カテゴリーは厳密には適切ではないのかもしれませんが、まぁ一緒になったことだし...
もろもろの事情により仕事できない状況になり結局これを利用して六本木にでかけてみる。その前に映画"Cars"を鑑賞しておいたのは言うまでもない。
東京・六本木の森アーツセンターギャラリーでは2006年7月1日から8月27日の開催となっている「ピクサー展~『トイ・ストーリー』から最新作『カーズ』まで~」。
会場のギャラリーは52階にあるスペースでひろびろとした空間を利用してゆったりと展示が配置されています。キャラクターのデザインやモックアップなどを中心に特別制作の動画や立体ゾーエトロープなどなど、ファンにはたまらない内容です。
まず圧倒されるのが「アートスケープ」。ピクサーのアーティスト達の手による巨大スクリーンでのこのアートスケープ、複数の作品をパズルのような展開でつぎつぎとみせます。敢えて台数表記を避けますがプロジェクターを複数台つかった堂々たるものです。
多くのコンセプト・アートやスケッチ、ストーリーボードが展示されていますが、個人的に一番印象的だったのは故ジョー・ランフト氏によるストーリーボードとスタッフによる制作過程を表現したもの。"Cars"本編でもジョー・ランフト氏に対して捧げられたDedicatedシーンが強烈に心に残っているわけですが、彼の手によるこの作品はそれをさらに高めるとても素晴らしいものでした。
ジブリ美術館にある展示にインスパイアされて制作されたという「立体ゾーエトロープ」もなかなか楽しいデキでした。思わず「おぉ~」と声がでてしまう、面白いものです。サブタイトルにある長編作品ばかりでなく、個人的には「ルクソーJrからカーズまで」を期待していたんですが、その辺はやはりぬかりなく。短編作品はピクサーにとっても重要な意味をもつ作品だけに、過去の短編に関する展示があったのには安心しました。最近ピクサー作品を観るようになった人にはなじみがないかもしれませんが、ぜひとも短編の世界にもふれてほしいものです。
ピクサー作品を観ていないと面白さは半減でしょうが、すばらしい彼らの作業にふれられる貴重なイベント、ファンならいくべきでしょう。
会場出口には例によってグッズ・ショップが展開していますが、20周年記念のデザインはシンプルながら個人的には満足。ポストカードなどは一通り買い込んでしまいました。着ることはできそうにないTシャツも買ってるし。いやぁ、ルクソー、でしょ、やっぱ。
ということで、行く機会がもてるファンはぜひ。
・ピクサー展 ~『トイ・ストーリー』から最新作『カーズ』まで~(森アーツセンターギャラリー)
ついでに、ですが、ジョー・ランフト氏に関するページも公式サイトにあるため(ファンならすでに承知している内容ではありますが)リンクをはっておきたいと思います。英語ダメな方は日本語ページを。
・Pixar Artist's Corner - Interview with Joe(Official)
・ピクサー|アーティスト紹介 - ジョーへのインタビュー(公式サイト日本語版)