じ方は人それぞれだから当たり前のハナシ。
それにしても、やっぱり評論家やメディアの評価というのはそれなりに興行成績に関係するのかなぁ。評判悪い、感想きくとどうやら面白くなさそう、ということで映画観ない人はまぁ確かに多いでしょう。でも評判がいいから、ということだけで映画を観るのだとすればそれはちょっと寂しすぎるかもしれない。何が素晴らしくて、どこが優れているのか。評判がいいとされているものにはそれなりの理由があるのだろうが、ホントに観る人みんながそう感じてるのか? 「これは素晴らしい作品だ」と観る前から思いこんでいないか?
まぁ、映画好きでなければこんなこと考えもしないでしょうが(笑)。映画なんてデートで観に行くだけとかありますしね。まぁそんなに堅苦しく考えなくても、なんて意見も聞こえてきます(笑)。
で、アカデミー賞に最も近い、とか宣伝で書かれている映画「ミスティック・リバー」は果たして素晴らしい映画なのか?
題名:「ミスティック・リバー」 原題:"MYSTIC RIVER"
2003年アメリカ映画/配給:ワーナー・ブラザース映画/上映時間:2時間18分
監督:クリント・イーストウッド 製作:ロバート・ローレンツ,ジュディー・G・ホイト,クリント・イーストウッド
製作総指揮:ブルース・バーマン 脚本:ブライアン・ヘルゲランド 原作:デニス・ルヘイン
撮影:トム・スターン 美術:ヘンリー・バムステッド 編集:ジョエル・コックス
出演:ショーン・ペン,ティム・ロビンス,ケビン・ベーコン,ローレンス・フィッシュバーン,マーシャ・ゲイ・ハーデン,ローラ・リニー,
トーマス・ギーリー,エミー・ロッサム
少年時代を共に過ごした友人3人がある殺人事件を通してそれぞれの別の立場で再び結びついていく。3人の少年がそれぞれに心に傷を抱えたまま成長したその背景には衝撃的な悲劇が隠されていた....
毎年年末から2月にかけてはアカデミー賞を意識した作品が公開されるのが恒例。日本では公開が遅れることもありアカデミー賞決定前に作品を観られないこともよくあるが、今年はけっこう前評判のよい作品が日本でも観ることができる。この「ミスティック・リバー」も前評判の高い作品のひとつ。 アカデミー賞では、作品、監督、主演男優、助演男優、助演女優、脚色等にノミネートされている。
主役3人(ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン)はそれぞれが特長ある役を演じていますが皆素晴らしかったですね。主演男優賞にノミネートされてるショーン・ペンの演技はその実績が示す通り今回も相変わらずですが、個人的に一番印象に残ったのはやはりティム・ロビンスでしたね。
たぶん3人の中で一番難しい役柄のデイブ・ボイルを演じたティム・ロビンスは間違いなくアカデミー賞を受賞するでしょう。終盤のショーン・ペンとのやりとりは本当に印象に残ります。
そしてもうひとり。デイブの妻セレステを演じたマーシャ・ゲイ・ハーデン。あまり派手な活躍はしてませんがすでにアカデミー賞受賞歴をもつ演技派。この二人が夫婦を演じることによってこの作品の深みがでたのだと思います。
それにユニークなのが、監督と主演3人が俳優としてだけでなく監督としても作品を発表しているところ。それぞれが俳優・監督としての実績があるだけに、この作品の現場はすごい面白いことになってただろうなぁなんて想像してしまいます(笑)。
クリント・イーストウッドの監督作は自らの出演も兼ねたものとか多いですが、監督としての能力はすごいあるとか実は思って無かったりします。アカデミー監督・作品賞を受賞した作品「許されざる者」を初めて観たときもあまりいい印象はなかったのですが.... あと、今回は音楽もイーストウッドの手によるものなんですよね。印象的なメロディーで作品にあってましたな。
さて。素晴らしい俳優陣のおかげで、そりゃぁいい作品になるだろう、なんてことを思わせるわけなんですが、ラストは納得いきませんなぁ。ああいう描き方でいいんでしょうか。ラスト、というのは衝撃的なデイブ(ティム・ロビンス)のことではなく。それは、あのジミー(ショーン・ペン)の描き方。かなり疑問。
街の中でのパレードのシーンがラストになるんですが、3人のそれぞれを示すあのシークエンス自体は非常にいい感じだと思うのですが、ジミーはあれでいいんですかね。ラストまで非常に緊迫感があり素晴らしい俳優達の演技を堪能していたのに、その扱いで一気に冷めましたねぇ。
評論家やメディアが絶賛してますが、それってホントか? あれでいいのか? とか考えるんですがどうなんでしょうか。評論家の意見なんて全然参考にしないもんね(笑)。
申し訳ないが個人的にはこれに作品賞はあげられませんな。絶対ダメです。(笑)
いよいよ2月14日より公開開始。「ロード・オブ・ザ・リング」の最終章「王の帰還」。
最近は”先行上映”と称して公開日前に上映することが多く、けっこうな人が鑑賞済みで上映開始日を迎えることが多くなりました。どうも興行成績をよく見せるための策略のような感じであまりいい気はしないんですが。以前はオールナイトだけとかでしたが、今では堂々と昼間から何回も上映してますからねえ。それで公開最初でXXX人動員!とか、なんか違うような気もしますが。よくある宣伝文句として「xxx」を抜いて全米No.1!とかありますが、まぁ全くの嘘では無いにしろ比較対象が同じではないのにそんなこと言われても.... まぁ、映画の儲けなんて、映画ファン以外の人を如何に劇場に来させるか、がポイントですから、しょうがないですが。
さて、なんか全然脱線してるみたいですが(汗)、感想を少しだけ。まだこれから観る人も多数であるため当たり障りのない内容で全然面白くない感想になってますが(笑)
題名:「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」 原題:"The Lord of the Rings/The Return of the King"
2003年アメリカ映画/ニューライン・シネマ作品/上映時間:3時間23分
監督:ピーター・ジャクソン 製作:バリー・M・オズボーン,フラン・ウォルシュ,ピーター・ジャクソン
製作総指揮:マーク・オーデスキー,ボブ・ワインスタイン,ハーヴェイ・ワインスタイン,ロバート・シェイ,マイケル・リン
脚本:フラン・ウォルシュ,フィリッパ・ボウエン,ピーター・ジャクソン 原作:J.R.R.トールキン
撮影:アンドリュー・レスニー 美術:グラント・メイジャー 音楽:ハワード・シェア
出演:イライジャ・ウッド,イアン・マッケラン,リブ・タイラー,ヴィゴ・モーテンセン,ショーン・アスティン,ケイト・ブランシェット,
ジョン・リス=デイビス,バーナード・ヒル,ビリー・ボイド,ドミニク・モナハン,オーランド・ブルーム
指輪を捨てる旅に出たフロドと仲間達の指輪物語、「旅の仲間」「二つの塔」に続く第3部にして物語最終章。果たしてフロドは”滅びの山”に指輪を捨てることができるのか。そしてアラゴルンらは冥王サウロンの魔の手から王国を守りきれるのか?
