January 24, 2006

Walt Disney Co.の取締役会、Pixarへの買収提案を承認

 昨日も結局終電に間に合わず、ヘロヘロになって帰宅したんですが、世間では某社長逮捕とかスゴイことになってたんですね。ぜんぜん知らんかった(笑)。
 さて、日本ではそっちの逮捕劇で騒然となってるようですが、個人的にはこちらのほうがより興味ありです。Walt Disney Co.の取締役会が、Pixar Animation Studiosの買収提案を承認したというニュース。
 新たな配給契約がまとまらないことからすでに憶測が飛び交いネタともなっていましたが、現地1月23日 に取締役会を開催し、そこでDisney社の買収提案が正式に承認されたとのこと。
 いろんな見方や考え方があるかもしれませんが、今回のこの買収提案というのはD社にとっては負けを認めたと言えると思います。アニメ制作を3DCGに移行する計画がすすみそれなりの体制をもって同じ技術をつかった作品制作環境を整えつつあったことを思えば、不戦敗ともいえるかもしれません。("Chicken Little"という作品はあったが)
 Pixar社がここまで成長できたのはDisneyの力によるところは当然ありますし、それをうまく利用した彼ら自身の巧さもありました。もちろん作品のクオリティは素晴らしいものがあり、もてる力を見事に発揮してきたと言えるでしょう。
 Disney社にとってはこの分野では太刀打ちできないと認めたと判断されてもしょうがないかもしれません。他社に買収されることは当然歓迎できるものではありませんが同業を買収することも同様に手放しに歓迎できるものではありません。

 ただ。
前向きに考えてみれば、従来の配給契約における双方の成功がますます良い方向に進む可能性もあるわけで。ライバルが強ければ強いほど切磋琢磨しますます高いレベルにアップしていくこともよくあることですが、やり方次第では相乗効果も期待できるかもしれません。
 まだ、正式に確定したわけではなくPixar社がどうでるかも今時点では決定していないのでなんともいえませんが、両社のファンでありともに応援している企業だけに、ともによい方向に進めばと思います。

 あと、今回のニュース関連で興味深いのは、Steve Jobs氏がからんでいる(Disney社の取締役就任&最大の株主に)ことでDisneyのアニメやテーマパークにはほとんど関心なさそうな方もこの記事に注目している?という点。記事に対する多くのblogとのつながり等チェックしてみるとそんな状況がすこし伺えて、そっちも個人的には興味深いですね。
 ま、これを機会にDisneyびいきとかにはならないでしょうけど。いや、ならなくて全然いいですが(笑)。

ディズニー、ピクサーに買収提案へ--70億ドル提示、ジョブズは取締役に(CNET Japan)
The Walt Disney Company - Corporate Information(The Walt Disney Company)
Pixar Animation Studios(Official)
 ちなみに、Pixarには日本語公式サイトもあります。URLはこちら
ピクサー・アニメーション・スタジオ(公式サイト)

Posted by HIK : January 24, 2006 11:48 PM