June 08, 2008

Angels、2008ドラフト1位指名は高校生右腕

 開幕から2ヶ月強のMLBですが、早くも今年のドラフトシーズンです。
各球団の首脳部が集ってやっていた頃から改まり、昨年からTV局の中継が入るなどしてすこしイベント的色合いが濃くなったMLBドラフトですが、今年も数日かけて将来のスターを見据えて各球団が指名競争を繰り広げています。

 ドラフトはその趣旨にそって、前年の成績下位球団から指名権をもつのがフツウながら、FAやトレードに付随してドラフト指名権なども権利として譲渡することが可能であり、なかなか複雑になっています。FAで実績のある選手をかき集める球団なんかはドラフト指名では下位にならざるをえません。有名なところではオークランド・アスレチックスが実績残した選手を手放し、その見返りに若手選手とドラフト上位指名権を得てどんどん若手選手を獲得しているチームですが、成績下位チームが有望な選手を指名できることに関連し権利も譲渡できることから複雑になっています。

 我がエンゼルスの1位指名は全体の74位でしたが、注目の1位指名は高校生右腕タイラー・チャトウッドでした。MLBではドラフト指名した有望株でもほとんどがマイナーリーグで2~3年修行してやっっとあがってくるのがふつう。日本では即1軍とかありますが、MLBではそうそうすぐにメジャーなんてありえません。それだけ下位組織がしっかりしているということと、メジャー枠はそんなに簡単には獲得できないということでもあります。
 エンゼルスは上位では1・2位指名が右腕、3位・5位が中堅手、4位指名が左腕というトップ5指名。内野手は9位指名までさきにいかないとあがってきません。今でも外野手が飽和状態で贅沢な布陣になってますが、今年もドラフトも投手と外野手が上位をしめました。

 今季活躍しているケイシー・コッチマンや、素晴らしいデビューを飾ったジェレッド・ウィーバーなど、上位指名選手は順調にいけば2年後にメジャーで活躍する姿を見られますから、いまから楽しみです。いや、まだ契約していないからまずは契約してからですけど、正確には。
 エンゼルスはマイナー組織もしっかりとしており指導も行き届いていることで知られています。今のエンゼルス野球であるひとつでも先の塁を狙う姿勢というのはメジャーになってからではなくマイナー時代からしっかりと指導されているので、メジャーでもチーム戦略にすぐになじむ基盤ができています。

 ファンとしての楽しみは今のメジャー枠選手だけでなく、若手を早いウチから見つけて育つこともけっこう楽しいです。過去にも豪速球のボビー・ジェンクス(残念ながらシカゴ・ホワイトソックスに移籍した)、豪打のブランドン・ウッド、切れのよい球を投げるニック・アデンハートなどなど、注目していた選手がメジャーにあがってくるのはとてもウレシイものです。
 さて、2008年のドラフトで指名された選手は将来のエンゼルスを背負って立つ逸材となるのか。まだシーズンまっただ中ですが、今後のドラフト若手選手の動向も注目、です。楽しみ。

Events: 2008 Draft(The Official Site of Major League Baseball)
Draft: 2008 DraftTracker Angels (The Official Site of Major League Baseball)

Posted by HIK : June 8, 2008 11:59 PM