2月14日から公開となる第3部「王の帰還」。既に先行上映にて鑑賞済みですが、未見の方のためにあえて物語進行には触れずに、簡単に感想など。
壮大な物語の最終章も3時間23分という上映時間の長さ。最近の映画は製作会社サイドからの意向によりここまで長い上映時間はそうそうないですが、これだけの長編を3部作として公開したのにまず驚き。そして、これだけの作品をまとめ上げたピーター・ジャクソン監督に脱帽。もともと「ブレインデッド」も劇場に観に行ったし、その後の作品でも独特のスタイルを発揮してて嫌いな監督ではなかったですが、正直ここまでやるとは。彼の魂のこもった姿勢が各方面でいい影響を与えているようです。
特撮を担当したのはハリウッドのメジャー特撮スタジオではなく”WETA”というニュージーランドの工房であることにも驚きます。特殊効果、特殊メイク、クリーチャー創造などほぼ全面にわたる活躍で作品世界の構築に貢献。驚きました。
そして、作品世界の構築という点ではやはりアラン・リー氏及びジョン・ハウ氏の想像力もかなり活かされてると思います。コンセプチュアル・デザイナーである彼らは原作の挿絵を担当するなどのアーティスト。原作本に親しんだファンも納得の造形だったのではないでしょうか。
スペシャル・エクステンデッド・エディションDVDの特典映像を観ていればその素晴らしさにもふれることができますが、第3部のDVDも楽しみだ。今までと同様のDVD展開があることが決まっているのでもう楽しみでなりません。
ゴラム/スメアゴルが今回も重要な位置づけとなっていますが、各キャラクターの描写も細やかな配慮がされているように思います。原作ファンに対する配慮にも相当苦労したんだろうなぁと思います。一番微妙なキャラクターはやっぱファラミアかなぁ。難しいですな。
合戦シーンだけでなく様々なドラマも展開される本シリーズ。入場料も充分払う価値のある作品であることは間違いない。ぜひ劇場で体験したいですな。もちろん第1部・第2部を観た上で「王の帰還」を観ることは必須。準備をしっかりして満喫したいところです(笑)。
公式サイトにスター・ウォーズ・トリロジーDVDボックスの情報が。
公式サイト2004年2月10日発表のリリース:The Star Wars Trilogy on DVD(starwars.com)
エピソード1からは劇場公開後にDVDが順次発売されていたものの、エピソード4~6(いわゆる旧3部作?)についてはDVD発売は見送られてきた。それがいよいよ発売されるわけだ。どうやら「インディ・ジョーンズ」シリーズDVDのヒットが発売早めたんだろうなぁとか勝手に思ってますが。
個人的予想としてはエピソード3の公開の前に旧3部作はDVDでだすだろうなぁと考えていました。エピソード1~3を製作することは当初想定されていなかったわけで、実はけっこう矛盾点が見えてきてしまうんですよね。なかにはつじつま合わせでむりやりという話の展開や設定もありそうな感じなのでそのヘンを巧妙にクリアにした、修正版のエピソード4~6がDVDで登場することを予想してたんですが。
とりあえず、3部作にプラス特典1枚という感じの構成になるようですね。なお、本編のほうは”特別版”が採用されるもよう。収録音声についても最新技術を採用してのものになるでしょう。北米では9月21日に発売されその他の国でも順次発売されるとのこと。最高売り上げのDVDボックスセットの栄誉は確保したも同然でしょう。いやぁ、楽しみだ。
2月7日(土)、いよいよ「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」の先行上映開始。
筆者は明日(というか今日)も当然のように休日出勤で休みナシですが、先行上映には最終回を観に行く予定。っつーか、既に時間指定入場券取得済み(汗)。上映終了は01時過ぎ。仕事後のヘロヘロ状態で果たして3時間23分の上映時間堪えられるんでしょうか。いや、堪えますよ、堪えてみせますとも。楽しみ。
「スター・ウォーズ サイエンス アンド アート」が東京・国立科学博物館にて開催。
期間は2004年3月20日(土)~6月20日(日)。購読している朝日新聞には紙面上にけっこう広告が入っているんですが、公式サイトもオープン済み。
2003年10月18日(土)~12月7日(日)には名古屋市科学館で、そして2004年1月10日(土)~3月7日(日)には京都国立博物館で開催中の特別展だ。なお、2004年7月3日(土)~9月26(日)には福島の2会場で同展示が実施予定。昨年京都博物館で「アート・オブ・スター・ウォーズ展」が行われましたが、各会場とも展示内容が微妙に違いますな。
「スター・ウォーズ」に初めて出会った第1作(エピソード4)が公開されたときはまだガキんちょでコカ・コーラのキャンペーンに踊らされ、裏蓋集めに奔走してたよなぁ(笑)。
昨年、京都まで行くつもりでいたのに結局余裕がなくていけませんでしたが、集客が見込める東京で何かしらやることは想像していたのでまぁこれでよしとしましょう。ここまで大規模に開催される展示はそうそうないので今から楽しみですな。
4月24日から日本でも公開される映画「ホーンテッド・マンション」。
まだ公開まで3ヶ月も先だが、前売券はもうとっくに発売済みだ。最近は映画の前売券とはいえけっこう工夫をされた特典がついてくることもある。「T3」のように公開1年前からDVDが特典の前売券が発売されたり、「ロード・オブ・ザ・リング」のように時期によって複数の特典をわけたり。最近はやはり携帯ストラップとかが多いのかなぁ。
この「ホーンテッド・マンション」の前売券は携帯ストラップが特典としてついてるんですが、飾りがマンションの”鍵”になっているところがポイント。それもかなりレトロチックなキーだ。さらに蛍光塗料を用いて夜はタイトル・ロゴが浮かび上がる仕掛けも施されている。最近のオマケとしてはもっとも雰囲気がでているのはないでしょうかぁ。
そして、前売券自体にも工夫が。これは”映画特別鑑賞券”という表記が最上部にあるものの、名称は「ホーンテッド・マンション 入居許可証」となっている。それっぽく注意事項が書かれており、999人の既入居者のみなさんが1000人目の入居者を祝福してくれるという。なお、本券にはこのマンションに関して以下の説明が書かれている。
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仲介:ブエナビスタ インターナショナル ジャパン
施工:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
所在地:全国の上映劇場
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仲介=配給、施工=製作、というわけだ。
本作の主要スタッフは、監督がロブ・ミンコフ(「ライオン・キング」「スチュアート・リトル」)、製作はディズニーの名プロデューサー、ドン・ハーン(「美女と野獣」「ライオン・キング」他)。そして特殊効果はリック・ベイカー。
リック・ベイカーといえば、メジャーな作品としては「スター・ウォーズ」がありますが、ホラー映画マニアなら80年代初めの「ハウリング」や「狼男アメリカン」、「ファンハウス惨劇の館」、「ヴィデオドローム」といった作品が思い出されることでしょう。それにホラー映画での特殊メイクだけでなく、「ハリーとヘンダスン一家」ではキャラクター・デザインを、「グレイストーク ターザンの伝説」ではキャラクタ創造まで担当していたりする。
まぁこの映画には著名なスタッフが集まっているわけだ。さすがに大ヒットした「パイレーツ・オブ・カリビアン」にはかなわなかったようですが、果たしてどんな作品になってるんでしょうか。アトラクションのシーンがきっと見られる(どこに登場してくるか)も楽しみのひとつではある。あと3ヶ月も先だけど。
なお、今現在の本国でのディズニー実写映画といえば感動のホッケー・ドラマ”MIRACLE”(2月6日公開)で、個人的にはこちらにもかなり興味がありますな。
ここ数年、毎年1本は昔の名作が劇場で公開されるのでファンとしては嬉しいところ。
