たまにはサイトについてのエントリーも。とはいいつつ知人との会話の延長なんですが。
本エントリーは、このサイトへもたまにチェックしに訪れてくれている女性との会話がネタ。(予告通りネタにしましたが匿名なんで許してね)
彼女は自分のホームページ(実質、対象はブログだ)を持つことに興味があり開設を目論んでいるんですが、その内容についていろいろ考えているとなかなか前に進めない、とのこと。興味のあることに関してはいろいろ調べたりするのが好きでネットもよく利用するようです。自分の趣味に関するサイトを始めたいということなのですが、その内容について、どんな情報の提供の仕方がいいのかお悩みのようです。どうせならいろんな人に見て欲しいけどあまりマニアックな内容だとかえって見に来る人が退いちゃうんじゃないか、とか気にされてます。自分が発信する情報は果たしてみんなの役にたってるのかどうなのか、気になっちゃうようで。
で、お話ししたのは「情報の価値は見る人と時期によって全く異なる」ということ。
ある情報について、どんな書き方をしたとしても100%全ての人を楽しませることは難しいんですね。その情報を見る人によって、そして見るタイミングによって、その情報の価値は如何様にも変わるのです。
ちょっと偏った例でアレなんですが(笑)、例えば「東京ディズニーシーで現在行われている期間限定のショーについて書いてみる」ということを考えます。
キャラクター好きでパークへもよく遊びに行く人に対する情報としては「やっぱミッキー見るならメディテレーニアンハーバー周囲のパレードルートの特定場所じゃなくてリドアイルだよね。ここなら長時間ミッキー見られるし。例によってちょっと早めにリドアイル行って見やすい場所確保だよね。」となります。あるいは、「このショーはパレードとメディテレーニアンハーバーの両方で行われるものだからやっぱ場所はピアッツァ・トポリーノですよ。それにここならショーモードでミニーが停止する場所だしね。」となるかもしれません。
一方、一般的な普通にパーク全体を楽しみたい人に対しては「港の周りだったらパレードルートでぐるっとまわってくるから通路の脇にいれば大丈夫。1時間以上前から場所取りしてる人いますけど混雑具合を見ながらでも大丈夫ですよ。」で十分かもしれません。何時間も前からじっとしてるよりは他の場所を見ていた方が楽しいかもしれない。”ミッキーだけのためにリドアイルで待機”や”混雑するピアッツァ・トポリーノで場所確保”なんてのはどうでもいいことかも。(ま、人によっては「リドアイルって何さ?」、「ピアッツァ・トポリーノって何処よ?」というところから入るわけですが...) どこで見たらどんなふうに見えたで十分でしょう。無理にマニアっぽい書き方する必要ないですしそれが不快に感じることもあるかもしれません。いわゆる”常連の溜まり場”的な会話は一般の人からみるとかなり退くものですから...
それとタイミング。
イベント始まるまで又は開始直後だったら新しい情報というのは貴重なものかもしれません。まだみんな知らないことが素早くアップされてる、というのはそれだけで大きなアドバンテージになりえます。しかし、世間一般に情報が公開され公式サイトや多くのサイトなどで詳細な情報が公開されていればあえて個人サイトで同じコト書く必要はありません。多くの人が認識した後では「何を今更、もうみんな知ってるよ」となり内容によってはその情報の価値が急激に下がることもあるかもしれません。
でもイベント終了後などでは情報量が少なくなっていくわけでそうなると感想だけでなくどんなイベントだったかが細かく書いてあった方が貴重な記録として後々価値がでてくるかもしれません。記憶が時間と共に薄れていくのに対し、記録が明確に残されているのは時間が経つにつれ貴重なものになります。上記例でいけば、東京ディズニーシーのパレード「スタイル!」のパレードで登場する女神アイリス(虹の女神)とダイアナ(月の女神)は「ファンタジア」に登場するといったこと。又は各フロートとキャラクターは、アール・ヌーヴォー(「ファンタジア」)、アール・デコ(「アラジン」)、モダニズム(ミニー)、ロココ(「ピノキオ」)、ジャポニズム(「リトル・マーメイド」)とそれぞれ様式にこだわってるといったこと。
”一刻でも速く伝達する”という意味合いと”記録として残しておく”という意味合いでは記述の仕方や情報の整理の仕方も変わってくるはずです。もちろんその両方が同時に全て記載されればいいのかもしれませんが整理の仕方が悪いとかえって散漫な印象を与えてしまうかもしれません。
はじめから書き方を決めておくことも時に必要なこともあるかもしれませんが、まずはいろんな書き方をしてみることのほうを優先してみればよいのでは。他の人が自サイトを見たとき、自分で見直したとき、他の人のサイトを見たとき、コメントやメールをもらったとき。いろいろな場面で感じ方も違ってくるハズ。そんなことを繰り返していきながら自分ではどんな情報の整理の仕方をするか、どのような記述をするか、次第に変わってくるはずです。様々な関連情報を網羅し圧倒的な情報量で推しまくるもよし、人と変わった切り口や語り口で楽しませるもよし。自分の興味のベクトルも変わってくるかもしれないし「うわぁ、こんなこと書いてたよ、自分」とか後で凹むこともあるかもしれませんが(笑)、まぁそれはそれでその時の記録ですからいい思い出になります。価値観は不変のものではないですから。
情報の整理の仕方も書き方もひとそれぞれいろんなスタイルがあっていいと思うし、共感してくれる人はきっといると思います。このサイトも、コメントくれたりメールくれたりこまめにチェックしてくれている人がいたりするのは途中で投げ出さずに続けてきたからこそだと思います。先ずはあれこれ気にせず、無理をせずいろいろ書いてみましょう。無理してると何処かでそのツケがまわってきて不信感も予想以上に膨れあがるかもしれません。情報の整理の仕方、記述の仕方を工夫する必要はあるかもしれませんが、無理して続けてもそれはそれでツライですから、自然体で自分のペースでやっていけばよいです、きっと。
などと、エラソーなことを人に言いながら実は自らが一番反省してたりして(笑)。
続けていればきっと共感してくれる方がでてくるはず。まずは始めてみましょ。ぜひ。