やはりメインは今現在も「サウンド・オブ・ミュージック」が公開されている”テアトル東京クラシックス”か。「ベン・ハー」、「ウエストサイド物語」など毎年年末年始にかけて名作を上映している。ほとんどがニュープリント、そしてリマスターバージョンでの上映になるなどの手が加えられている。
また、昨年は「ローマの休日」も公開されるなどファンにとってはとても歓迎したい状況になってますな。我々のようなリアルタイムでの劇場鑑賞経験がないファンにとってはこれらの作品が映画館で観られるのは何者にも代え難い。当然、テレビで放映されるたびに毎回観た。ビデオ・レンタルが始まればすぐさま借りて観た。そしてDVDが発売されるとなれば予約して発売まで待機して発売日に購入した。そして準備万端整えて映像特典含めて一気に観る!(笑)。 もう何回も観てるのにやっぱり観たくなる。名作とはそんなもんだ。それが劇場公開となればもう最高の喜びだ。
そして今年、一番のお楽しみは”THE GREAT ESCAPE”「大脱走」だ。そう、劇場で観られるのだ。まだ詳細はComing Soon...となっているが、公式サイトはここだ! 上映劇場は東京・銀座の東劇だ。(現在はエクステンデッド・バージョンの「ロード・オブ・ザ・リング」を上映中) 上映開始は3月6日(土)。
もちろんDVDを持っているわけであるが、やはり行くでしょう、映画館。えぇ、行きますとも。
もう当然何回も観てるんですが、小学生の時にテレビで観てワクワクしたあの記憶が毎度毎度甦りますですよ。スティーブ・マックィーン、かっちょいいー。あれでバイク乗りたくなりました(笑)。
当然マックィーン出演作品はほぼ網羅する形で作品は観てます。(但し、もちろんテレビ・サイズ) 「荒野の七人」「ブリット」「ゲッタウェイ」「華麗なる賭け」「パピヨン」「栄光のル・マン」「砲艦サンパブロ」「ハンター」、もうそれぞれ思い出がありますが、やっぱりいいですね、「大脱走」は。
ということで、今一番楽しみな劇場公開映画は「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」よりも実はこれだったりして。ううー、楽しみだー! はたして観に行けるのか? えぇ、もちろん行きますよ、仕事休んででもいや仕事片づけてお休みの日にちゃんと観に行くですよ(笑)
映画は監督によるところが大きい。プロになると脚本のデキで決まることも多い、という見方もある。脚本がよければ誰が演出してもそれなりにいい作品になる、と。
様々な異なるジャンルを好んで演出する監督もいれば得意な分野をどんどんと追求していく監督もいる。しかし、誰もがどうしても撮りたい作品というのがあるんじゃないかと思う。普段は職業としてやっていてもホントに撮りたい作品というのが。
これまで「マイ・レフトフット」「父の祈りを」という作品を世に送り出したジム・シェリダン監督が一番つくりたかったのはこれかも。”家族”をテーマに、家族と共につくりあげたのがこの作品「イン・アメリカ 三つの小さな願いごと」だ。
題名:「イン・アメリカ 三つの小さな願いごと」 原題:"In America"
2003年アイルランド・イギリス合作/フォックス・サーチライト提供
ヘルズ・キッチン製作/上映時間:1時間46分
監督:ジム・シェリダン 製作:ジム・シェリダン,アーサー・ラピン 共同製作:ポール・マイラー
脚本:ジム・シェリダン,ナオミ・シェリダン,カーステン・シェリダン 撮影:デクラン・クイン
美術:マーク・ジェラハティ 編集:ナオミ・ジェラハティ 音楽:ギャヴィン・フライデー,モウリス・シーザアー
出演:サマンサ・モートン,パディ・コンシダイン,ジャイモン・フンスー,サラ・ボルジャー,エマ・ボルジャー,キアラン・クローニン
アイルランドからニューヨークへやってきた一組の家族。それぞれが心に秘めた悲劇を忘れられずにいるこの家族に、同じアパートの謎めいた人物との交流をきっかけに奇跡と再生がもたらされる
この映画、まず注目すべき点は監督よりも脚本を担当した三人。まぁ監督のジム・シェリダンは脚本も兼ねているわけだが、彼の二人の娘、ナオミとカーステンが共同であたっている。彼女たちも二人とも映画監督として活躍している人物だ。この物語は監督とその家族が体験した内容がもとになっている。アイルランドからアメリカへ移住したことがこの物語のベースになっている。
副題になっているとおり、物語は少女の視点から語られることになる。観客は三つの願い事をいつ使うかを気にしながら観ていくことになる。
やはり印象的なのはこの女の子。実際に姉妹であるサラとエマにより演じられるこの二人が非常にいい味をだしていて、生き生きと演じている。アイルランドに住んでいるというこの姉妹。冒頭からとても印象的な演技で、この映画にピッタリ。
そしてもう一人重要な役柄で登場する同じアパートに住むアーティスト、マテオ役のジャイモン・フンスーも印象的だった。これまで「アミスタッド」や「グラディエーター」などに出演していたが、人間のいろいろな側面を表現する必要があるこの難しい役柄に存在感を与えたと思う。
もちろんここで語られるのは家族についてがメインではあるが、描かれるのはそれだけではなく、人種差別、貧困、移民、さらにはエイズといった問題にもふれられており、まさにアメリカがかかえる問題を扱っているといえる。でも、へんに説教じみたところもなくメチャクチャ深刻になってしまわないところは劇中の家族と同様。前向きに生きることでどんなことでも乗り越えられるというメッセージも感じる。
「マイ・レフトフット」、「父の祈りを」といった心に残る作品を送り出しているジム・シェリダン監督、またしても心に残る作品を製作しましたなぁ。
”E.T.”の映画やハロウィーンでの出来事など身近にありそうな話題もとても効果的に扱われていましたね。それに個人的にはグレン・フライとドン・ヘンリーによるイーグルスの楽曲”Desperado”が使われていたのも印象的でした。
劇中で語られる願い事の三つ目、最後は?が気になるのですが、あれでもそれでもなく、というところが非常によかった。ラストにはグッとこみ上げるものがありました。いやぁ、いい映画でしたな。
講談社より1月15日(木)に創刊された雑誌「週刊20世紀シネマ館」。
もう定期購読には懲りている(笑)筆者としては、まず現物で内容を確認してから購読することにしてました。早速本屋さんに行って内容を確認してみたところ.....
とりあえず、創刊第1号の表紙にオードリー・ヘプバーンを持ってくるアタリはもう確信犯(笑)。第1号は毎度おなじみの特別定価での登場だ。やはり始まりが肝心なのだ。1号が期待できなければ今後の売り上げ増も期待できない。
個人的な感想を言うと、それなりの内容にまとまっているかなぁ、という感じ。話題も苦心していろいろと集めてきてるという感じは受けました。しかし。毎号集めたくなるほどのものか、という点については疑問も。
基本的に年1冊ということであるが、もうこれがどうかと。ピックアップした作品が5~6本、その他に数本をもっと小さいスペースで掲載いているのだが、これにはムリがあるでしょう。選択されてる基準もよくわからないし。まぁ1年1冊にまとめることすらできないような年も当然あるわけで、既に複数年がまとめられてる号も決まってたりするが、このような制限はどうなんでしょうかねぇ。まぁこうでもしないと人気のでる号の差が激しくでるからやっぱ売る方にしてみたらダメなんでしょうね。ジャンル毎にしたら売れる号と売れない号がでてきてしまう、きっと。
個人的にはやはりこのテの本には資料性を追求してしまうわけで、購入して残しておく内容であるか、が大きなポイントだ。当然その対価である”本体価格”についても気にするわけであるが、これちょっと高すぎ。毎回第1号くらいの値段であればまだ許せるかな、という感じ。定期購読は絶対にないっすねぇー。毎号内容を見て気に入れば買うという感じでしょうか。まぁあの内容であの値段、ということが続くのであれば購入することもないかもしれませんが。
とりあえず映画が好きになって以前の作品について情報が欲しいという人にとってはいいのかもしれません。画像もけっこうふんだんに盛り込まれてますしね。
というわけで、予想通りの状態であった、というシリーズでした。今のところ...
最近サスペンスものに面白い作品が多い、と勝手に思っている。
映画界もやっぱり”流行り”ってのがあって、各製作会社が競って同系統の作品を製作することもある。例えば「ポセイドン・アドベンチャー」、「エアポート」シリーズなどのパニックもの。例えば「エクソシスト」、「オーメン」といったオカルトもの。まぁ今はそこまでの流行りってわけではないけど。
上映最終日・最終回をみたんですが、けっこう賑わってちょっとビックリ。もうガラガラなのを予想してたのに。
おおっと。このサイトは(日付ついてますが)日記サイトではありませんので今日観たってことではないです。日記サイトにするつもりはサラサラないので、書いた日=体験した日なんてことは決まってないです。(そのへんは誤解なきよう、よろしく。)
先日観た「アイデンティティ」もそうだったが、サスペンスものに今まで無縁だった監督が組んだ作品ということで興味のあった作品だ。スリラー演出というのは決まりきった法則と、如何に新しい手法を観客にアピールできるかが重要なポイントだと考えている。脚本による部分も大きいし、監督の演出も見所だ。
楽しみながら観ながらも、ある部分から...そして、ラスト... まぁいろいろ感じるわけだが(笑)。
題名:「コール」 原題:"Trapped"
2002年アメリカ映画/
ギャガ・ヒューマックス共同配給/上映時間:1時間46分
監督:ルイス・マンドーキ 製作:ミミ・ポーク・ギトリン,ルイス・マンドーキ
製作総指揮:マーク・キャントン,ニール・キャントン,ハンノ・ヒュース,リック・ヘス
脚本:グレッグ・アイルズ 音楽:ジョン・オットマン
撮影:フレデリック・エルムズ,ASC ピョートル・ソボチンスキー
出演:ダコタ・ファニング,シャーリーズ・セロン,ケヴィン・ベーコン,スチュアート・タウンゼント,
コートニー・ラブ,プルイット・テイラー・ヴィンス
完璧な計画で挑んだ誘拐犯の3人組が標的にした裕福な家庭。誘拐から身代金受け渡しまでを24時間で完了させ、その間30分ごとに連絡をとりあう誘拐犯に対し被害者家族はどう対応するのだろうか。そしてこの誘拐の結末は?
自らの原作「24時間」を脚本化したのはグレッグ・アイルズ。戦争冒険もの、サイコキラーもの、人種差別問題など様々なテーマの作品を発表する作家の映画化作品だ。
まず、このストーリー展開が非常に映画向きというかぴったりとはまってますね。とてもよく錬られたストーリー展開と各登場人物の妙がこの作品の面白さを醸し出している。
登場人物は6人。医者の家族3人と誘拐犯3人組。それぞれの3名が地理的に離れた3カ所に別れて物語が展開し最後に一緒になるとき、それがクライマックスだ。そしてこの3組が男女の組み合わせになっており、それぞれが体験する24時間が物語の柱になって展開していく。
携帯電話や各種情報機器をつかった現代的な連絡手段、特長あるキャラクターの描写、感情をうまくついた手口など、ううむと唸る面白い設定だ。まぁ、完璧な計画が少しずつ崩れていく課程やその真相が次第に明らかになっていくであろうことはまぁ当然予想して観るわけなんですが、終盤近くまでにかけてはとても面白く観ました。
とても面白い展開だったんですが、筆者が残念に思うところは2点。(敢えて明確な記述はさけますが)
ひとつは、物語が大きく転換していく箇所(コートニー・ラブ演じる女性誘拐犯が・・・・)というところで、個人的にはえぇちょっとそれだけじゃ弱いんじゃないのぉ、と感じてしまいました。もっと強い何かが欲しかった。
そしてもうひとつはラスト。
ラストはどうなるのか、というのはこのテの作品にとってはとても重要で、やはりラストの処理にはちょっとというかかなり不満が残ったなぁ。もちろん製作陣はどんな終わらせ方をするか考えているはずで様々な検討のうえであのラストになったと思うんですが、ちょっと物足りなかったなぁ。やはりずっと6人が絡み合って展開してきたわけであって、ラストもそれぞれの主張をもっと明確に、わかりやすく描いた方が...、と思ってしまった。
ただ、監督のルイス・マンドーキは今までも男女間のドラマをうまく扱ってきただけに、今回も人物描写にはうまさを感じることができましたが。
そして、特によかったのは誘拐犯ケヴィン・ベーコン。もうまさに彼のためにあるような役だ。まぁ役者としては決まりきったはまり役ができちゃうというのは役者としての幅を狭めることになるわけで、決して歓迎すべきことではないんでしょうが、思わず納得。もうこの役を前提にして彼のために設定されているようなキャラクターだ。
演技がスゴイ!(「アイ・アム・サム」で有名)と騒がれているダコタ・ファニングちゃんも筆者にはそれほど強烈には印象に残らなかったですけどね。まぁみんないい演技をしていたということで。(ってそれでごまかすか(笑))
メチャクチャ大がかりなものはないにしても上記2点を除いてはとても面白く鑑賞できた作品でしたな。
基本的に「4本/月」が理想の映画鑑賞ペース、の筆者。
でもさすがに22時以降の帰宅だと上映してる劇場はかなり限られる(っつーか普通はもう終わりかけてる)わけですが.... 観たいのが無くて映画観ないというのはほとんどないような状況で、よくそんなに観る映画ありますねぇなんて言われることもありますが、えぇ、行きますよ映画館。
忘れないようにするため(?)、これから観る・観たい映画を書き記しておくことにしてみるシリーズ、2004年第1弾。果たしてこの内の何本を観ることができるのであろうか。ううむ。
まずは絶対観に行く映画。っつーかもう前売券購入済みとなっている作品。
(1)「サウンド・オブ・ミュージック」
1月10日よりいよいよ公開。劇場は東京・銀座テアトルシネマ。製作40周年記念、ニュープリント、デジタルリマスター・ヴァージョンでの上映だ。DVD持ってても好きな映画が映画館で上映されればもちろん観に行くのは映画好きの基本。
若いジュリー・アンドリュースが大スクリーンに甦る! 必見。週末時間あるかなぁ...もちろん毎日仕事、だけど...(汗)
(2)「ブラザー・ベア」
もう何回もこのサイトでは書いてるので詳細は避けます、のクマが主人公のアニメ。でも公開3月なんだけど....(汗)
前は観る映画必ず前売券買って半券残してたんだけど、今は前売券買うより安く(¥1,000で)映画観てるのですっかり事前購入しなくなりました。まぁ学生時代は800円で3本だて、とか観まくってましたけど。
で、ここからはとりあえず順不同で挙げておくことにする。(って単に公開順に並べるのが面倒なだけだろ、って話もある。) ということで、気が付いたものから書いておこう。
(3)「イン・アメリカ 三つの小さな願い事」
ジム・シェリダン監督最新作。
彼の実の娘達と一緒に書いた脚本ということで、実体験に基づいたリアルな物語が展開されるはず。様々な問題を抱えるアメリカの姿が、シェリダン監督の丁寧な描写で観られるハズだ。もう公開中。
(4)「コール」
もうとっくに公開中(汗)。
誘拐にまつわるドラマが別々の場所で同時進行し互いに関連しあって展開するストーリーの処理に興味アリ。恋愛映画中心だったルイス・マンドーキ監督のスリラー演出もちょっと楽しみ。すっかりこのテの役がハマってきたケビン・ベーコン、「フット・ルース」の若者も成長したなぁ....
(5)「ラブストーリー」
「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督作。
韓国映画って日本映画とはちょっと違う。日本人みたいに控えめな感覚と違い、基本的に感情表現を抑えないどうどうと表に出す文化があるのですが、こんな感じの恋愛物語はもう得意中の得意。苦手な人にはもうベタベタな展開とバカにされるものの、ハマる人はハマる、それが韓国映画。たぶん泣ける、と思われ.....
(6)「ミスティック・リバー」
クリント・イーストウッドが監督に専念して描く悲劇の物語。
原作は2001年のベスト・ミステリーであるデニス・ルヘイン氏の同名小説。前評判の高さもあるし、主役3人の演技合戦も楽しみ。以前はショーン・ペンって嫌いな俳優だったけど最近はそうでもなくなってたりして。主役出演陣の活躍も見物。ちょっと楽しみ。
(7)「ニューオーリンズ・トライアル」
毎回映画化される作品(計6本)はついつい観てしまう、この映画の原作者はあのジョン・グリシャム。
本作は「陪審評決」の映画化だ。今回も豪華キャスト。ジーン・ハックマンにダスティン・ホフマン、それに最近作で好演を見せているジョン・キューザック。紅一点はレイチェル・ワイズ。「ハムナプトラ」シリーズの印象が強い彼女ですが謎の女をどう演じるか。
「コレクター」や「サウンド・オブ・サイレンス」のゲイリー・フレダー監督が法廷サスペンスをどう演出するか。良質の作品をおくりだすアーノン・ミルチャンの製作。どんな展開を語るか興味アリ。
(8)「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
これについてもこのサイトではいろいろ書いてるので省略。
実は正月持病再発で寝たきり生活の時、「二つの塔」DVD映像特典(7時間超)をやっとのことで完全制覇。また1部から見直してからいくぜぇい!
(9)「マスター・アンド・コマンダー」
ミラマックス製作の話題作。
筆者の場合、興味は主演のラッセル・クロウではなく、監督のピーター・ウィアー。まぁまぁ好き。ゴールデン・グローブ賞のノミネートは3部門のみということでそれほど評価されてるわけでもないのかなぁ。まぁこれはものすごくというわけではなく、なんとなく観てみたい、ってな感じ。
(10)「ホーンテッド・マンション」
いやぁ、なんつーか。
とりあえずディズニー作品ですからねぇ。1000人目のゴーストになってきますよ。きっと今後このサイトでも書くことがある、と思われるのでここでは敢えて書かずにサラッと終わらせてみる(笑)。
(11)「キル・ビルvol.2 ザ・ラブ・ストーリー」
きっと第1弾より興行成績悪くなると予想する(笑)、タランティーノの「キル・ビル」第2弾。というか後編。
賛否両論ですが、筆者はとりあえずあのバカバカしさを楽しんでいるほう。かも。物語は完結していないわけで、デヴィッド・キャラダイン(=ビルさん)&ダリル・ハンナ姉さん活躍の巻。裏話含めてその作品世界を存分に楽しむべし。普段映画観てもパンフレットは買わないって人もこれだけは買った方がいいよ、いろいろ書いてあるから(笑)。
(12)「トロイ」
ウルフガング・ペーターゼン監督最新作。
ひさびさのブラピ主演だけでなく、豪華出演陣の顔ぶれがまたすげぇ。映画館で予告観ましたが、けっこう重量感のあるかなり見応えありそうな映像。ちょっと期待。「グラディエーター」が好きな人ならきっと楽しめる? かも。スペクタクル史劇(「ベン・ハー」とか「十戒」みたいな)が好きなら期待の一本。
(13)「エイリアン/ディレクターズ・カット」
”2”のジェームズ・キャメロン作も悪くはなかったですが、やっぱりこれは”1”でしょう。
う~ん、やっぱリドリー・スコットっすよ。複数あるエンディング・シーンだけでなく、なにかと話題の本作。やっと劇場公開だ。H・R・ギーガーを一躍(というかそれまで以上に)有名にした衝撃作のデジタル・リマスターでの復活。もちろん前回は劇場でみていない筆者。必ず観に行きます、えぇ。
まだ続くのかよ...(汗) ここから先はもうかなり個人的趣味爆発状態(笑)
(14)「ドーン オブ・ザ デッド」
来たぁー! ジョージ・A・ロメロだぁー、の本作?
まぁロメロの監督というわけではないのだが、タイトルもいかにも!でファンにはたまらん(笑) まだガキんちょのころに観た「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の衝撃再びか? ゾンビが嫌いなあなたは観ちゃだめよ。ということで、当然筆者も同居人を留守番させて一人だけで観に行きたい、と思っている所存でございます。
(15)「テキサス・チェーンソー」
ホラー好きにはおなじみのこのタイトル。
製作はあのマイケル・ベイ(「アルマゲドン」「パール・ハーバー」「バッド・ボーイズ」のカントク)だ。 監督はマーカス・ニスペル。ミュージック・ビデオ出身の監督というのは短時間のなかにインパクトのある映像と音楽を組み合わせる手腕に長けていることから、映画監督としてもけっこう面白い画面作りをすることを期待できるのが常。
トビー・フーパー版(「悪魔のいけにえ」)との違いをどう出して楽しませるか、うひー、めちゃ楽しみ。
(16)「シュレック2」
公開は11月20日。まだだいぶ先だよ。
jpドメインの公式サイトあるものの中身はまだスッカスカ。今後の展開に期待。っつーか、ファンはこっちをチェックするけど。まぁドリームワークスも一時期の勢いがなくなりつつありますから、ここらで復活とかもくろんでいることでしょう。
ということで、2004年第1弾はこのへんで。次はいつやるか不明。まぁ観た映画はかならずこのサイトに残すつもり。じゃまた。
日本でも大ヒット! のディズニー/ピクサー映画「ファインディング・ニモ」。
やっぱヒットすると話題もいろいろ豊富ですな。なんかもうどこもかしこも便乗してるみたいな。1月7日にちょろっとネットに接続しててもいろんな話題が。
もうすでに話題になってるネタであり、まぁ当然という至極当たり前の話題で大変恐縮してしまうんですが、一応。
っつーことで、 「もう迷惑?」、「また盗作?」、「来年だめ?」、の3本。
<クマノミ>「ニモ」減少 乱獲に危機感(琉球新報)
映画のヒットに伴い捕獲される頻度が凄いんだとか。
先日ポストした映画の感想にもちょろっと書きましたが、あの映画のテーマは”共生”と感じた筆者。それは何も海の中だけの話でなくて、関係を破壊する人間も含めてのことを言いたかったのですが、こんなニュースがでてくるなんて、やっぱだめだよなぁ。
実は鑑賞した劇場でも水族館のCMが本編前に流れたりしてましたが、個人的にはちょっと違和感アリ、でした。もちろんその水族館が不当なことをやってるとかそういう意味じゃなくて。だけどそれはあまりにも映画と関連するトコだけしかアピールしてない内容だったので???、というのがその理由。
大ヒットも魚たちにとっては迷惑な話だ。
「ファインディング・ニモ」に盗作疑惑?(eiga.com)
これは昨年暮れに話題になりましたが。
やはりヒットしたりその業界で大きな影響力をもつ集団は標的になりやすいのは仕方のないところですが。考えたのはこっちが先だとか発表したのはこっちが先だなんてのが主張にやはりでてきますね。
でもいくらアニメとはいえ製作するのにはかなりの期間がかかるもの。3~4年なんてもうふつうにかかりますからね。それに個人が発表した漫画とかならいざ知らず、劇場公開作となればそりゃぁもうかなりの数のスタッフが関与するわけだし、もちろん彼らはその業界のプロ。まるまるマネして作品つくるなんてのは非常に考えにくい。
多くのスタッフが意見を出し合い創り上げていくものであり、ポッとでたようなアイデアや他国の絵本を参考にした原案を製作に関係している数十人いやそれ以上の人が全く同じ事を考えて製作してるなんてとてもとても信じられない。
もちろん訴えている詳細を筆者は知らないので意見する資格はナシなのかもしれませんが、どう考えても被害妄想強すぎなんではないでしょうか。
それと、この記事リンク中にピクサーという文字列が全く出てこないってのはどういうことよ。それともインパクトがあるほうの会社名をただ単に使ってるだけ? うぅ納得できねぇ。(まぁまぁそう怒らずに(笑)。)
もひとつeiga.comから
03年の全米年間トップ10作品が発表!(eiga.com)
昨年はブエナビスタ(というかディズニー)の映画部門は本当によい成績を収めることができました。ヒット作10本の内上位2本(1位「ファインディング・ニモ」、2位「パイレーツ・オブ・カリビアン」)をそれぞれが優秀な成績をあげることができたのだ。いやぁよかった、よかった。
ただし、安心している場合ではない。それは同時にこの好調を維持するのは非常に、っつーかもうかなりの割合で、というかいや絶対にムリだということを意味している。
まぁピクサー作品のクオリティの高さは毎度のことではありますが、昨年の映画のヒットはたまたまタイミングがよかっただけ、ということでしょう。ここ数年のソニーの映画部門と同様な事態はもう十分に起こりうるわけで。こういう時期だからこそ本来のあるべき姿を見直すべきでしょう。
ただ、もうそのへんの事情は痛いくらいくらいわかってるハズなんですがねぇ...どうなることやら。
映画界でヒット作を連発する屈指のプロデューサー&ディレクター・コンビ、ジェリー・ブラッカイマー製作&マイケル・ベイ監督の最新作。
ここまで「バッド・ボーイズ」「ザ・ロック」「アルマゲドン」「パール・ハーバー」といった作品を発表し、巨大バジェットをつぎ込んで凝った映像を創り上げるこのコンビの最新作は初タッグ作品の続編。全米では2003年7月18日に公開され興行成績初登場1位を記録した作品。
前作ではマーティン・ローレンスのほうが若干格上でウィル・スミスは抜擢されたような感じだったもののその後「インデペンデンス・デイ」「メン・イン・ブラック」出演ですっかり売れっ子になってしまいましたな。8年ぶりの続編、どんな作品になってるんでしょうか...
題名:「バッド・ボーイズ2バッド」 原題:"Bad Boys II"
2003年アメリカ映画/コロンビア映画作品
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント配給/上映時間:2時間25分
監督:マイケル・ベイ 製作:ジェリー・ブラッカイマー
脚本:ロン・シェルトン,ジェリー・スタール 音楽:トレバー・ラビン
出演:マーティン・ローレンス,ウィル・スミス,ガブリエル・ユニオン,ジョー・パントリアーノ
ジョルディ・モリャ
マイアミ警察の麻薬密売捜査係コンビ、マーカスとマイクが連邦麻薬捜査局員でマーカスの妹シドが追う麻薬事件に巻き込まれ、国家を無視する巨大なプロジェクトで組織に立ち向かう。
ジェリー・ブラッカイマーとマイケル・ベイという二人の名前である程度想像できてしまうこの作品。前作はまだマイケル・ベイ監督もデビュー作だったし、主演二人(特にウィル・スミス)は今のようなスター俳優ではなかったため、本作は規模も大きくなり派手な作品になることは容易に想像できファンにとっては期待もしてしまう作品であるはず。
とりあえず片っ端からなんでも破壊することがこの映画の特長。クルマだけでなく豪邸までもぶっ飛ばす展開。高級車を惜しげもなく利用してのカー・チェイス・シーンは特に時間と手間がかけられたと思われる贅沢なシーンになってますね。このへんの臨場感は(監督の趣向も多々含まれていると思いますが)編集を担当しているマーク・ゴールドブラッド氏の手腕も存分に発揮されてると思います。彼のアクション編集の素晴らしさは数々の作品で実証済み。
しかし。カー・チェイスではすべてが新しい試みというわけでは無く、そこがなんとも...
崖から家屋をぶち壊して駆け下りるシークエンスはジャッキー・チェンの作品でとっくに登場済みだし、ハイウェイ走行中に遺体が追っ手に飛んでくるアイデアもチャーリー・シーン主演の映画「ザ・チェイス」という作品でスクリーンに登場済み。
続編ということでよりスケール・アップした設定が必要だったんでしょうが、まぁラストもホントかよ?な展開でなんとも..... まぁそんなこと考えないでスカッと楽しむのがこのテの映画の楽しみ方なんでしょうな。
っつーわけで、CG多用しないアクション・シーンと主役二人のやりとり、それにノリのいい音楽を楽しむ映画。細かいことはあれこれ言わない!のが礼儀? おなじみの懲りまくったカメラ・アングルと映像処理、型破りな展開が楽しめればそれで良し、なんでしょう。
このコンビ、どうなんでしょうか。もう”3”はないだろうなぁ...と思いますが(笑)。
既に公開されている国では大ヒットしている「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」。
日本では公式サイトで12月26日に公開日決定との告知がありましたが、通常の作品それも話題作ということを考えるとなんとも遅い決定ですなぁ。2月14日(土)が公開日ということですが、最近すっかり恒例になりつつある先行上映については特にふれられていませんね。
その代わり、スペシャル・エクステンデッド・エディションの上映があり、DVDが発売されたときにはDVDのみと言われたこのバージョンもやはり劇場公開されるようですね。で、このスペシャル・エクステンデッド・エディション、よくあるタダのディレクターズ・カット版とはちょっと違う。
劇場公開においては上映時間という制約があって、これは製作者の意図に反して製作会社が強制的にカットを強いる場合も多数あります。監督が本来の作品にできなかったことがもとでよくディレクターズ・カット版というのが登場します。最近はビデオ/DVD等の別メディアで販売されることが既定路線となっているため、それ用に用意されることも多数。
それに今は後にDVDを発売することが前提となっていて最初からDVD用のコンテンツも一緒に制作してしまうのが普通。公開前のプロモーション用がメインであったメイキングも立派なコンテンツの一部だ。
そして、この「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズも敢えて劇場公開版とDVD版を別にそれぞれ発表することを前提にして製作されています。これは監督ピーター・ジャクソンの意向によるもの。
劇場公開版ではカットされたシーンが長いバージョンには入っているわけだが、より作品世界を理解する上ではいいのかもしれないが、作品としてみたときには果たして最適か?という疑問もある。長いバージョンのほうがいいとは決して言えないのである。短いバージョンを観ているからこそ長いバージョンの面白さが理解できる部分も大きいでしょう。
で、この編集という作業が非常に難しいもので、鑑賞者に与える印象もこの編集によるところが大きい。敢えてカットしたほうが作品としてリズムがでる場合もあるし、いろいろ盛り込んでしまうと散漫な印象を与えかねないし。正直な話、個人的には「ロード・オブ・ザ・リング」第1部も前半は説明過多な印象を受けなくもなかったですが。まぁ第1部ということで各キャラクターの背景や説明に時間を使ったのだと思うけど。
そして、この「王の帰還」はいよいよ最後ということで、今まではクライマックスへの説明段階だったわけだ。そういう意味で、DVDで発売され期間限定で劇場公開されるこの「スペシャル・エクステンデッド・エディション」はぜひ観ておきたいものだと思います。劇場公開版以上に各キャラクターの説明が詳細になされ各シークエンスの理解が深まることは確かだ。もちろん全く意味のないシーンがこの「スペシャル・エクステンデッド・エディション」に含まれることはないってわけで。
ただ、さすがにDVDは値段がちょっとするし「えぇか~買うのぉ?」な方もおられるでしょうが、第1部は既に開始済みで「二つの塔」が2003年12月25日からはレンタル専用版も登場してるようですし公開される劇場が近くにあれば鑑賞しておくことをオススメしたいですな。たぶん興味の無い人には苦痛以外の何者でもないので通常版第1部を観て面白く感じなかったらやめといたほうがいいと思いますが。(笑)
個人的には第1部・第2部ともスペシャル・エクステンデッド・エディションDVDを所有していますが、やはり映画は大きなスクリーンで観るものですので劇場に行きたいと思っています。その上映時間から1日の上映回数が限られるんでしっかりと予定たてないとイカンですな、期間も限定だし。
"Sharkbait, oo-ha-ha!"
というわけで(?)、観てきました、「ファインディング・ニモ」。
なんか世間が騒いでると観る気がどんどん失せていく筆者ですが、まぁピクサー社の作品ですしね。観ておく必要はあるわけで。というか毎回楽しみにしてますし。興行成績ももちろん気になるわけだ。(と発言する筆者はピクサー社株主。いや、マジで)
本編上映前には「ホーンテッド・マンション」「ブラザー・ベア」「Mr.インクレディブル」の予告上映あり。この他DisneyBBやらディズニー関連の予告ばっかでファン以外には苦痛以外の何者ではないな、という感じで始まった本編ですが、今回もやっぱり面白い作品でした。
題名:「ファインディング・ニモ」 原題:"Finding Nemo"
2003年アメリカ映画/ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ提供
ピクサー・アニメーション・スタジオ・フィルム/上映時間:1時間41分
監督:アンドリュー・スタントン 共同監督:リー・アンクリッチ
製作:グラハム・ウォルターズ 製作総指揮:ジョン・ラセター 原案:アンドリュー・スタントン
脚本:アンドリュー・スタントン,ボブ・ピーターソン,デイヴィッド・レイノルズ
音楽:トーマス・ニューマン
出演:アルバート・ブルックス,エレン・デジェネレス,アレクサンダー・グールド,ウィレム・デフォー
ジェフリー・ラッシュ,バリー・ハンフリーズ
人間にさらわれた息子”ニモ”を探す旅にでる父親”マーリン”。オーストラリアを舞台に、物忘れの激しい”ドリー”とともに様々な試練を乗り越えはたして救出することができるか?
全米で大ヒットということが明らかになってからの日本公開。お正月映画では親子向け作品としてはトップの成績を納めるであろうこの作品。ピクサーの作品はその3DCGのすばらしさはもちろん、ストーリーがしっかりとしているのが特長。アニメというとやはり子供向けというイメージが強いと思いますが(って宮崎監督作品で最近はそうでもないか)、大人でも十分楽しめる内容となっているものが多いですね。
画像の面からいうと今回も素晴らしいですね。水中をCGで描くのは非常に難しいことが知られていますが、光の向きや陰影だったり細かなゴミや微生物なども雰囲気たっぷりに描いているところはさすが。技術的にはもうかなりの水準にきてるのが実感できますね。まぁそのかわり人の表現はやっぱりまだまだ難しさを感じるのも確かですが。
そして、今回は創造されたキャラクターではなく実際に生息する魚がモチーフ。ということで魚の表情をどう表現するか?であったり、その動作自体に自ずから制約があったりということで、今までとはちょっと違った苦労があったかと思いますが、さすがにうまく映像化されてましたね。
それと、親子の愛情がテーマかと(一般的には)思われますが、個人的にはそれとともに”共生”がテーマかと感じました。マーリンが暮らす海中でも様々な種類の生物が暮らしており、またニモがとらわれている水槽の中(タンク・ギャング)にも独自の世界がある。そしてその調和を崩すのが常に人間であるというところがなんとも皮肉。この作品のヒットが元で世界の熱帯魚が激減!というニュースもありましたが、これまたなんというか....魚たちには迷惑なハナシだ。
「モンスターズ・インク」に”ニモ”が登場していたのと同様に今回も次回作の主人公が劇中に。次回作=「Mr.インクレディブル」もしっかりと作品中に! でも歯医者のオフィスなんて言われないとわからないよなぁ...まぁ、ファンでなければそんなこと気にもしないんでしょうけど...(汗)
それと、DVDについて(もちろんリージョン1)の感想もここで一緒に。なかなか面白い内容ですな。まぁピクサーの作品は毎回楽しいコンテンツが含まれていますが。特典映像中にもみんなが楽しんで製作していることがよく伝わってきますね。
1枚目にはメイキング映像もあるんですが、それ以上に興味深いのはコメンタリー映像。アンドリュー・スタントン氏、リー・アンクリッチ氏、ボブ・ピーターソン氏の3名により本編の進行と共に製作裏話だったり作品に関する様々な話題が語られています。これ見るとますますこの作品が楽しくなることは確実。
水槽の魚たちの敵である少女ダーラ、水槽のなかの置物のモデルは?といったネタ(モデルとなった本人が登場!)や、削除されたシーンについてもけっこう含まれています。(時間が本編より30分程度長いのはこのため) ちょっと不自然に感じられたシーンもやっぱりちゃんと製作されようとしていたシーンがあることが判明しちょっと安心。(笑)
そして、本編最後にクレジットされたGlenn McQeen氏についての映像が含まれているのもスタッフの愛情が感じられます。劇場では何気なく過ぎていってしまうところですが、仲間を大切にするピクサーの基本姿勢が感じられる非常に心温まるシーン。感動。
日本版はそのうち(今年の夏)発売されますが、はたしてこのR1版をどこまで収録してくれるんでしょうか。最近はだいぶ内容もマシになった日本版。「ファインディング・ニモ」もこれと同じ内容で果たして販売されるんでしょうか....
来年3月13日公開のディズニー映画「ブラザー・ベア」ですが、まだお正月映画で賑わう中、着々と公開に向けてプロモーションがスタートいています。
既に一部公開予定劇場で特典付き前売券の発売が開始されていますが、実は購入してもまだ特典はもらえません。(公式サイトにも記述あり) 特典準備してから発売しろよ、という意見もあるかもしれませんが、これは果たして”無くなる前に買わなきゃ!”っていう購入意欲をかきたてる「戦略」なのか、はたまた単なる準備ミスという「大ボケ」なのか。
最近の宣伝のやり方としてはじめはなんか面白そうだ(=楽しそう)という面を強調しつつ公開が近くなると実は感動するお話なんですよ、といった方法が目につきます。今回は主要登場人物(クマ)の「コーダ」と「キナイ」の関係についていきなり触れているという内容。
初回チラシということで、制作陣についてはほとんど触れられていない。音楽がフィル・コリンズであることしか記述はなく、当然監督や声の出演については記述されていない。音楽がフィル・コリンズであることから既存作品の取り上げについては「ターザン」になるのかと思いきや、引っ張りだされた作品は「ライオン・キング」だった。まぁDVD発売もあったし。
右画像の右下が特典の引換券。今回の特典は「クリーナー付き携帯ストラップ」。交換の期間は2004年1月20日~3月31日まで。清涼飲料水のオマケとしてこんなストラップはよくついてましたね。
それから、日本語吹き替え版のオープニング・テーマ曲は演歌歌手によるとサンスポに掲載されています。本編はティナ・ターナーが担当しているとのことで、その歌唱力に匹敵する歌手が人選の決め手とか。ううむ。どうなのだろうか。
それに、このテの話題で毎回気になること。それは”みんなディズニー好き”。
筆者はこの演歌歌手がどれほどのディズニー通か存じ上げませんが、こういう会見で必ずといっていいほど出てくるフレーズが「小さい頃からファン」とか「ディズニー映画はよく観る」とか「ディズニーランドは大好きでよく行きます」いう内容。ホントか? で、だいたいが一般的に知られてる作品名だったり、一般的に使われている評価の言葉。ホントか? それにディズニーで知ってるのはアニメとテーマパークだけで、どんな会社かわかってるか、かなりアヤシイ。でもすごいファンのような発言。ホントか?
まぁ、そんなに目くじらたてることもない(笑)ですが、先日も似たような話題があったかなぁ、毎回毎回同じような発言だよなぁ、なんて思ってる次第。宣伝するのに「いやぁディズニーはそれほど好きじゃないし、映画もほとんど観てないんですよね、ディズニーランドも混んでて行っても楽しめないし」って、たとえそれが事実でも言えないって。(笑)
この週末も連日仕事で休みナシ(泣)。さすがに今日は19時近くに帰れましたがいや、帰りましたが。
家のこと何一つやってない筆者ですが(汗)、たまに早く帰ってきて何するのかと思いきや、映画観に行ってるし。(大汗) というわけで、観てきました、「ラストサムライ」。
トム・クルーズの最新作、そして日本が舞台の作品であり日本人俳優も多数出演していることで知られる本作。監督がエドワード・ズウィックということで、ちょっと期待してました。エドワード・ズウィックといえばデンゼル・ワシントンがアカデミー賞受賞した「グローリー」や、「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」、「戦火の勇気」、「マーシャル・ロー」といった作品を演出しており、十分な時代考証やリアリズムを追求した作風で知られる監督だ。日本に興味があることは知っていたとはいえさすがに”侍”について映画つくるということはちょっと想像しませんでしたな。
日本人キャスト・スタッフも多数参加し「あぁ勘違い」な作品にはならないだろうとの予想を抱きつつ、映画館に向かったのであった。
題名:「ラストサムライ」 原題:"THE LAST SAMURAI"
2003年アメリカ映画/ワーナー・ブラザーズ映画配給
上映時間:2時間34分
監督・製作・脚本:エドワード・ズウィック,製作・脚本:マーシャル・ハースコビッツ
製作:トム・クルーズ,ポーラ・ワグナー,スコット・クルーフ,トム・エンゲルマン
製作総指揮:テッド・フィールド,リック・ソロモン,チャールズ・マルベヒル,ビンセント・ウォード
脚本・原案:ジョン・ローガン 撮影:ジョン・トールASC,音楽:ハンス・ジマー
出演:トム・クルーズ,ティモシー・スポール,ビリー・コノリー,トニー・ゴールドウィン,
渡辺謙,真田広之,小雪,中村七之助,原田真人
近代化にむけて進む日本にアメリカ南北戦争の英雄であるオールグレン大尉が軍隊の教官として雇われるが、侍の生き方を貫く武将、勝元盛次と出会いそのサムライ・スピリットに惹かれてゆく...
やっぱり気になる日本の文化の描写にはまぁ合格点を与えることができますね。微妙な点もないことはないですが、まぁ許容範囲。農村の風景も違和感なし。まぁ「ロード・オブ・ザ・リング」のどこかに収まってる風景か?とか余計なことを考えたりしちゃいましたが。(笑)(注:ニュージーランド・ロケが行われてる)
そして、トム・クルーズはさておき(ってプロデューサー&主演の彼に対して失礼な話だが(汗))、やはり光っているのはケン・ワタナベ。評判通りの好演でしたな。サムライ最後の長として君臨する勝元の威厳とサムライ魂を見事に体現していました。まさに適役。アカデミー助演男優賞もささやかれていますが、まぁ納得の演技でした。
西洋人にも「サムライ」というのはおなじみの言葉ですが、それはやはり「七人の侍」があるわけで、監督のエドワード・ズウィックも非常に影響を受けていると発言しています。西洋人が描写する日本は我々日本人が観るとけっこうキツイものがあるのが常なんですが、やはり監督のコダワリがいい意味で発揮されてますね。
合戦のシーンも迫力満点。モブ・シーンの扱いも適度な見せ方で、音響効果もあいまって迫力のあるシーンに仕上がってました。撮影のジョン・トールも「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」「ブレイブハート」でアカデミー賞受賞しているだけあってさすが。ぜひDVD特典とかでメイキング画像見てみたい。
”やっぱトム・クルーズって不死身なの?”とかいう予想は当然始まる前からしてるんですが(笑)、まぁそれは最後まで観るとどうなるかわかります。近代化に向かう(=明治維新の)日本が舞台となっておりツッコミどころはないことはないですけどね。重要な人物が登場しますし。それに、日本人をかなり意識したシークエンスもありましたし。
2時間34分という大作ながらその長さは感ぜずに見終わりました。日頃の疲れがたまりにたまっていて、内容によっては休息時間?になりかねない状況だったんですが、どうやら大丈夫だったようです。
っつーか、こんなエントリー書いてないで明日からの仕事のために早く寝たほうがいいんじゃねぇの、という話もある。(笑) げ。もうこんな時間。
昨日書くつもりのネタが挫折して今日に。
しかし今日も終電でやっと帰宅。終電に滑り込んだ時に感じたのは「うわぁー、間に合ったぁー」という安堵感、というよりも「こりゃぁM・ジョンソンの400m・43.18秒のワールド・レコードもいただきだなぁ、まいったなこりゃ」という満足感。(←完全に妄想 (笑))
冗談はさておき、昨日夜ですがロイターで大手映画会社が合併か?というニュースが掲載されました。これは非常に興味のあるところです。
タイム・ワーナーとMGM、それぞれがユニークな歴史と特長をもった映画制作会社だ。(タイム・ワーナーの映画部門はワーナー・ブラザーズ)この業界は今までも合併、買収などが数年おきに実施されている激しく主導権が移り変わる業界だ。現在の大手映画制作会社で唯一、創業時から合併・買収にあっていないのは米ウォルト・ディズニー社だけだ。
ここで、それぞれの今までの動向について振り返っておこう。
衝撃的なニュースとして取り上げられたのは2000年1月10日。この日、インターネットサービス最大手として有名な企業AOL(アメリカ・オンライン)とメディア業界の大手タイム・ワーナーの合併が報じられたのだ。AOLは当時好調で、「対等な合併」というタテマエながら実質はAOLによるタイム・ワーナーの買収に近かった。新会社となるAOL・タイム・ワーナーの会長にはAOLのスティーブ・ケース会長、CEOにタイム・ワーナーの会長であるジェラルド・レビンが就任した。売上高をみるとタイム・ワーナーのほうが5倍くらい上なのに実際はAOLが買収したのに近い。従来のメディアとネットという最先端の企業が一緒になったというのが興味深い。
タイム・ワーナーは、1989年に映画で有名なワーナー・ブラザーズを傘下にもつワーナー・コミュニケーションズをメディア大手であるタイムが買収したことにより誕生した。さらに1995年にはCNNで有名なTBS(ターナー・ブロードキャスティング・システムズ)を買収し映画・出版にさらに放送業界をも持つことになる。ちなみに1995年といえばウォルト・ディズニー社がABCを買収した年と同じだ。
ただし、AOLの業績悪化から、2003年10月16日より社名からAOLを外すことになる。さらに11月終盤には音楽部門ワーナー・ミュージックがビベンディ・ユニバーサルへ売却かなんてのも話題になる。非常にめまぐるしく変動がおきている。
一方MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)は数々の名作をもつ歴史ある映画制作会社だ。ライオンがガオォーと吠える印象的な映像は観たことある人は多いはずだ。1994年のウォルト・ディズニー社乗っ取り騒ぎの時に魅力的なライブラリー目当てに買収に乗り出すも失敗し、のちにディズニー社に有利な条件でその資産をテーマパーク(フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド内の「ディズニー・MGM・スタジオ」)に提供することになる。大株主であるカーク・カコーリアン氏とディズニー社のやりとりは面白いものがある。かつては”メジャー”と呼ばれる制作会社であったのに。
なお、ハリウッドのメジャーというと一般的には”ワーナー・ブラザーズ”、”パラマウント・ピクチャーズ”、”20世紀フォックス”、”ユニバーサル・スタジオズ”、”ソニー・ピクチャーズエンターテインメント”、”ウォルト・ディズニー”の6社だ。そして、ウォルト・ディズニー以外はそれぞれタイム・ワーナー、バイアコム、ニューズ、ビベンディ、ソニーが親会社になっている。ちょっと整理をしてみると、
○タイム・ワーナー
1923年ワーナー・ブラザーズ設立、1966年セブン・アーツがワーナー・ブラザーズ買収、1989年タイムがワーナー・コミュニケーションズと合併、2000年AOLとタイム・ワーナーが合併
○ユニバーサル
1912年ユニバーサル・ピクチャーズ設立、1962年MCAがユニバーサル買収、1990年松下電器産業がMCA買収、1995年松下電器産業がシーグラムにMCA売却、2000年ビベンディとシーグラムが合併
○パラマウント
1912年パラマウント・ピクチャーズ設立、1966年ガルフ・アンド・ウエスタンがパラマウント・ピクチャーズ買収、1993年バイアコムがパラマウント・コミュニケーションズ買収
○ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント
1924年コロンビア・ピクチャーズ設立、1982年コカ・コーラがコロンビア・ピクチャーズ買収、ソニーがコロンビア・ピクチャーズ買収
といった具合だ。
記事にもあるとおり、以前はタイム・ワーナーによりMGMが買収されるか?と言われた時期がありましたが、いよいよ現実のものとなるんでしょうか。各社は非常に魅力的なコンテンツを持っており、頻繁に行われる買収はこのコンテンツ資産を目当てにされることも多々ある。また、最近はあらゆるメディアが一体となって統合して事業を展開していくことが一般的になっている。
これらのことから、様々な企業の思惑や力関係が面白いドラマを生み出すこともある。ディズニー社が直面している(かもしれない?)分裂があるかもしれないし、思わぬところから合併話が持ち上がることがあるかもしれない。っつーことで、今後もこの業界要チェックでいきたいですな。